原監督推奨! 青トレやったら速くなるのか?青山学院のコアトレ
来週から大学駅伝(特に予選会について)少しずつ書いていきたいなと思っています。
その前に少し箸休め的な記事です(笑)
今では書店に行けばたくさんの『青山学院の原監督』の書籍が並んでいます。特に私が目を引いたのは、「青トレ 青山学院大学のコアトレーニング&ストレッチ」です。「結果が出せる青学メソッドを教えます!」というキャッチコピー!なんか読むだけでも、強くなれそうです。
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では、青トレを実行に移したら本当に速くなるのでしょうか?
結論としては個々の意識の問題が非常に大きなウェイトを占めると思います。なぜかというと、青山学院大学の選手と本を買って実行に移す人間とでは目的意識に大きな差があるからです。
青山学院の部員
「速くなる為には自分たちには青トレが必要だ!」
本を買う人
「青トレやったら速くなる!」
目標を持って、速くなる為に自ら必要性を見出して行う場合は、やはり効果が大きいと思います。後者はやったら速くなる。と思っている時点で効果は薄くなると思います。
思い返して欲しいのは第89回の箱根駅伝。予選会から這い上がってきた日体大が劇的な優勝を遂げました。その時、日体大がやっていた「ベーシックコントロールトレーニング」(BCTトレーニング)が一時、ブームになりました。青トレも流れとしては同じような気がします。
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では、それぞれのトレーニングに意味がないかというとそうではなく、素晴らしいトレーニング内容だと思います。(ちゃんと読みましたし、実践しました)ただ、しつこいようですが、自主性と目的意識が大切です。
日体大は88回大会の箱根駅伝で襷を繋ぐことが出来ないという屈辱を味わっています。その後、再起を誓う日体大が取り入れたのが「BCTトレーニング」です。何かを変えたい日体大の学生は、自らの意思で真剣に取り組んだと思います。その結果が89回大会に表れたと思います。
何が言いたいかというとこれをやったら強くなるというものはなく、自分の目標・目的があって、自らの意思で取り組んで行くことにこそ意味があると思います。
ちなみに一人でやってみた感想としては、見てもらう人がいないと正しい形で、出来ているのかわからないということです。また、形を見てくれる人がいてもその見てくれる人がしっかりとした形を覚えていなけれなば難しいなと思いました。
実際に青トレを中野ジェームス修一さんに、BCTトレーニングを原健介さんに教えてもらえれば、すごく効果はありそうなんですけね。