駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

第97回箱根駅伝予選会を見て感じた時代の変化。

ブログは最近、ほとんど書いていなくて久しぶりとなるのですが、予選会TVで見て衝撃を受けたので、少しだけ書きたいと思います。


①時代はカーボンシューズ


駅伝ではないので出場選手全てのシューズを把握する事は難しいですが、今年の箱根駅伝同様、ナイキのヴェイパーフライネクスト4%を履いている選手がほとんどでした。アルファフライは使いこなしが難しいためか履いている選手もいましたが、ヴェイパーフライネクスト4%に比べると少なかったように思います。

気象条件などもあったかもしれませんが、シューズの力を改めて思い知った結果でした。

 


ハーフマラソンなら約1分は速くなる

 


これは感覚ですが、カーボンシューズ(ナイキ以外も含めて)20kmの距離であれば1分〜1分30秒は非カーボンシューズよりも伸びる可能性があると考えています。推進力や後半の足の残り方が違うという話を良く聞き、実際に自分も着用したところ後半も足が楽に動きました。なのでカーボンシューズが普及する前と後では1分くらい記録差があると思います。

現実問題、箱根駅伝全日本大学駅伝もカーボンシューズ普及後と前では大きな記録の差が出ています。


③高速化の波に乗れたかどうか


通過した大学としなかった大学の差はシューズの進化も含めて高速化の流れに十分に乗ることが出来たかどうかだと思います。

正直、カーボン普及前の練習メニューとカーボンシューズ普及後の練習メニューが一緒であると時代に乗り遅れると思います。

それくらいシューズが後押ししてくれる部分もあるので練習の質を上げて行く必要があると思います。そこに上手く対応できたかどうかというところは大きかったのではないかと思います。


④今後どうなるか?


昔は1km3分ペースが基本と言われていましたが、学生の力もあがり、シューズの進化も著しく1km3分ペースから1km2分55秒ペースで押して行く時代が到来したと思います。

駅伝、ロードレースに関してもこれから区間新や大会新が続出することは間違いないでしょう。

箱根駅伝の往路は最初の10kmは28分台で入ることは当たり前になり、スピード化がどんどんと進んで行く事は間違いないと思います。

 

以上が予選会を見て感じた感想です。

 

これから時代は高速化に入ってくると思います。学生記録や日本記録の更新もたくさんあると思います。ただ、海外の選手もシューズは平等であり、高記録が続出すると思います。

 

海外勢の背中が近くなるのかそれとも遠くなるのかで色々なものが見えてくると思います。