コニカミノルタの神野大地選手もプロ転向!? 日本長距離界はプロ化が進む?
川内選手に続いて、神野選手もプロ転向を表明しましたね。これから実業団からのプロ化が進んで行くのでしょうか?自分なりの考察を書いてみました。
実業団のメリット
安定している
やはり実業団に関して一番言えることは、金銭面の安定でしょう。ほとんどの実業団が競技をあがっても社内に残ることができますので、将来の設計が立てやすいです。たとえ走ることが出来なくなっても社内に残って仕事をしていけばいいわけですから。
まぁ~そこが最大のメリットであり、甘えてしまうという最大のデメリットかもしれませんが。
サポート体制
実業団チームに入ると様々なサポートを受けることが出来るチームがほとんどです。すべての企業ではないかもしれませんが、治療費やランニングシューズ等(金額や個数の制限はあり)はすべて企業が負担。合宿などの遠征費も企業が負担してくれます。毎月のように合宿が入っている実業団もありますし、海外遠征費なども当然負担してもらえます。(私の知っている限りでは)
実業団のデメリット
チーム優先
チーム優先の為、個人での動きに制限がかかりやすい。しっかりと監督・コーチと相談しながら方針を決めてくチームをありますが、やはりチームとして譲れない部分も当然あると思うので、その辺が少し難しいかと思います。また、監督・コーチと上手く合わないということがあっても、上手く対応していかなくてはなりません。その辺はやっぱりサラリーマンなのかなと思います。
プロのメリット
自由に動ける
やはり自分の考えで動けることにあるでしょう。企業に属するということは、優先順位はどうしてもチームということになります。しかし、プロで個人という話になれば、自分の考えで行動を決めることが出来ます。これはやりたいことが明確に決まっている選手にとっては大きなプラスとなると思います。
プロのデメリット
金銭的援助
上手くスポンサーなどが決まればいいですが、決まらなかった場合は生計を立てていくのに苦労します。いままで当たり前のように行けた合宿に行けなくなり、ランニングシューズや治療費なども考えながらやって行かなくてはならなくなっていきます。
ということで簡単に考えてみたのですが、私だったらプロ転向はしないでしょう。そんな勇気もありませんし、家族を養っていく自信もないし…
安定志向という考えがありますので
しかし、しっかりとした明確な目標がある選手にとって、プロ化は可能性が広がる一つの選択肢であると思います。
川内選手は自分の考えをしっかりと持っており、今までそれを行動に移してきました。そしてさらなる飛躍をするためにプロへの転向を表明しています。
神野選手も、実業団に入ったら「現役生活は太く短く」表明していましたので、プロになることが自分の目標を達成する為に一番必要なことだったのだと思います。
実業団を飛び出してまで自分の目標に向かって行くというのはそうとうな勇気が必要だったと思いますが、目標の実現に向けて頑張ってもらいたいです!
※スポンサーはすぐに付きそう
ただ、プロ化の流れはまだまだ日本には来ないかな….
私のような安定志向の人間が多いうちは