駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

専修大学の梅雨明けはいつに? 今年こそ箱根駅伝出場へ!

専修大学と言えば過去に箱根駅伝を制したこともある名門校です。その専修大学ですが、近年は苦戦を強いられています。

平成24年の4月にカネボウの監督であった、伊藤国光監督が就任。その年の箱根駅伝予選会では苦戦を強いられ、落選してしまいますが、その後の記録会から専修大学の選手がトラック種目で自己記録連発!チームに勢いが出てきますが、上手く軌道に乗りません。

 

しかし、そんな中でも90回の記念大会で箱根駅伝出場を決めます。このときは記念大会の増枠の恩恵を受けることなく、箱根駅伝予選会通過を見せ、専修大学復活か?と思わせたのですが、そこから再び、上手く流れに乗ることが出来ません。確かに各大学に比べれば、実績のある高校生の入学は少ないかもしれませんが、確実にトラックの記録を伸ばし、タイムだけで言えば予選会を通過しても良いだけの戦力が整ってきています。しかし、そこから足踏みが続いているのが、今の専修大学です。タイムはあるのですが、いかんせん勝負レースで、本来の実力を発揮できないでいるのです。昨年は丸山選手が他大学のエースと戦えるだけの力をつけ、コンスタントに結果を残してきました。学連選抜でも2区を走り、他大学のエース級と互角に戦えることを見せてくれました。学生ハーフでも他大学の主力と渡り合い、今年の4月の記録会で、10000mで28分台を記録して、実力があるところを見せています。今までとは違い、待望の他大学と渡り合えるエースとして成長してきているのです。

 

そして満を持して、今年6月の全日本大学駅伝予選会、エントリ―選手8名の平均タイムは29分20秒28で20チーム中2位。最終組にはエースの丸山選手。今度こそと思われていたのですが、結果は総合13位と苦しい結果になってしまいました。(棄権校がなけれな15位相当と思われる。)

 

現在のチームは、丸山選手の孤軍奮闘状態が続いている状況と言えるでしょう。他にもたくさんのいい選手は揃っています。タイム以上に勝負レースを走ることが出来る濱野選手、勝負レースではまだ結果が出ていませんが10000m28分台の走力を誇る小澤選手、29分一桁で走る渡邊選手など上級生を中心に素材はいるのです。

力さえ出すことが出来れば間違いなく戦えるだけの選手がそろっているのです!

 

丸山選手を中心に上級生に戦力が整っている今年は大きなチャンスの年となります。全日本予選会の敗戦を糧に、チーム一丸となって、見えない何かに打ち勝って、本選出場を決めてもらいたいものです。

 

ちなみに指導されている伊藤国光監督は現役時代、素晴らしい選手でした。

カネボウの監督時代も現マラソンの日本記録保持者、高岡寿成選手も育てています(高岡選手は現在カネボウの監督です。)

 

伊藤国光 現役時代自己記録

5000m

13分29秒86 (1981年)

10000m

27分47秒35 (1980年)

マラソン

2時間07分57秒 (1986年)

 

やはりこの時代の方々は、使っている道具は今より劣っていても、素晴らしい記録を持っている方が多いですね。

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