駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

第30回出雲駅伝エントリー発表!輝く期待のルーキーは誰だ!?

出雲駅伝もエントリーが発表となりました。非常に詳しくエントリーメンバーを書いてくださっているブログもあるので、とりあえず、個人的に注目したいルーキーをピックアップしてみました。出雲駅伝は距離も短く、ルーキーに三大駅伝を経験させるにはもってこいの駅伝ですからね。

 

ekidennotora.hatenablog.com

⇓⇓⇓エントリーメンバー⇓⇓⇓

選手紹介|第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走

 

青山学院大学

湯原慶吾(水戸工・茨城)

高校時代から積極果敢に攻める走りには定評あり。青山学院の夏合宿を超えてどう成長しているのかが楽しみ。1年目で青学のメンバーに入るくらいなので、順調に来ているのだろう。大学でもガンガン攻める走りで強い青学の先輩方を突き上げて欲しい。

東洋大学

鈴木宗孝(氷取沢・神奈川)

高校時代は一匹狼で目立った活躍もなかったが、前期の10000mで29分17秒のタイムをマークし、一躍期待のルーキーに浮上!関東インカレにも出場したところを見ると、首脳陣の期待の高さが伺えます。昨年の吉川選手の再来は十分にあり得る。
 

 早稲田大学

中谷雄飛(佐久長聖・長野)

世代ナンバーワンルーキー!前期はなかなか上手く行かず、日本インカレも今ひとつだったが、9月の世田谷記録会で13分台マークして復活!ようやく大学の流れに慣れてきたようだ。高校時代は抜群の安定感と強さを誇っていただけに出雲駅伝でも期待が高まる。将来の早稲田大学エース候補として三大駅伝の一歩を踏み出してもらいたい。

日本体育大学

加藤広之(学法石川・福島)

 

選手層の厚かった学法石川では、全国高校駅伝は残念ながら補欠で出場叶わず。しかし、大学で力をつけて1年生ながらメンバー選出。高校で目立たなかったぶん、大学で成長して学法石川の同期たちに負けない活躍を期待したい。

東海大学

須崎乃亥(大阪桐蔭・大阪)

大学入学後は3000mSCでメキメキと頭角を表すと層の厚い東海大で1年生からメンバー入り。東海大で1年目からメンバーに入るとは、夏に相当いいトレーニングが詰めた証。強い先輩を押しのけて出走があれば面白い!

法政大学

鎌田航生(法政二・神奈川)

付属校期待のルーキー。高校時代は法政二高のエースとしてチームを引っ張り、駅伝でも安定感がある。鎌田選手が順調に伸びてくると全日本、箱根と区間配置にバリエーションが増える。それだけかかる期待は大きいだろう。将来法政を担う選手に!
 
城西大学

山本嵐(佐久長聖・長野)

 

全国高校駅伝のゴールテープを切った姿は記憶に新しい。3000mSCでも高校総体で入賞するなど実績は十分!まだ1年生だが、佐久長聖を優勝に導いた主将としてどんどんチームを引っ張ってもらいたい。

拓殖大学

 

佐藤広夢(中越・新潟)

 

上級生になるにつれて力をつける選手が多い拓殖大学で1年目からメンバー入りするということは地獄の阿蘇合宿で相当練習が積めたという証では!?

高校時代、大きな実績はないが期待が膨らみます。


帝京大学

 

遠藤大地(古川工業・宮城)

 

前期から積極的な走りに定評があったが、9月の世田谷記録会でルーキーながら5000m13分台をマーク!コツコツ積み上げて学年が上がるごとに力を付けてくる帝京大学にしては珍しいランナーだ。それだけに期待は大きい。帝京大の核弾頭となる活躍に期待したい。

中央学院大学

吉田光汰(拓大紅陵・千葉)

 

大学から始めた3000mSCでは3レース目で8分台&関東インカレ入賞という偉業を達成。一躍、名前が売れ始めた。中央学院大学の3000mSCランナーはエースへの序章。中央学院らしい意外性を見せてもらいたい。

 

他にも注目のルーキーはいますが、とりあえず関東の大学で1校1名だけ個人的に注目する選手をピックアップしてみました。

早稲田大学なんてエントリーされている3人とも注目ルーキーですし(笑)

今回、出場しない選手もいるかと思いますが、出雲駅伝を足掛かりに学生駅伝を盛り上げていってもらいたいですね。

箱根駅伝から実業団へ2018 目指せ東京オリンピック!

先日、報知新聞に各大学の進路先一覧が発表されていました。この時期とういうことで未掲載の大学もありますし、掲載されている大学でも主力選手の名前がなかったりと不確定要素は多いですが、現状で実業団ごとにまとめてみました。

 

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旭化成

山本修二(東洋大)28分50秒64

田中龍太(明大) 29分08秒75

 

HONDA

中山顕(中大)28分22秒59

 

トヨタ自動車

畔上和弥(帝京大)28分41秒68

山藤篤志神大)  28分25秒27

 

富士通

塩尻和也(順大)27分47秒87

坂東悠太(法大)28分44秒87

 

DeNA

三上嵩斗(東海大)28分32秒24

湊谷春紀(東海大)28分41秒77

 

コニカミノルタ

伊勢翔吾(駒大)29分21秒04

 

住友電工

永山博基(早大)28分25秒85

坂口裕之(明大)28分35秒47

 

愛知製鋼

小野田勇次(青学大)28分57秒30

 

日清食品グループ

住吉秀昭(国士舘)28分57秒02

 

NTN

多喜端夕貴(国士舘)29分26秒89

 

NTT西日本

ドミニク・ニャイロ(山学大)27分56秒47

パトリック・ワンヴィ(日大)27分49秒96

 

カネボウ

物江雄利(駒大)30分10秒00

 

SUBARU

梶谷瑠哉(青学大) 28分43秒76

水観太(早大)  29分24秒33

 

プレス工業

藤江千紘(国士舘)29分35秒46

 

黒崎播磨

土井大輔(法大)29分06秒65

 

トヨタ紡織

山田滉介(青学大)29分21秒74

 

ヤクルト

堀合大輔(駒大)29分10秒53

 

中央発條

矢嶋謙吾(法大)29分14秒03

 

SGH

竹下凱(帝京大)29分09秒66

湯沢瞬(東海大)29分13秒44

 

平松病院

ワークナーデレセ(拓大)28分14秒49

 

GMOアスリーツ

森田歩希(青学) 28分44秒62

林奎介(青学)  29分05秒97

近藤秀一(東大)29分16秒24

 

小森コーポレーション

馬場祐輔(拓大)28分43秒72

 

JR東日本

片西景(駒大)28分38秒70

 

NDソフト

清水鐘平(山学大)29分35秒98

 

 

ざっと見た感想としては、富士通は今年もスカウト成功しましたね。富士通東京オリンピックのゴールドパートナーのスポンサー契約を結んでいますから、是が非でも自社からオリンピック選手を輩出したいところでしょう。

住友電工も渡辺監督になってから毎年、いい選手が入るようになってきましたね。

旭化成トヨタ自動車、HONDAなど駅伝上位のチームは良い選手が取れている印象です。

 

少し驚いたのが、駅伝撤退のDeNA東海大学の三上選手と湊谷選手が入社することですかね。両角監督に引き続き指導してもらうためなのか、両角監督、西出コーチがともにDeNAのテクニカルダイレクター、テクニカルアドバイザーになっているのでDeNAに送らなくてはならないのか?詳細はわかりませんが、なんとなくこれからも東海大からDeNAに有力選手が行きそうな予感はありますね。

 

シード校でも日体大、城西大、中央学院の情報がありませんし、予選会校もほとんど載っていない感じなので、今後の動向に注目したいです。

箱根駅伝予選会エントリー発表! 予選会を突破するのはどの大学か? 

お久しぶりです。しばらく遠ざかっていましたが、予選会のエントリーが発表となったので、とりあえず個人的な感想です。

今年は記念大会で増枠なのですが、激戦には変わりなし。

 

 エントリー⇓⇓⇓

http://www.kgrr.org/event/2018/kgrr/95hakone-yosenkai/95yosenkai-entry.pdf

 

順天堂大学

 

江口選手のエントリー漏れこそありましたが、現状ではベストメンバーではないでしょうか。大エース塩尻選手を筆頭に野田選手、橋本選手と今年の学生ハーフで上位を占めた選手が脇を固めます。波はありますが、難波選手も上位で走れる選手。中間層は山田選手を中心に安定感がありそうです。

予選会が苦手というところ加味しても通過は堅いかなと思います。

 

駒澤大学

 

物江選手が漏れていますが、エースの片西選手を中心に伊勢選手、下選手、堀合選手と長い距離に対して手堅い4年生。そして今年2区を任され、伸び盛りの山下選手と手堅い選手はきちんとエントリー。個人的には2年生の加藤選手がこの予選会でブレイクするのではないかと感じています。世田谷記録会で13分台を出した小島選手も面白そう。通過は間違いないと思うので、2年生世代がどのような走りを見せるのかが、箱根へ向けての鍵となりそうです。

 

神奈川大学

 

宗選手、安藤選手など安定感のある選手がエントリー漏れしているのは少し心配ですが、エースの山藤選手、越川選手、荻野選手は順当にエントリーこの3人を中心に中間層がしっかりと走れば通過は問題ないか。もともと育成は上手い大学なので、新戦力の台頭にも期待したい。伸び盛りの北崎選手、1年生でエントリーされた川口選手、安田選手にも注目したい。

 

國學院大學

 

浦野選手、土方選手、青木選手の3年生トリオがしっかりとエントリー。浦野選手、土方選手は日本人トップ争いを演じてもらいたい。中間層は上級生を中心に安定感がある。予選会に合わせるのは上手い大学なので問題ないだろう。伸び盛りの臼井選手、1年生で唯一エントリーの藤木選手にも注目したい。

 

中央大学

 

一見、順当に見えるエントリーだが、ロードで安定感のある苗村選手、畝選手がいないのは少し痛いか。しかし、エース中山選手、堀尾選手、舟津選手は健在で、この3人が上位で戦えれば通過はしっかり見えてくる。問題は中間層で国士舘大学の結果を順調と取るべきか否か。(楽にペース走という感じではなかった)ルーキーの三浦選手がどれくらいで走るかも注目したい。

 

大東文化大学

 

中神選手、三ツ星選手のエントリー漏れはありますが、川澄選手、奈良選手を中心に主力の上級生は順調にエントリー。川澄選手は日本人トップ争いが出来る力があり、上級生も安定している選手が多いので、安定感のある戦いが出来そうです。好不調の波が激しいが当たれば強い新井選手、ようやく復活してきた大久保選手などの走りにも注目したい。

 

東京国際大学

 

中間層の選手が結構抜けているような気もするのですが、それは選手層が厚くなったからと考えたい。留学生のタイタス選手、日本人エースの伊藤選手はしっかりとエントリーされているので、この2人を中心に昨年の経験者と新戦力でしっかりと予選会を通過したい。

 

山梨学院大学

 

日本人トップ争いが出来る永戸選手とニャイロ選手の復活が心強い。久保選手も安定感があり頼もしい。ニャイロ選手抜きで戦った全日本大学駅伝予選では、最終組で出場権を逃すもそれまではしっかりと圏内にいました。チーム力が上がっていることを感じさせてくれました。ニャイロ選手が復活して万全の状態で臨めそうです。

 

国士舘大学

 

昨年からの戦力ダウンが少ないのが国士舘の強み。エース住吉選手は日本インカレでも好調さをアピール。予選会上位が伺える。留学生のライトモイ選手も未知数な部分はあるが、ある程度しっかりと走ってくれるだろう。中間層は昨年の経験者や安定した選手が揃うので、昨年よりも良い状態で臨めそうだ。

 

上武大学

 

関選手のエントリー漏れは結構痛いかも。大森選手、太田黒選手など上位で戦える力のある選手は順調にエントリー。中間層も若干エントリーされていない選手がいるのが気になるが、夏を越えて層が厚くなったと思いたい。ただ、前期から予選会を見据えてしっかりと距離を踏んでいるチームなので、夏を越えて大きくチームが成長している可能性が大きい。戦術もしっかりとしているので、今年もしつこい上武大学が見れそうだ。

 

創価大学

 

もっとも稼げるであろう留学生のムイル選手が故障でまさかのエントリー漏れ。これは痛い。ただ、かなり前から走れないことは分かっていたようなので、逆に日本人選手だけで団結してプラスアルファの力が出る可能性はある。細かいエントリー漏れはあるが、主力の選手はしっかりと入っているので、作田選手や米満選手を中心にチーム力で勝負したい。

 

明治大学

 

今年も坂口選手はエントリー漏れ。田中選手、東島選手、竹山選手なども脇を固める選手もエントリー漏れ。ただ、もともと入学している選手層を考えると落ちることはないと思うので、阿部選手、中島選手、前田選手を中心に中間層がしっかりとまとめれば問題ないだろう。ルーキーの鈴木選手もどれくらいで走るかも注目。

本来ならば予選会にまわるような戦力ではないのですが…

 

専修大学

 

ほぼ、万全なエントリーかなと思います。エース長谷川選手を中心にどこまで食らいついて行くことが出来るのか。長谷川監督に代わってから前任の伊藤監督よりも距離走に重点を置いているようなので、長い距離への対応が進んでいると思います。その成果が昨年の予選会の順位だと思うので、今年は通過があるのではないかと思います。

 

麗澤大学

 

絶対的なエースはいませんがチーム力で勝負!ハイペースな展開になると少し厳しいかもしれませんが、我慢比べとなると面白いのではないかと思います。国川選手、吉鶴選手を中心に泥臭いレースを展開して欲しい。暑くなったら可能性は….

 

東京農業大学

 

エース小山選手を中心にどこまで戦うことが出来るのか。正直、読めないです。ただ、東京農業大学の女子監督を務める長田監督が男子監督を兼任しており、女子は関東女子駅伝を優勝するなど勢いに乗っています。男子も夏を越えてチーム力が上がっているのでは?という期待感は大きいです。

 

以上、エントリーを見ての感想です。他にも亜細亜大学日本薬科大学駿河大学など注目すべきチームはありますが、とりあえず上記のチームで争う形になるのではないかなと思います。せっかくの記念大会なのですが、5年前に比べて、強化するチームが増えたので激戦です。上位のチーム以外は油断すれば落ちる可能性があるだけに今年もスリリングな予選会となりそうです。

箱根駅伝予選会の距離変更や標準記録変更 関東学生陸上競技連盟について

http://www.kgrr.org/event/2018/kgrr/95hakone-yosenkai/kyorihenkou.pdf

 

箱根駅伝予選会の距離がハーフマラソンの距離となり、予選会出場大学の標準記録も10000m34分以内のみとなり、5000mの参加標準記録がなくなりました。

それについて賛否があるようですが、その件について、かなり昔ですが、関東学連の会議等に学生として参加していた私の見解を述べたいと思います。

 

※昔なのでシステムが違うかもしれませんが、現役学生の知り合いとかにも聞きながら書きました。

 

【会議について】

 

関東学生競技連盟主催で「代表委員総会」というものが開かれます。そこに関東学生陸上競技連盟に登録している大学が集まり、会議が行われます。

何か物事を決めるときは必ず、会議参加者で多数決を行い、過半数以上で認められます。

※会議に参加できない場合は委任状などを提出します。

 

【今回の決定について】

 

まず、メディアへの発表は遅かったですが、各大学の監督・コーチ陣はかなり前から知っていたと思います。関東学連でおそらく1年~2年前から話し合われて、今回、決定したことだと思うので、決定前から距離がハーフマラソンに変更になるかもしれない。参加標準記録が10000mのみになるかもしれないという情報はあったと思います。

さらに最終的には過半数以上の票が集まっての決定の形なので、「ハーフマラソン案」「標準記録を10000mのみにする案」を覆す意見がなく、過半数の学生が賛成の形を取ったのだと思います。

 

【決定までの流れ】

 

会議に出席していないので憶測になりますが、過去の流れからいうと

「なぜ、ハーフマラソンの距離にするのか?」「なぜ、参加標準記録を10000mのみにするのか」明確な説明をしていると思います。そこから反対意見がある者は反対意見を述べたりしながら、関東学連の幹部の方々が会議をして、新たな意見を出し、再び学生間で話し合いを繰り返し、最終的な多数決となるパターンが多いです。

ちなみに「関東学連の幹部の方々が出した意見なら反対出来ないじゃないか!」と思う方がいらっしゃると思いますが、最終的な決定は学生の代表者が集まる「代表委員総会」の多数決で決まる為、そこを通過しない限り、決定はありません。

 

過去にも様々な意見が飛び交い、過半数の賛同が得られず、決定に至らなかった事案が結構あるようです。その中の一つが箱根駅伝の関東学生連合であり、廃止案があったようですが、過半数が得られず、廃止は免れたようです。(廃止にしない良い意見もたくさんあったのだと思います。憶測ですが)

ですので、今回の件も断固反対して、各代表者の考えを覆すような意見があれば、「20kmのまま」「5000mの標準記録の据え置き」もあったかもしれません。ただそれをひっくり返せるだけの意見もなく、関東学連の説明に納得した学生が多かったからの決定であると言えます。

 

重要事案は「代表委員総会」

 

重要な案件や連絡事項など「代表者委員会」で通達されることが多いです。会議の内容をしっかりと監督・コーチに伝えることが出来なければ、学生は知っているけど監督・コーチが知らないということも普通におこります。

例えば「こういった事案があります。」と学生が伝えれば、監督から「こういう意見を言ってこい」と言われることもあるかもしれません。もし、その事案をきちんと伝えていなければ、監督はどんな事案があったかわからず、その事案が決定すれば、あとから聞く形になってしまいます。

 

以上、私の意見を述べさせていただきました。関東学生陸上競技連盟はあくまで学生中心の母体です。確かに大人が関与していることは否めませが、頑張っている学生たちを暖かく見守って欲しいと思います。

 

昔の話になりますが、学連で働く学生たちは結構、夜遅くまで仕事をしていました。今はどうなっているのか気になりますが、関東の大会が無事に運営されているのは学連の子たちの努力の賜物だと思っています。頑張ってください!

第50回全日本大学駅伝予選 6月30日に8枠決定! どこが通過するのか?

もうすぐ、全日本大学駅伝予選が開催されます。今年は早稲田大学箱根駅伝3位で関東学生陸上競技連盟の推薦枠を獲得したため、8枠という狭き門。

予想ではありませんが、出場チームに対して少しコメントを。

※エースの安定感、調整力、暑さへの対応については完全に主観です。

 

中央大学

エースの安定感◎

調整力△

暑さ×

 

力的には通過してもおかしくない戦力。エース中山の安定感は抜群で、最終組に頼れるエースがいる。舟津選手が1500mをメインに戦っていて、10000mをどれだけ走れるかが少し不安。また、チームとして暑さが少し苦手というイメージ。

 

明治大学

エースの安定感◎

調整力△

暑さ×

 

選手層を考えると落ちる要素はない気がするが、敵は当日の気象条件か。6月の日体大記録会では暑さにやられたのか後半失速する選手が目立った。主力選手との違いはあるだろうが不安要素があるとすればそこだけ。復活に向けてトップ通過を目指してもらいたい。

 

順天堂大学

エースの安定感◎

調整力△

暑さ△

 

絶対的エースの塩尻選手に橋本選手、野田選手の安定感が非常に高い。戦力的には落ちる要素はないはずだが、全日本予選を苦手にしているので、ピーキングが不安材料か。

 

創価大学

エースの安定感◎

調整力〇

暑さ〇

 

通過確実かと思われた年はムイル選手のまさかの途中棄権。昨年はハイペースに出遅れる展開。箱根予選会も全日本予選も暑い時ほどチームとして力を発揮することが出来ているので、今年は上手くハマれば通過の可能性は十分。

 

帝京大学

エースの安定感◎

調整力◎

暑さ◎

 

毎年、全組が取りこぼしなく、安定したレースをするのが特徴。特に今年は畔上選手の安定感が抜群で、最終組も上手く戦えそう。チームとして暑さにも強く、暑くなることが予想される今年の全日本大学駅伝ではトップ通過候補になりそう。

 

拓殖大学

エースの安定感〇

調整力△

暑さ◎

 

拓大と言えば泥臭さが代名詞。トラックのスピードはやや苦手な印象だが、気温が高くなれば通過の可能性は十分ある。最終組にしっかりとエースを置くことが出来るので、それまでの選手の粘りが通過に影響しそう。

 

日本体育大学

エースの安定感△

調整力〇

暑さ◎

 

絶対的なエースはいないが強さがある。昨年は暑さ対策して来ていたようだったが、当日涼しくなり、通過ならず。今年は6月の暑さのある日体大記録会で好走している選手が多く、当日の天気予報を見る限り、日体大に分がありそうだ!

 

城西大学

エースの安定感△

調整力△

暑さ×

 

ハマると強いが、ハマらないと少し不安定な印象。涼しい年の全日本大学駅伝は得意だが、酷暑の予選会では敗退することが多い。気象条件により、大きく変わってきそう。前半の選手たちの粘りが突破への鍵か!

 

國學院大學

エースの安定感◎

調整力◎

暑さ△

 

今年は絶対的なエースもおり、チームも安定感があるので非常に面白い。通過は確実視されるだろうが、トップ通過も充分に狙える!

 

山梨学院大学

エースの安定感◎

調整力〇

暑さ△

 

全日本予選では3回トップ通過を果たすなど、出場した年は確実に成績を残している。しかし、今年は例年に比べて選手層が薄い。最終組で逆転が可能な戦力が残るだけにどれだけ前半の選手が粘れるかが鍵。

 

法政大学

エースの安定感〇

調整力△

暑さ×

 

選手層からして落ちる要素は少なそうだが、暑さが少し苦手な印象。しかし、暑かった関東インカレハーフで大畑選手が各大学のエース級に混ざって入賞するなど、今年は暑さにも強そう。ハマればトップ通過候補になるのでは。

 

国士舘大学

エースの安定感〇

調整力〇

暑さ〇

 

若干、選手層が薄いですが、エースは安定しているので、しっかりと堅実にレースを進めたい。暑い気象条件のほうが、力を発揮できるチームだと思うので、2年前の再来を狙いたい!

 

日本大学

エースの安定感◎

調整力△

暑さ×

 

絶対的なエースはいるが、それまでに逆転できる位置にいることが出来るか。暑さも苦手なイメージなので少し厳しいか。復活してきた加藤選手の走りにも注目したい。

 

大東文化大学

エースの安定感〇

調整力◎

暑さ△

 

なんだかんだで、全日本予選は強い。ピーキングが上手く、川澄選手を中心に上手く通過してきそう。ただ、よく選手が転倒するので要注意。

 

東京農業大学

エースの安定感〇

調整力△

暑さ×

 

今年の小山選手はエースとしてしっかりと安定しています。あとは小山選手までどう繋ぐことが出来るか。選手層は厚いとは言い難いので、しっかりとしたピーキングが求められる。

 

専修大学

エースの安定感〇

調整力△

暑さ×

 

選手層的には少し厳しいか。暑さにもチームとしてあまり強くない印象。エース長谷川選手を活かすことが出来るか。

 

東京国際大学

エースの安定感〇

調整力△

暑さ△

 

戦力や勢いからするとそろそろ全日本予選を通過してもいいはず。エースも安定感があるので、しっかりと繋いでいきたい。

 

筑波大学

エースの安定感△

調整力△

暑さ×

 

選手層の薄さは否めないが、昨年も快走した選手が何名かいたので、今回も一矢報いてもらいたい。

 

亜細亜大学

エースの安定感△

調整力△

暑さ×

 

戦力的に少し厳しいか。箱根予選会に繋がる走りを見せてくれれば。当日、男鹿駅伝にAチーム、Bチームも登録されているが一体….

 

上武大学

エースの安定感△

調整力△

暑さ〇

 

トラック種目にやや勢いがない印象。泥臭いレース展開になれば少しは面白いか。

 

 昨年は雨で非常に涼しく、プレッシャーはあるものの、条件の良い記録会のような雰囲気もあった全日本予選。今年は一転、天気予報通りであれば、かなり暑いコンディションになりそうです。2年前は超スローペースになってしまい、前半からあまり大差がつかず、後半にエースがいたチームがかなり優位になる展開でした。

 

天気予報では最高気温34度予報。さらに天気がずれ込むと36度~37度になるかも。走力以上に強さが要求されるレースとなりそうです。

 

コニカミノルタの神野大地選手もプロ転向!? 日本長距離界はプロ化が進む?

川内選手に続いて、神野選手もプロ転向を表明しましたね。これから実業団からのプロ化が進んで行くのでしょうか?自分なりの考察を書いてみました。

 

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

実業団のメリット

 

安定している

 

やはり実業団に関して一番言えることは、金銭面の安定でしょう。ほとんどの実業団が競技をあがっても社内に残ることができますので、将来の設計が立てやすいです。たとえ走ることが出来なくなっても社内に残って仕事をしていけばいいわけですから。

まぁ~そこが最大のメリットであり、甘えてしまうという最大のデメリットかもしれませんが。

 

サポート体制

 

実業団チームに入ると様々なサポートを受けることが出来るチームがほとんどです。すべての企業ではないかもしれませんが、治療費やランニングシューズ等(金額や個数の制限はあり)はすべて企業が負担。合宿などの遠征費も企業が負担してくれます。毎月のように合宿が入っている実業団もありますし、海外遠征費なども当然負担してもらえます。(私の知っている限りでは)

 

実業団のデメリット

 

チーム優先

 

チーム優先の為、個人での動きに制限がかかりやすい。しっかりと監督・コーチと相談しながら方針を決めてくチームをありますが、やはりチームとして譲れない部分も当然あると思うので、その辺が少し難しいかと思います。また、監督・コーチと上手く合わないということがあっても、上手く対応していかなくてはなりません。その辺はやっぱりサラリーマンなのかなと思います。

 

 プロのメリット

 

自由に動ける

 

やはり自分の考えで動けることにあるでしょう。企業に属するということは、優先順位はどうしてもチームということになります。しかし、プロで個人という話になれば、自分の考えで行動を決めることが出来ます。これはやりたいことが明確に決まっている選手にとっては大きなプラスとなると思います。

 

プロのデメリット

 

金銭的援助

 

上手くスポンサーなどが決まればいいですが、決まらなかった場合は生計を立てていくのに苦労します。いままで当たり前のように行けた合宿に行けなくなり、ランニングシューズや治療費なども考えながらやって行かなくてはならなくなっていきます。

 

ということで簡単に考えてみたのですが、私だったらプロ転向はしないでしょう。そんな勇気もありませんし、家族を養っていく自信もないし…

安定志向という考えがありますので

 

しかし、しっかりとした明確な目標がある選手にとって、プロ化は可能性が広がる一つの選択肢であると思います。

川内選手は自分の考えをしっかりと持っており、今までそれを行動に移してきました。そしてさらなる飛躍をするためにプロへの転向を表明しています。

神野選手も、実業団に入ったら「現役生活は太く短く」表明していましたので、プロになることが自分の目標を達成する為に一番必要なことだったのだと思います。

 

実業団を飛び出してまで自分の目標に向かって行くというのはそうとうな勇気が必要だったと思いますが、目標の実現に向けて頑張ってもらいたいです!

※スポンサーはすぐに付きそう

 

ただ、プロ化の流れはまだまだ日本には来ないかな….

私のような安定志向の人間が多いうちは

日本の陸上長距離界は留学生に支配される? 箱根駅伝、全国高校駅伝も留学生なしでは語れない状況に!? 

色々と留学生について過去、述べさせていただきましたが、今年も新たな留学生たちが高校、大学に入学したようです。 思うところはあるのですが、とりあえず、今までの私の考えを述べた過去記事を載せたいと思います。また、留学生については関東インカレの結果を踏まえて、新しい記事を書いていけたらなと思います。

2部の表彰台は日本人選手は乗れるのかな....

 

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

 

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とりあえず過去記事です。箱根駅伝青山学院大学が制し、全国高校駅伝佐久長聖高校が制しました。日本人しかいないチームが優勝している間は大きな波風は立たないような気がしますが、留学生がいるチームだけが優勝争いに絡む時代が来たり、インカレや全国高校総体の表彰台を毎年、留学生が独占するとなんか盛り上がりに欠けるような気がします。

世界と戦うという名目では必要なのかもしれませんが、まだ教育機関ですからね。逆にもっと海外レースなどを経験させられるシステムを作って、積極的に海外でレース出来る環境を整えるほうがいいのではないかなと感じています。

 

日本で留学生と戦うシステムより、川内選手(埼玉県庁)のように積極的に海外で勝負しに行くことが、一番必要だと感じます。