今年の箱根出場はフロックではない! 連続出場へ! 東京国際大学
昨年度、強化5年目にして箱根駅伝初出場を決めた東京国際大学。箱根駅伝初出場のチームは大体、箱根駅伝の舞台に圧倒されてしまい、力を出し切れず最下位に沈むことが多いのですが、東京国際大学は総合17位(往路12位、復路18位)と往路ではしっかりと見せ場を作りました。
今年のチームは4年生の照井選手を中心に確実に底上げされています。前期のチーム戦である全日本大学駅伝予選会では、総合11位と出場権こそ獲得することが出来ませんでしたが、9位の国士舘大学とはわずかに14秒。あと一歩で全日本大学駅伝の出場権が獲得できる位置までチームは浮上してきました。今までの全日本予選の成績から考えると東京国際大学というチームが大きな成長を遂げていることが伺えます。
では今年の予選会はどうでしょうか?
【予選会のポイント】
【スタンレイ選手の貯金】
昨年度は全体の3番目で予選会を走破しているスタンレイ選手。前期のレースを見ているとやや不安定なところがたびたび見受けられますが、予選会は毎年しっかりと走っていますので心配はないと思います。
今年は何とか日大のパトリック選手などと競り合いながら、58分30秒くらいを目指したいところ。スタンレイ選手の貯金は予選会突破に欠かせない重要なポイントです。
【急成長の照井選手】
今季は照井明人選手が絶好調で、自己ベストを大きく更新し、大舞台でも抜群の安定感を見せています。今年の東京国際大学の日本人エースに成長しました。
まだ、各大学のエース級と日本人トップ争いとまではいかないとは思いますが、安定した走りが持ち味ですので、60分ぐらいを目標にチームに貯金を作りたいところです。
【中堅クラスの成長は】
昨年度の予選会経験者が多く残っています。全日本大学駅伝予選でも箱根駅伝予選会経験者がしっかりと走っていることから、前期から大きなけが人もなく、やれている証拠だと思います。夏も故障なくしっかりと乗り越えることが出来れば、昨年の経験もありますから今年は更にタイム短縮が出来そうです。
特に箱根駅伝の5区を区間7位で走破した濱登貴也には注目したいところですね。
【新戦力はどうか】
前期から10000mを29分台で走る選手が出てくるなど、例年になく新戦力が充実しています。
牧野光留(小林高出身)は29分46秒。伊藤達彦(浜松商業高出身)は29分48秒で走っており、早くも学内ランキングでトップ10入りを果たしています。この2人の選手が夏を乗り越えて、20kmをしっかりと走れるようになっているかどうかも予選会突破の重要なポイントになってくるかもしれません。
また、その他にも真船恭輔選手(学法石川高)も期待のルーキーですから、夏を超えてメンバー争いに加わって欲しいところです。
以上が私の考える予選会へのポイントです。
箱根駅伝常連校になるためには今年は勝負の年と言えるでしょう!
昨年度の予選会のタイム
(左から順位、タイム、名前、学年)
9位 10:11:41 東京国際大学
3位 59:14 シテキ・スタンレイ(2)
36位1:00:34関竜大(4)
51位1:00:40鈴木大貴(3)
81位1:01:06濱登貴也(2)
107位1:01:23石井辰樹(3)
119位1:01:29 照井明人(3)
135位1:01:44小針旭人(4)
136位1:01:45鈴木聖人(2)
149位1:01:51熊谷光(3)
154位1:01:55福田瑠楓(1)
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