初メダル獲得! 日本のお家芸へ!オリンピック競歩 荒井広宙選手
谷井選手がメダル本命と思っていたのですが、荒井選手も世界陸上で4位の選手。確かな実力者だったことは間違いありませんでした。
【50km競歩結果】
荒井広宙(自衛隊体育)
3位 3時間41分24秒
谷井孝之(自衛隊体育)
14位 3時間51分00秒
森岡紘一郎(富士通)
27位 3時間58分59秒
ラスト1km付近、エバン・ダンフィー選手(カナダ)との接触でカナダチームからの抗議があり、一時は失格と伝えられてヒヤヒヤしていましたが、処分を不服とした日本陸上競技連盟の抗議が認められ、銅メダル獲得が確定しました。順位確定後、エバン・ダンフィー選手とハグをしていたことからも選手間でのわだかまりはなさそうですね。むしろ選手間では故意ではない接触であったことはわかっていたのかもしれません。
メダル候補であった谷井選手も14位フィニッシュ。様々なプレッシャーがあった中で頑張ったと思います。
谷井選手は注目選手の1人で、日本のメディアでも結構取り上げられていたので、プレッシャーが大きいかなと思っていたのですが、荒井選手にとっては、谷井選手が様々な注目を集めることによって、注目が薄れて余計な雑念がない状況で、競技に集中することが出来たのかもしれませんね。
しかし、メダル獲得は本当素晴らしいです!
【20km競歩】
男子20km競歩はメダルこそ取れませんでしたが、素晴らしいレースでした。
本人は「舞い上がった」と発言していましたが、それでも7位は素晴らしい結果であったと思います。
特に前半から攻める歩きは素晴らしかった。ペース配分など様々な専門家からはもっと自重すべきであったなどいろいろな意見が聞こえますが、攻めた結果の7位はかなり価値のあるものだったと思います。(20km競歩で入賞するのは初めての快挙)
初めてのオリンピックで、ハイペースに付いて行くのはかなり勇気がいる行動です。
それが出来るのですから、将来メダル候補と言えるでしょう。