神奈川大学の鈴木健吾が強すぎる!! 箱根駅伝2区区間賞から勢いが止まらない!
日本学生ハーフマラソンで、鈴木健吾選手が他の選手を圧倒する走りで優勝!!見事にユニバーシアード代表に選出されました。それにしても強かった!今年の学生長距離界の話題の中心となることは間違いないでしょう。
ということで、大学に入学してからの鈴木選手の戦歴をまとめて見ました。
【大学1年】
第91回箱根駅伝予選会
33位 1時間00分38秒
1年生ながらしっかりと20kmに対応し、33位と1年生ながら素晴らしい成績で走っています。1年目から距離への適正が伺えます。
第91回箱根駅伝
6区 区間19位 1時間02分42秒
初めての箱根駅伝は6区で出場も区間19位という結果に。もともと下り坂があまり得意ではなかったということですが、箱根の洗礼を受けています。
【大学2年】
第47回全日本大学駅伝予選会
4組 5位 29分09秒04
2年生で、プレッシャーのかかる全日本大学駅伝会の最終組で、5位と素晴らしい走りを見せています。このころから少しずつ大器の片鱗を見せ始めています。
第92回箱根駅伝予選会
9位 59分44秒
2年生ながら60分切と早くも各大学のエース級と戦える力をつけています。このころから注目の選手となっていきます。
第47回全日本大学駅伝
1区 区間8位 43分28秒
各大学のエース級が集まった1区で区間8位という好成績。このコースは起伏も多く、難しいコースなのですが、しっかりとまとめています。起伏への適性が伺えます。
第92回箱根駅伝
2区 区間14位 1時間10分20秒
箱根駅伝での走りに期待が集まりましたが、1区が大きく出遅れてしまったこともあり、本来の力を発揮することが出来ませんでした。しかし、この2区を経験したことがのちに大きな財産となります。
【大学3年】
関東インカレ
10000m 3位 28分50秒13
一色選手(青山学院)、中谷選手(駒澤大学)という大学長距離界のトップレベルの選手と互角の戦いを演じます。このころから各大学から一目置かれる選手になります。
第48回全日本大学駅伝予選
4位 29分08秒40(日本人トップ)
非常に熱いコンディションでしたが、果敢に留学生に食らいつき日本人トップとなります。チームは残念ながら、予選を通過することが出来ませんでしたが、鈴木選手の強さが際立つ結果となりました。
第93回箱根駅伝予選会
3位 58分43秒(日本人トップ)
気象条件もそれほどよくなかったのですが、圧巻の走りを見せます。昭和記念公園内の起伏に入ると他の日本人選手を寄せ付けない走りで日本人トップとなります。一気に大学長距離界注目の選手となります。
第93回箱根駅伝
2区 区間賞 1時間07分17秒
予選会でも素晴らしい走りを見せ、満を持して出場した箱根駅伝。ここで圧巻の走りを見せます。途中でペースを一気に上げると他を寄せ付けない走りで区間賞を獲得。一躍、大学長距離界トップ選手として名を轟かせることとなります。
日本学生ハーフマラソン
1時間01分36秒(大会新記録)
箱根駅伝が終わり、注目度の高い中のレースとなりましたが、ここでも圧巻の走りを見せます。前半は工藤選手(駒澤大学)と先頭を引っ張りながらレースを進めていましたが、途中からペースを上げると誰もついていくことが出来ずに独走態勢に!2位の工藤選手に40秒の差をつけて見事大会新記録で優勝しました。
以上が鈴木健吾選手の主要大会(すべてではないですが)の成績です。
正直、安定感が非常に高く、3年生になってからは驚異的に力をつけています。3年目の箱根駅伝、日本学生ハーフマラソンの走りを見ていると、4年目のシーズンは、学生長距離界においては、敵なしになるのではないかなと思います。
鈴木選手にはこれから学生長距離界だけでなく、将来は日本長距離界を背負って立つ選手へと成長してもらいたいですね!!