オリンピックメダル有力種目!! 競歩ってどんな種目なの?
私自身が高校時代一番の休憩ポイントにしていたのが、競歩が行われている競技時間帯でした。当時は見ていてつまらないし、何が楽しいのかわかりませんでした。しかし、陸上競技で、いま最もメダルに近い種目が競歩なのです!競歩にもともと興味のなかった私でした、がひょんなことから競歩の選手と知り合いになり、色々と話を聞いているうちに非常に過酷な競技であることを知り、興味が湧きました。おそらく世間では一番きついメジャーな陸上競技と言えばフルマラソンを想像すると思いますが、それは実は間違いです!(個人的見解)
おそらくもっとも厳しく過酷な競技は競歩です!
なぜそこまで言い切れるかというと歩形(歩くフォーム)が乱れると失格になる!!
ちなみにルールは下記の通り
※ルール 以下ウィキペディアより引用
①常にどちらかの足が地面に接していること(両方の足が地面から離れると、ロス・オブ・コンタクトという反則をとられる。以前はリフティングという名称だった)。
②前脚は接地の瞬間から地面と垂直になるまで膝を伸ばすこと(曲がるとベント・ニーという反則をとられる)。
③競歩競技には上記2つのような定義が定められており、その定義に違反しているおそれがあると競歩審判員が判断したときに、競技者は注意を受ける。注意と判断したことを審判はイエロー・パドル(ロス・オブ・コンタクトの時は波型の書いてあるものを、ベント・ニーの時はくの字が書いてあるもの)で競技者に知らせる。定義に明らかに違反している場合は赤カードが発行される。ある競技者に対しての赤カードが累積3枚になると、競技者は主任審判員より失格を宣告される
つまりは50km競歩などの種目は歩形が乱れてしまえば49km地点でトップを歩いていても、失格になる恐れがある極めて厳しい競技なのです。より速く美しいフォームで歩かなくては勝てない種目なのです。フルマラソンならばどんなに汚いフォームで走っていても速く走ることさえできればOKであるのに対して競歩は歩形を意識しながらより速く歩かなくてはならない。一瞬の気の緩みが歩形を見出し失格に繋がる競技なのです。
最後の一瞬まで自分自身の状況を把握しながら、冷静に歩かなくてはならないのです。
さらに今年のリオオリンピックの代表はメダルを取る可能性が高いのです。
これを機に競歩に興味を持ってはいかがでしょうか?
オリンピック代表
男子競歩50km
谷井 孝行(自衛隊)
森岡 紘一朗(富士通)
荒井 広宙(自衛隊)
男子競歩20km
高橋 英輝(富士通)
松永 大介(東洋大学)
藤沢 勇(ALSOK)
女子競歩20km
岡田 久美子(24)ビックカメラ
頑張れニッポン!!