中央大学 1年生を主将へ!! 箱根優勝へ向けての荒療治?
7月3日に中央大学応援サイトより衝撃的なニュースが届きました。
なんと中央大学の駅伝部主将が4年生の新垣選手から変更!さらに1年生舟津選手が新主将へ!新副主将も同じく1年生の田母神選手へ変更となりました。
各学年で話し合いをした結果、一番意識が高く、臆することなく発言することができる学年ということで、1年生からの選出となったようです。しかし、過去に主将が途中で変わることがあったり、スタートから4年生ではなく3年生が務めたり(近年では日体大が優勝した時が3年生主将の服部選手でした【現HONDA】)はありましたが、途中交代で1年生とは前代未聞の大抜擢と言えるでしょう。
この采配が吉と出るか凶と出るか….
しかし、それだけ監督に就任した藤原監督が、チームを変えなくては今のままではダメになると強く思っているのでしょう。
今、考えると全日本大学駅伝予選会も3組目・4組目の重要な後半2組に1年生を3人入れていることからも、1年生中心のチーム作りを考えていたのかもしれません。
これから夏を迎え、トレーニングを積み、チームは新たな姿に生まれ変わると思います。夏を超えて大きく飛躍する選手も出てくるかもしれません。しかし、1年生は1年生です。箱根駅伝予選会で結果を求めることは酷でしょう。
やはりそこで必要になってくるのは、上級生の力です。話し合いで決めたとは言え、上級生にとって、1年生主将は悔しいはず、これを機に奮起してまずは箱根駅伝予選会で悔しさを爆発させて欲しいと思います。内部事情なので外野がとやかく言う問題ではありませんが、中央大学の陸上競技部に入部してきた想いはみんな一緒のはずです。まずはチームで一つの方向性に向かって頑張ってもらいたいです。
ちなみに過去5年間での1年生が箱根駅伝予選会で100位内に入る人数は平均で12人程度です。しかも、100位以内に1年生が多く入ってくる大学はある程度、偏りがあります。
中大はこの3年間の予選会で1年生で100位以内に入った選手は0です。
監督が変われば指導方針も変わり、練習内容も変わる為、一概には言えませんが10月の箱根駅伝予選会に関しては、長い距離を経験してきた上級生の力が頼りになるのは言うまでもないでしょう。
船津 彰馬(福岡・福岡大学付属大濠)新主将
800m 1分51秒62
1500m 3分48秒10
5000m 14分09秒67
10000m 30分21秒04
田母神 一善(福島・学法石川)新副主将
800m 1分50秒31
1500m 3分47秒63
5000m 14分29秒21
頑張れ中大!!