【日本インカレ】 1500mは早大の斎藤が一年生V 10000mは日大パトリック圧勝!
9月2日から始まった日本インカレですが、1500mではルーキーたちの勢いが止まりませんでした。また、10000mでは気象条件の悪さもあり、留学生の力をまじまじと見せつけられる結果となりました。
以下結果と感想。
現地に行ったわけではないのですが、ユーストリームやユーチューブで拝見させていただきました。便利な世の中です。
【1500m決勝】
※8位入賞者まで
1位 3分50秒01
齋藤雅英(1)・早稲田大
2位 3分50秒70
舟津彰馬(1)・中央大
3位 3分50秒90
林竜之介(4)・東海大
4位 03分51秒94
才記壮人(4)・筑波大
5位 3分52秒25
田母神一喜(1)・中央大
6位 3分52秒31
仲村尚毅(3)・関西学院大
7位 3分52秒46
冨原拓(1)・中央大
8位 3分52秒48
大手敬史(4)・日本体育大
誰がこの優勝を予想したでしょうか?
なんと1500mの優勝は斎藤選手(早稲田大学)でした!最後のラストスパートは強烈で他を寄せ付けませんでしたね。2位に入った舟津選手もあと一歩で優勝でしたが、中大主将として面目躍如の活躍でした。3位の林選手は最初からレースを作り、後半も自らスパート。本来であれば力を溜めてラスト勝負と行きたかったと思いますが、決勝進出者の半分が1年生だったことを考えると4年生らしいレースを見せてくれました。
そして何と言っても中大1年生トリオのトリプル入賞が目に止まりました。とりあえずスピード面に関しては米ユタ合宿の成果があったと見て良いかもしれませんね。
今回の1500mは決勝に残った12名のうち半分の6名が1年生でした。そして8位入賞者のうち優勝を含む4名が1年生です。やはり今年のルーキー達は何かが違うかもしれません。
【10000m決勝】
※10位まで記載
1位 29分00秒51
パトリック(2)・日本大
2位 29分08秒38
ニャイロ(2)・山梨学院大
3位 29分25秒95
武田凜太郎(4)・早稲田大
4位 29分46秒15
ジェフリ(2)・第一工業大
5位 29分46秒41
井戸浩貴(4)・早稲田大
6位 29分48秒67
富安央(3)・日本体育大
7位 29分48秒75
松井将器(M1)・東京工業大
8位 29分58秒37
上田健太(3)・山梨学院大
9位 29分58秒44
平賀喜裕(4)・駿河台大
10位 30分03秒73
柴田拓真(4)・平成国際大
こちらはやはり留学生が強かった。塩尻選手(順天堂大学)が唯一日本人選手の中での対抗馬かと思っていたのですが、エントリーのみで棄権(オリンピック後だから仕方がないかな)それほどペースも速くなかったようなのですが、4000mで先頭集団にいたのは留学生3名と寺西選手(京産大)のみという展開。その後5000m以降、留学生についていける選手はおらず、留学生2名の争い(パトリック選手、ニャイロ選手)となってしまいました。9月初旬のレースということもあってタフさが試されるレースとなりましたが、思った以上にタイム的には伸びませんでしたね。その中でも後半、果敢に前を追っていた武田選手はさすがの走りでした。
また、駿河台大、平成国際大それぞれのエースである平賀選手と柴田選手の箱根駅伝常連校の選手たちと互角に渡り合う走りは、箱根駅伝非常連校の意地を見せてくれましたね。
5000mは現地で観戦できそうなので、ルーキーたちに注目しながら楽しみたいと思います。