青山学院大学 原監督が提案するマラソン復活案!
青山学院大学の原監督が次回の東京オリンピックではなく、その先の2024年のオリンピックを見据えて強化を進めていくということ提言していましたね。
私個人としては、何としても4年後の東京オリンピックでマラソン復活を望んでいるのですが、確かに言われて見れば4年という期間でやれることは限られているのかもしれません。
以下、原監督の言葉
「ナショナルチームは全く機能せず、12年ロンドン五輪からリオ五輪まで【失われた4年間】になった。卓球や競泳、さらに同じ陸上の400mメートルリレーなどはリオ五輪で確かな手応えをつかみ、20年東京五輪で集大成をという良い流れができた。しかし、マラソンは東京五輪をステップに24年の五輪を目指すしかない。それぐらいの危機感がなければ復活はできません」
とのことです。卓球や水泳、陸上の短距離陣などは、今までまいてきた種が育ち、今まさに成果につながっている段階です。残念ながら陸上長距離界に関していえば、種もまけていなかったということなのだと思います。原監督が言いたいのは今からしっかりと種をまいて4年後に芽をだし、さらに4年後に花を咲かせるくらい根気強く、強化育成プランを打ち出さなければ復活はないということなのだと思います。
確かにここまで衰退してしまったマラソンを復活させるためには、2024年ぐらいを見据えて強化していく必要性もあるのかもしれませね。
また、他にも原監督はこんなことも言っていました。
「大学には若くて可能性のある選手がたくさんいるし、優秀な指導者も多い。微力ながら私も役に立ちたい」
確かに大学には可能性のある選手がたくさんいると思います。実業団選手と対等に戦える選手もたくさんいます。さらに言えばその選手を育てた指導者がいるわけです。そういった未来ある選手、育成力のある指導者としっかりと連携を取っていくことも長期的に見たときに必ず役に立つはずです。大学時代に実績がある選手が実業団に行ったら伸び悩むことも良くありますので、垣根を超えた連携はいい案だと思いました。
その他にも
・代表3人のうち2~3人には前年の夏のレースで選ぶ。
・選考レースにペースメーカーをつけない。
・気象条件を考慮して、復興の意味合いも込めてマラソンは東北で開催。
と色々と提言されていました。多分、表向きの発言であって、原監督のことですからもっと奇抜で大胆なアイディアもあると思います(笑)
今回、オリンピックの結果で日本長距離界は変革の大きな岐路に立たされています。原監督ではありませんが、若い指導者を中心に今までの日本陸連ではしなかったようなアイディアを持った、監督、コーチなどがたくさんいると思います。いまこそ柔軟な対応で様々な意見を取り入れて、新しい日本陸連を作っていくときなのかもしれませんね。
青山学院大学の原監督の発言にはこれからも注目していきたいと思います。
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