駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

箱根駅伝予選会エントリー発表! 予選会を突破するのはどの大学か? 

お久しぶりです。しばらく遠ざかっていましたが、予選会のエントリーが発表となったので、とりあえず個人的な感想です。

今年は記念大会で増枠なのですが、激戦には変わりなし。

 

 エントリー⇓⇓⇓

http://www.kgrr.org/event/2018/kgrr/95hakone-yosenkai/95yosenkai-entry.pdf

 

順天堂大学

 

江口選手のエントリー漏れこそありましたが、現状ではベストメンバーではないでしょうか。大エース塩尻選手を筆頭に野田選手、橋本選手と今年の学生ハーフで上位を占めた選手が脇を固めます。波はありますが、難波選手も上位で走れる選手。中間層は山田選手を中心に安定感がありそうです。

予選会が苦手というところ加味しても通過は堅いかなと思います。

 

駒澤大学

 

物江選手が漏れていますが、エースの片西選手を中心に伊勢選手、下選手、堀合選手と長い距離に対して手堅い4年生。そして今年2区を任され、伸び盛りの山下選手と手堅い選手はきちんとエントリー。個人的には2年生の加藤選手がこの予選会でブレイクするのではないかと感じています。世田谷記録会で13分台を出した小島選手も面白そう。通過は間違いないと思うので、2年生世代がどのような走りを見せるのかが、箱根へ向けての鍵となりそうです。

 

神奈川大学

 

宗選手、安藤選手など安定感のある選手がエントリー漏れしているのは少し心配ですが、エースの山藤選手、越川選手、荻野選手は順当にエントリーこの3人を中心に中間層がしっかりと走れば通過は問題ないか。もともと育成は上手い大学なので、新戦力の台頭にも期待したい。伸び盛りの北崎選手、1年生でエントリーされた川口選手、安田選手にも注目したい。

 

國學院大學

 

浦野選手、土方選手、青木選手の3年生トリオがしっかりとエントリー。浦野選手、土方選手は日本人トップ争いを演じてもらいたい。中間層は上級生を中心に安定感がある。予選会に合わせるのは上手い大学なので問題ないだろう。伸び盛りの臼井選手、1年生で唯一エントリーの藤木選手にも注目したい。

 

中央大学

 

一見、順当に見えるエントリーだが、ロードで安定感のある苗村選手、畝選手がいないのは少し痛いか。しかし、エース中山選手、堀尾選手、舟津選手は健在で、この3人が上位で戦えれば通過はしっかり見えてくる。問題は中間層で国士舘大学の結果を順調と取るべきか否か。(楽にペース走という感じではなかった)ルーキーの三浦選手がどれくらいで走るかも注目したい。

 

大東文化大学

 

中神選手、三ツ星選手のエントリー漏れはありますが、川澄選手、奈良選手を中心に主力の上級生は順調にエントリー。川澄選手は日本人トップ争いが出来る力があり、上級生も安定している選手が多いので、安定感のある戦いが出来そうです。好不調の波が激しいが当たれば強い新井選手、ようやく復活してきた大久保選手などの走りにも注目したい。

 

東京国際大学

 

中間層の選手が結構抜けているような気もするのですが、それは選手層が厚くなったからと考えたい。留学生のタイタス選手、日本人エースの伊藤選手はしっかりとエントリーされているので、この2人を中心に昨年の経験者と新戦力でしっかりと予選会を通過したい。

 

山梨学院大学

 

日本人トップ争いが出来る永戸選手とニャイロ選手の復活が心強い。久保選手も安定感があり頼もしい。ニャイロ選手抜きで戦った全日本大学駅伝予選では、最終組で出場権を逃すもそれまではしっかりと圏内にいました。チーム力が上がっていることを感じさせてくれました。ニャイロ選手が復活して万全の状態で臨めそうです。

 

国士舘大学

 

昨年からの戦力ダウンが少ないのが国士舘の強み。エース住吉選手は日本インカレでも好調さをアピール。予選会上位が伺える。留学生のライトモイ選手も未知数な部分はあるが、ある程度しっかりと走ってくれるだろう。中間層は昨年の経験者や安定した選手が揃うので、昨年よりも良い状態で臨めそうだ。

 

上武大学

 

関選手のエントリー漏れは結構痛いかも。大森選手、太田黒選手など上位で戦える力のある選手は順調にエントリー。中間層も若干エントリーされていない選手がいるのが気になるが、夏を越えて層が厚くなったと思いたい。ただ、前期から予選会を見据えてしっかりと距離を踏んでいるチームなので、夏を越えて大きくチームが成長している可能性が大きい。戦術もしっかりとしているので、今年もしつこい上武大学が見れそうだ。

 

創価大学

 

もっとも稼げるであろう留学生のムイル選手が故障でまさかのエントリー漏れ。これは痛い。ただ、かなり前から走れないことは分かっていたようなので、逆に日本人選手だけで団結してプラスアルファの力が出る可能性はある。細かいエントリー漏れはあるが、主力の選手はしっかりと入っているので、作田選手や米満選手を中心にチーム力で勝負したい。

 

明治大学

 

今年も坂口選手はエントリー漏れ。田中選手、東島選手、竹山選手なども脇を固める選手もエントリー漏れ。ただ、もともと入学している選手層を考えると落ちることはないと思うので、阿部選手、中島選手、前田選手を中心に中間層がしっかりとまとめれば問題ないだろう。ルーキーの鈴木選手もどれくらいで走るかも注目。

本来ならば予選会にまわるような戦力ではないのですが…

 

専修大学

 

ほぼ、万全なエントリーかなと思います。エース長谷川選手を中心にどこまで食らいついて行くことが出来るのか。長谷川監督に代わってから前任の伊藤監督よりも距離走に重点を置いているようなので、長い距離への対応が進んでいると思います。その成果が昨年の予選会の順位だと思うので、今年は通過があるのではないかと思います。

 

麗澤大学

 

絶対的なエースはいませんがチーム力で勝負!ハイペースな展開になると少し厳しいかもしれませんが、我慢比べとなると面白いのではないかと思います。国川選手、吉鶴選手を中心に泥臭いレースを展開して欲しい。暑くなったら可能性は….

 

東京農業大学

 

エース小山選手を中心にどこまで戦うことが出来るのか。正直、読めないです。ただ、東京農業大学の女子監督を務める長田監督が男子監督を兼任しており、女子は関東女子駅伝を優勝するなど勢いに乗っています。男子も夏を越えてチーム力が上がっているのでは?という期待感は大きいです。

 

以上、エントリーを見ての感想です。他にも亜細亜大学日本薬科大学駿河大学など注目すべきチームはありますが、とりあえず上記のチームで争う形になるのではないかなと思います。せっかくの記念大会なのですが、5年前に比べて、強化するチームが増えたので激戦です。上位のチーム以外は油断すれば落ちる可能性があるだけに今年もスリリングな予選会となりそうです。