オリンピックの歴史 陸上競技で日本はメダルを何個取ったのか?
オリンピックが開幕しました!陸上競技は8月12日からとなりますが、始まる前に日本は過去のオリンピックで、どれだけのメダルを獲得しているのか少し調べてみました。
男子
【フルマラソン】
1936年ベルリン
金メダル 孫基禎
銅メダル 南昇竜
1964年東京
銅メダル 円谷幸吉
1968年メキシコシティ
銀メダル 君原健二
1992年バルセロナ
銀メダル 森下広一
【4×100mリレー】
2008年北京
銅メダル
【棒高跳び】
1932年ロサンゼルス
銀メダル 西田修平
1936年ベルリン
銀メダル 西田修平
銅メダル 大江季雄
【走り幅跳び】
1932年ロサンゼルス
銅メダル 南部忠平
1936年ベルリン
銅メダル 田島直人
【三段跳び】
1928年アムステルダム
金メダル 織田幹雄
1932年ロサンゼルス
金メダル 南部忠平
銅メダル 大島鎌吉
1936年ベルリン
金メダル 田島直人
銀メダル 原田正夫
【ハンマー投げ】
2004年アテネ
金メダル 室伏広治
2012年ロンドン
銅メダル 室伏広治
女子
【800m】
1928年アムステルダム
銀メダル 人見絹枝
【フルマラソン】
1992年バルセロナ
銀メダル 有森裕子
1996年アトランタ
銅メダル 有森裕子
2000年シドニー
金メダル 高橋尚子
2004年アテネ
金メダル 野口みずき
金メダル7個!
銀メダル7個!
銅メダル9個!
以上が、日本がオリンピックに参加してから獲得したメダル数になります。古い記録が多いですが、これだけの方々が世界と戦い、表彰台の上に乗っているのです。特に調べていて興味深かったのが、三段跳びです。なんとオリンピックを違う人物で3連覇しているのです。日本の陸上競技のメダル=マラソンを想像していたので、まさか跳躍種目でこれだけ強い時代があったとは驚きです。(女子に関していえばメダル=マラソンです)
この三段跳びの織田幹雄さんが日本人で最初に金メダルを取った人物で、その栄誉を称える意味で、広島で毎年開催される織田記念陸上が出来たようです。やはり偉大な人物になると名前がつく大会などが出来るのですね。(箱根駅伝の最優秀選手に送られるのも人物名で金栗四三杯です)
こうやって見ると,残念ながら昔に比べ、世界との差が広がってしまった種目が多くあります。しかし、近年、再び戦える状況になってきた種目もあり、日本人選手にもまだまだ可能性はあると思います。
身体能力の差という言葉一つで片づけず、新たな道を模索しながら、様々なアプローチで、多種目で世界と戦える日が来ることを期待したいですね。今年のオリンピックで言えば、競歩が始めてのメダルを取る可能性が高いですね。
4年後は東京でオリンピックが控えていますので、まずはこのリオオリンピックで、日本人の可能性を見てみたいです。