大根を踊りで箱根路を盛り上げられるか!? 東京農業大学
昨年度は残念ながら、箱根駅伝出場は叶わなかった東京農業大学。今年こそ予選会を突破して、岩瀬監督新体制として、初めての箱根駅伝に出場したいところです。
まず、チームとしてはまさかの出来ことが起きました。将来を有望されていたであろう、滋野選手と原選手の2名ほどが北海道にある道都大へ編入してしまいました。理由はわかりませんが、これは大きな戦力ダウンとなりそうです。(現在の道都大監督は東京農業大学の監督であった前田監督)
また、前期最大のチーム戦と言える全日本大学駅伝予選では、惨敗の16位でした。(棄権校が出なければ18位相当)その全日本予選で何か大きな収穫があったかと言えば、大きな収穫もなく、前期はチームとして、なかなか上手く行かない状況が続きました。
では予選会はどうでしょうか?
【予選会のポイント】
【エース小山の成長】
低迷する東京農業大学を支えているのが2年生の小山選手。5000mを13分台で走り、10000mは29分14秒、ハーフマラソンも1時間3分台と2年生としては、順調な成長を見せています。まだ、他大学のエース級と互角に戦うところまでは行っていませんが、この夏を超えて、もう一回り成長していれば、60分を確実に切るだけの実力はつけてくるはずです。
高校3年生のときに都道府県対抗駅伝で区間新に記録に迫る走りで区間賞を獲得するなど、潜在能力は高いと思うので、順調に成長して、農大不動のエースとして、チームを引っ張っていきたいところです。
【全員が万全で走る】
難しいと思いますが、全員が万全な状況に仕上げてくることが重要です。どこの大学も重要なことなのですが、東農大が予選会突破を目指すには、尚更、重要なポイントとなってくると思います。
以下主力のタイム
※9月24日に日体大記録会は加味せず
小山 直城 2年
10000m 29:14
ハーフ 1:03:54
木山 雄生 4年
10000m 29:30
ハーフ 1:04:31
荒木 瞭一 4年
10000m 29:35
ハーフ 1:04:40
茂木 洋晃 3年
10000m 29:38
ハーフ 1:05:13
折居 卓哉 4年
10000m 29:48
ハーフ 1:03:42
西村 昌悟 4年
10000m 29:54
ハーフ 1:04:23
高橋 悠平 3年
10000m 30:06
ハーフ 1:04:32 0
畠山 泰成 4年
10000m 30:11.48
ハーフ 1:04:08
ハーフマラソンの自己ベストなどを見ていると全員が自分たちの力をしっかりと発揮することが出来れば十分、予選会を突破できる可能性があります。
夏を超えて、チームが一つにまとまっているのであれば非常に面白いです。
【新戦力はどうか】
前期のシーズンをとして新たな新戦力として大頭してきた選手はいませんでしたが、夏を超えて、20kmに対応出来る選手が出てくるかどうかも大きなポイントになるかもしれません。
高田悠太選手(仙台育英高出身)や西野匠哉選手(鳥栖工業高出身)あたりが戦力候補かもしれません。
以上が私の考える予選会突破へのポイントです。
今年の予選会は大激戦が予想されますが、箱根路で伝統の大根踊りを見たいですね!
昨年度の予選会のタイム
(左から順位、タイム、名前、学年)
12位 10:12:57 東京農業大学
7位 59:34 戸田 雅稀(4)
58位 1:00:43 小山 直城(1)
64位 1:00:47 佐野 雅治(4)
95位 1:01:18 原 由幸(2)
128位 1:01:40 遠藤 凌平(4)
129位 1:01:40 大澤 拳(4)
139位 1:01:47 西村 昌悟(3)
143位 1:01:48 木山 雄生(3)
144位 1:01:50 大橋 真弥(4)
146位 1:01:50 滋野 聖也(