【日本インカレ】 5000mで日大ワンツーフィニッシュ! 3000mSCは塩尻貫禄の優勝!
5000mは意外な展開がまっていました!まさかと言ってしまうと失礼なのですが、日大のパトリック選手と石川選手がワンツーフィニッシュ!!パトリック選手の優勝は予想できましたが、まさか2番手に同じチームの石川選手が来るとは予想外でした。3位には青山学院大学の一色選手がさすがに力のあるところを見せて表彰台に滑り込みで入りました。
その他、期待のルーキーたちも大舞台の中でもある程度、自分の力を発揮することが出来ており、やはり今年のルーキーは一味違うというところを見せてくれていたと思います。
【5000m結果】
8位入賞者まで
1位 13分51秒99
パトリック(2)・日本大学
2位 13分53秒86
石川 颯真 (4)・日本大学
3位 13分54秒60
一色 恭志 (4)・青山学院大
4位 13分55秒34
新迫 志希 (1)・早稲田大
5位 13分57秒70
平 和真 (4)・早稲田大
6位 13分58秒16
田村 和希 (3)・青山学院
7位 13分59秒69
關 颯人 (1)・東海大
8位 14分02秒68
鬼塚 翔太 (1)・東海大
入賞は4大学で各2名ずつという偏り
【以下レース経過(簡単に)】
※5000mは見に行きました。
いきなりスタートと同時に中央学院大学のルーキー横川選手が独走!第二グループは日大のパトリック選手がペースを作る展開に。横川選手が2000m過ぎで捉えられると以前パトリック選手が先頭を引っ張る展開。横川選手が離れ、その後、中大の舟津選手が離れるも有力選手で離れるものはあまりおらず、4000m過ぎからスパート合戦へ突入!パトリック選手がスパートをかけ、そのあとを早稲田のルーキー新迫選手が追いかけるもあと一歩届かず。逆にラスト200mから凄まじいスパートをかけた石川選手がパトリック選手を抜くのではないかという勢いで2番目にゴール。同じく200mから強烈なスパートをかけた一色選手が3番目にゴールする展開。最後の直線で力尽きるもルーキー新迫選手は4位入賞。
さすがに夏合宿などを行っていて、疲労が残る中でのレースだったと思います。また、気象条件もあまり良いとは言える状況ではなかったため、勝負に徹するレースとなりました。しかし、5000mぐらいの距離であれば1年生も4年生も力が拮抗している姿を見て、あらためて今年のルーキーは末恐ろしいと感じましたね。
欲を言えば当日の棄権が多く、棄権した者の中には優勝、入賞争いを演じそうな選手が多数いたことが残念でしたね。
続いて3000mSCの結果です。
【3000mSC決勝】
1位 8分38秒27
2位 8分43秒92
石橋安考(4)・東海大
3位 8分44秒06
宮城壱成(4)・東海大
4位 8分46秒39
三上嵩斗(2)・東海大
5位 8分49秒04
矢ノ倉弘(3)・山梨学大
6位 8分54秒18
大木皓太(1)・早稲田大
7位 8分54秒97
野田一輝(1)・順天堂大
8位 8分56秒82
中野光(4)・大東文化大
やっぱり塩尻選手は強かったですね。コンディションは万全ではなかったと思いますが、それでも他を寄せ付けずに優勝してしまうのですから力が違うというほかありませんね。おそらく同じ大学生には在学中に負けることはないでしょう。塩尻選手に続いたのは東海大トリオ2位、3位、4位と入賞してしまうのですからこちらもさすがです。特に三上選手の成長は著しいです。日本インカレは10000mこそ振るいませんでしたが、1500m、5000m、3000mSCと満遍なく入賞と東海大学の選手層の厚さが伺えます。
また、矢ノ倉選手がついに復活!高校時代は3000mSCの実力者として有名でしたが、大学に入ってからはなかなか上手く行っていませんでした。今回の日本インカレで見事に復活を果たしましたので、この勢いに乗って頑張ってもらいたいですね。
その他にも1年生の大木選手、野田選手の頑張りも光りましたね。
日本インカレは終了しましたが、長距離はここからが勝負!
秋の大会がこれから待ち遠しいですね!