駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

中央大学が目指しているのは箱根駅伝か?それとも世界か?

箱根駅伝、最多連続出場の伝統が途切れた中央大学は、今年のシーズンは箱根駅伝復活に向けて大事なシーズンとなります。昨年はトラックを中心に記録の向上は見られましたが、果たして箱根路復活となるでしょうか?少し考えてみました。
 

ekidennotora.hatenablog.com

 

距離への対応

 
トラックのタイムは全体的に良くなっており、あとは距離への対応が上手くいくかが課題となりそう。2月に行われた丸亀ハーフマラソンを見ても、まだ距離に弱いイメージです。特に他大学の選手が14分30秒台で最初の5kmを入っているところ、15分くらいのペースで、余裕を持って入っているにも関わらず、タイムがあまり伸びていなかったのが少し気になりました。立川ハーフは予選会とほぼ同じコースとなりますので、仮想予選会として、予選会校が出場してくると思います。中大もそういう位置付けで出場してくるか気になるところです。
 
チームより個を重視
 
現在、主将である舟津選手がアメリカへ行き、米陸上プロチームと合同練習をしているようです。(全米でも屈指のプロチーム)期間は1ヶ月。つまりは1ヶ月間、主将不在となります。舟津選手の将来を考えると、競技者として成長するには素晴らしいプログラムであり、そこで学んだことをチームに還元することが出来れば、チームにとっては大きなプラスになると思います。しかし、中央大学の目標がチームの育成であり、箱根駅伝であるのであれば、まずは主将を中心にチームの土台を作っていったほうが、チームとしての結束力が強くなるような気がします。
昨年度は夏にユタ合宿を組み、舟津選手、田母神選手、冨原選手の3名を中距離中心の合宿に参加させています。
 
2頭追うのは難しい
 
積極的な海外合宿やスピード強化などは、世界を目指す選手にとっては非常に役に立ち、素晴らしいプログラムだと思います。
しかし、残念ながら低迷している今、2頭を追うのは厳しい状況であり、箱根駅伝で優勝を目指すチーム作りと、世界で戦う選手の育成の同時進行は難しいと思います。
実際に同時進行が可能なチームは青学くらいでしょう。東海大は同時進行した結果、駅伝が上手くいかなかった気がします。
まずは、優先順位を箱根か世界かどちらかに絞って強化することが、将来的に箱根も世界も目指せるチームが出来上がるような気がします。
 
藤原監督が呼ばれた意味
 
人事に関してはわかりませんが、箱根駅伝で再び、「優勝を目指すチームにして欲しい」という想いで呼ばれているのであれば、チーム中心の考えで、主将を軸として箱根駅伝で戦うチーム作りが必要だと思います。
「世界で戦える選手育成」という想いで呼ばれているのであれば、個を生かし、海外合宿や海外レースなどに積極的に参加させるのは良いアイディアだと思います。
とにかく呼ばれた意味があると思うので、そこにまずは答えることが大切になってくると思います。
 
以上が私が勝手に考えた中大の現状です。
 
簡単にまとめると
 
スピードはついたが、現状では持久力不足ではないか。
 
チームよりも個を重視している気がする。
 
優先順位は世界か箱根か?
 
箱根駅伝と世界と2頭追うのは非常に難しいのではないか。
 
ということです。
 
私としては、強い中大が箱根路に帰って来ることが第一で、その後にそこから世界狙えるような選手が出てくることが一番かなと思っています。それだけに今は世界を考えず、新たな歴史の第一歩を踏み出すべく、チームとして、箱根駅伝に全力を注いで欲しいなと思っています。
 
偉そうに書いてすいません。