いよいよ近づく、第48回全日本大学駅伝 今大会で区間新記録は出るのか!?
もうすぐ全日本大学駅伝です!年々、大学駅伝のレベルが上がってきていますが、それでも破られない記録があります。今大会で各区間の区間記録は更新されるのでしょうか?ということで、各区間の区間記録をまとめてみました。
1区(14.6㎞)
区間記録 41分55秒
永田宏一郎(鹿屋体育大学)第32回
ギタウ・ダニエル(日本大学)第39回
鹿屋体育大学で一匹オオカミとして大学駅伝では素晴らしい結果を残していた永田選手の記録がいまだに残っています。ダニエル選手も同タイムで区間記録ホルダーですが、この記録にチャレンジする選手にそろそろ現れてもらいたい。
2区(13.2㎞)
区間記録 37分16秒
エノック・オムワンバ(山梨学院)44回
2区の区間記録はオムワンバ選手。ちなみに日本人最高記録は当時早稲田大学3年生だった大迫選手の37分25秒となっています。区間記録を破るには少し高い壁ですが、破れないタイムではなさそうなので、チャレンジしてもらいたい。
3区(9.5㎞)
区間記録 26分55秒
油布郁人(駒澤大学)44回
昨年、口町選手が区間記録まであと3秒と迫る走りを見せました。条件さえ整えば、今大会で区間記録の更新も配置される選手のレベルによっては可能性があるかもしれません。
4区(14.0㎞)
区間記録 39分24秒
村山謙太(駒澤大学)44回
この区間記録は正直、なかなか破ることは難しいでしょう。歴代2番、3番、4番はいずれも留学生であり、日本人歴代2位の選手とは40秒差が開いています。この記録はある意味不滅の記録と言えるかもしれません。
5区(11.6㎞)
区間記録 33分22秒
横手健(明治大学)46回
この区間記録を持っているのが明治大学でエースクラスであった横手選手ですので、記録を破るには同じく大学エースクラスの選手を持ってこなければ難しいでしょう。昨年、この区間で区間賞を獲得した青山学院大学の下田選手が区間歴代2位の記録で走っていますが、区間記録には24秒届いていません。
6区(12.3㎞)
区間記録 35分30秒
前田悠貴(早稲田大学)44回
前田選手が区間記録を持っていますが、昨年区間賞を取った馬場選手(駒澤大卒)も区間記録に9秒と迫る快走でした。層の厚いチームであれば6区にも強い選手がおけますから、条件が整えば優勝争いを演じるチームから区間記録更新があるかもしれません。
7区(11.9㎞)
区間記録 34分26秒
野口英盛(順天堂大学)33回
この区間の記録が実は一番古い区間記録となっています。区間記録保持者の野口選手は現在、積水化学女子陸上競技部の監督。ちなみに区間歴代2位で走っている高見澤選手(山梨学院大卒)は現在、佐久長聖高校の監督と指導者出世区間です(勝手に名づけました)一番長く区間記録が残っているということはなかなか難しい区間であるということだと言えると思います。
8区(19.7㎞)
区間記録 55分32秒
日本人最高 56分59秒
さすがにモグス選手の記録を越えることが出来るのは留学生だけかと思います…
ちなみにモグス選手がこのままハーフを走りきると仮定すると59分28秒と日本記録よりも40秒速いタイムです。誰が破るんだ?
モグス選手の記録もすごいですが、日本人最高記録を持っている渡辺康幸さんの記録もすごい!そのままハーフを走っていれば、1時間01分02秒と日本歴代8位相当の走りです。この記録も不滅の記録と言えそうですが、もしアンカーで青山学院の一色選手が走るのであれば、果敢にチャレンジしてもらいたい!
以上が全日本大学駅伝の各区間の区間記録です。気象条件やレースの流れなどもあるとは思いますが、今回のレースで一つでも区間記録が更新されるようなハイレベルなレースに期待したいですね!