駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

添田イズム浸透! 箱根路への10秒を取り返せ! 国士舘大学

昨年度は箱根駅伝予選会で11位とあと一歩のところで箱根駅伝出場を逃した国士舘大学。その差はたった10秒差で、1人あたりで換算すると1秒でした。

今年は昨年度の悔しさを晴らそうとばかりに前期からチームは流れに乗っています。

 

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まず、チームとしての一番の収穫は全日本大学駅伝予選会を通過出来たことでしょう。最終組で2チームが棄権したために滑り込みで出場枠に入った形ではありましたが、1組目終了時点で断トツの最下位からジワジワと浮上していき、総合11位まで順位を上げていたからこその滑り込み出場権ですから、底力があることは間違いありません。昨年度は後半の失速から箱根駅伝の出場権を逃しましたが、同じ轍は踏まないでしょう。

 

では今年の予選会はどうでしょうか?

 

【予選会のポイント】

 

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【石井、住吉のツインエース】

 

4年生の石井秀昴選手、2年生の住吉秀昭選手の2名がチームを引っ張っています。この2人はスピードがあり、尚且つハーフマラソンでも1時間2分台のタイムを持っており、他大学の主力選手と十分に戦えるだけの力を持っています。力通りの走りが出来れば、チームに十分な貯金を作ることが可能だと思います。欲を言えば日本人トップ争いを演じながら最低でも60分は切ってきたいところです。

 

【中堅クラスの走り】

 

石井選手と住吉選手と頼れるエースが2人いる中で、次に来る選手がそこから少し差が開いてしまうのが国士舘大学の不安要素と言えそうです。

長い距離が得意で1年生の時に箱根駅伝を経験している餅崎選手あたりを中心にしっかりと粘り強い走りをしたいところ。

2年生の藤江千紘選手なども伸びてきており、夏の走り込みで何人の選手が計算できるまで力をつけてくるかは大きなポイントとなりそうです。

 

【ペース配分】

 

昨年度は15km以降の失速が目立ち(ラスト3㎞ぐらい)最後の最後で上武大学に逆転を許してしまいました。添田監督もその辺りはわかっていると思うので、ペース配分には細心の注意を払うでしょう。正直、予選会の場合は、当日の気象条件によって大きく変わりますので、この気象条件の読みが結果に大きく左右されそうです。

暑くなったことを見越してなのか、7月の北海道で開催される士別ハーフマラソンにも出場していたことから、暑さへの対策もしっかりとしていそうです。

 

【新戦力はどうか】

 

新戦力に関しては1年目からメンバー争いに絡みそうな選手は今のところいない印象です。昨年度も高校時代から実績のあった住吉選手しか目立たなかったことからも、今年は無理でも、2年目らか選手が大頭してくるかもしれません。

とはいえ、夏を超えて見ないとどうなっているかわかりませんので、意外な伏兵に期待したいと思います。

 

以上が私の考える通過するためのポイントです。

 

国士舘大学は添田監督が就任されてから明らかに変わりました。今年は全日本大学駅伝の出場も決まり、選手たちは「やれば出来る!」の想いが強くなっていると思います。

国士舘大学が箱根路に復活するか注目の予選会となりそうです!

 

昨年度の予選会のタイム

(左から順位、タイム、名前、学年)

 

11位 10:12:14 国士舘大学

 

22位 1:00:14 201 武藤健太 (4)

65位 1:00:51 210 住吉秀昭 (1)

70位 1:00:54 197 堀合修平 (4)

86位 1:01:09 202 山田健太 (4)

112位 1:01:27 203 石井秀昂 (3)

113位 1:01:27 206 本多将貴 (2)

114位 1:01:28 200 中村大介 (4)

121位 1:01:31 209 八巻雄飛 (2)

122位 1:01:31 199 中村克磨 (4)

133位 1:01:42 205 餅﨑巧実 (3)

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