リオ五輪 男子マラソン代表 直前合宿! 何か意味が?
大会前に初めての試みで、リオ五輪代表の3名が北海道の釧路で初の大会前合宿を行い、練習を公開したそうです。
宗猛マラソン部長が言うには「今まで大会が終わってみないと状態が分からなかった。現状がはっきり見えた」とのことなのですが、何か大会前合宿で現状を知ることに意味があるのでしょうか?
少し疑問に感じてしまいました。
例えば、代表候補が5人いて、定期的に合宿やメディカルチェックなどを行い、最終合宿にて、3名の代表を決めるなら話は分かりますが、もう選考レースも終わり、走る3名は決まっているわけです。
今から3名の選手がやるべきことはいかにリオオリンピックにピークを合わせるかだけなのです。
現状を知って、何か対策を施すのであれば、今からの時期では手遅れですし、別々のチームに所属して結果を残しているわけですから、今さら全体合宿をするよりも、各チームのスタッフに任せたほうがいいと思います。
日本陸連はマラソンのナショナルチームなども立ち上げて見たものの、上手くいっていません。せっかくナショナルチームに選ばれても選手が辞退する始末となっています。
日本陸連がどのような体質なのかはわかりませんが、日本のマラソンを強くするためには、もっと斬新なアイディアを取り入れていく必要性があるのかもしれません。
例えば、青山学院の原監督のような意見とか(笑)
とはいえ、日本のマラソン代表には頑張ってもらいたいです!!
リオは過酷な条件でしょうが、過酷な条件でこそ、日本人の粘り強さが活きてくると思います!
全員が30歳を超え、全員が初めてのオリンピックですが、ベテランランナーらしく経験を活かして、いぶし銀の走りに期待したいですね!
マラソン日本代表メンバー
佐々木悟(旭化成)
ベスト 2時間08分56秒
北島寿典(安川電機)
ベスト 2時間09分12秒
石川末広(ホンダ)
ベスト 2時間09分10秒