兵庫高校駅伝は西脇工業が制覇!! 兵庫を制する者は全国を制す。
以前、こんな記事を書かせていただきました。⇓⇓⇓
全日本大学駅伝をTVと現地で見ながら白熱していたころ、兵庫県の篠山では西脇工業VS須磨学園の熱き戦いが繰り広げられていました。結果はどうだったのでしょうか。
優勝 西脇工業 2時間06分29秒
2区 上村亮太 9分11秒 区間2位
3区 加井虎造 25分05秒 区間3位
4区 三浦拓郎 23分51秒 区間賞
5区 境勇樹 8分32秒 区間賞
6区 大西峻平 14分40秒 区間3位
7区 寺前友喜 15分00秒 区間賞
西脇工業が見事に優勝!!最後の最後まで白熱した戦いでした。5区終了時点では西脇工業優勢かと思ったのですが、6区で須磨学園の猛追で2秒差まで詰められると最後アンカー勝負へ!主将の寺前選手が意地を見せて最後は優勝のゴールテープを切りました。
下馬評では須磨学園有利かと言われていましたが、1区から先手を取り、どんなに詰められても先頭を譲らなかったことが勝利に繋がりました。
2位 須磨学園 2時間06分38秒
1区 岩見秀哉 30分31秒 区間4位
3区 酒井耀史 25分00秒 区間賞
4区 井上大輝 24分05秒 区間2位
5区 坂元祐喜 8分33秒 区間2位
7区 矢野郁人 15分07秒 区間2位
1区の岩見選手が加藤選手に20秒つけられたのが痛かったか。6区の稲田選手が区間新と素晴らしい走りで西脇工業を追い詰めましたが、1区から先手を取ることが出来れば、6区で勝利をものに出来たはず。あと一歩及びませんでした。
3位 報徳学園 2時間07分38秒
1区 今井毅 30分24秒 区間2位
2区 薮田一志 9分11秒 区間2位
3区 遠藤悠紀 25分01秒 区間2位
4区 石森海晴 24分32秒 区間3位
5区 高橋隼人 8分46秒 区間3位
6区 平田圭祐 14分31秒 区間2位
7区 川田信 15分13秒 区間3位
1区の今井選手の好スタートでもしかして…と思わせたのですが、4区で差をつけられてしまい、優勝戦線からは離脱。毎年、駅伝では上がってくるのですが、あと一歩が上の2校と比べて遠い。
上位3校が2時間08分を切り、上位2校に関しては2時間06分台と非常にレベルの高い争いでした。過去、「兵庫を制する者は全国を制する」と言われた県だけありますね!
ちなみに過去、兵庫県が全国大会で優勝していた時は、西脇工業VS報徳学園の熱い戦いが繰り広げられていました。その時にチームを率いていたのが、西脇工業が渡辺監督(現日体大アドバイザー)、報徳学園が鶴谷監督(現大阪経済大学監督)でした。
その時代、記録も力も上だったのが西脇工業でしたが、記録がないにもかかわらず、駅伝で、西脇工業と名勝負を繰り広げていたのが報徳学園です。(のちに記録も向上してくる)
その時、鶴谷監督の下で選手として走っていたのが、現在、中央学院大学の監督である川崎勇二監督です。恩師の影響を受けているのか中央学院大学も駅伝になるとタイム以上の不思議な力を見せますので、何か因果を感じますね!