駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

全日本大学駅伝予選を見て感じた疑問など

全日本大学駅伝予選も終わり、関東の大学長距離界はひと段落つきました。今回は予選会を見ていて感じたことを個人的に書いてみました。

①気象条件
 
最近の学生は昔に比べてタイムはあるのですが、暑くなったりすると走れないイメージがあります。そういった意味では、今回の予選会は好条件であり、持ちタイムをある程度持っているスピードランナーにとっては、有利な展開だったかなと思いました。逆に暑さや蒸し暑さの中で泥臭く走るタイプのランナーたちは苦戦したように感じます。
日体大は暑かったらと思ってしまいます。
 
②留学生チーム
 
今年の箱根駅伝シード校に留学生を使っているチームは1チームもありません。今年の全日本予選会通過校も留学生を使っていないチームしか通過していません。
留学生がいるとやはり頼ってしまうのかなと感じました。留学生を連れてきてチームを強くするよりも、育成によって1人でも多くエース級の選手を育てることのほうが重要ですし、それこそが世界と戦うランナーの育成に繋がりそうですがどうでしょうか?
ちなみに全日本出場校で留学生がいるのは山梨学院大学のみ。昨年も最終区での逆転によるシード権獲得でしたから、前半に留学生を使うなどして、全日本大学駅伝の最終区が盛り上がるようにしてもらいたいところ。
 
③チームより個人
 
チームで戦っているはずなのですが、ゴールするときにガッツポーズや手を広げたりする選手が何人もいて少し驚きました。個人レースならわかるのですが、そのあとまだ走る選手が控えているのに自分のレースは終わったという感じが少し見受けられました。ある意味チームを鼓舞するという意味では良いのかもしれませんが、昔ながらの私からすると少しジェネレーションギャップを感じました。逆にに最後は胸を突き出す選手なども何名かおり、1秒を大切にしているんだなと感じました。その1秒で落ちる可能性もあるわけですからね。レースが終了して全ての結果が出るまでは油断せずというのはもう古いのですかね。
 
④ツイッター報告
 
私もツイッターを使っているのですが、走り終わった学生のツイートが早い!通過したチームの選手なら嬉しくて「通過しましたありがとうございます。」的なツイートをするのはわかるのですが、落選して落ち込んだり、泣いたりしている姿を見て残念だったなと思っていたら10分後くらいにツイッターで報告していたりして、「応援ありがとうございました。」みたいな感じなので、礼儀正しいのかもしれませんが、本当悔しかったらツイートできないかなと思ったりしてしまいました。これもジェネレーションギャップかもしれません。
 
大学院生
 
関東インカレや箱根駅伝は大学院生は別扱いなのですが、全日本大学駅伝だけは大学院生も混合で出れるようです。何か不思議な感じがしました。例えば、青山学院や東海大などで、力はあるけど選手層の問題で大学駅伝に出場できなかった選手は、あと一歩で全日本予選を突破できる大学へ大学院生として入学して予選会を走り、本戦も走ることが可能ということです。もっと深く考えると留学生の大学院生が入れば、全日本予選会と全日本大学駅伝だけは走らせることが出来るとういことになります。
 
以上、私が観戦して感じた疑問でした。
個人としての考えなので、賛否両論あるとは思いますが、留学生については高校も含めて考えてもらいたいですね。
ジェネレーションギャップが多かったので年かもしれませんね。