リオオリンピック 男子マラソン 4年後へ希望の光を!!
マラソン日本代表が選手村で会見を行ったようですね。メダル争いは難しくても、少し強気なコメントとかを聞けるかな?と思っていたのですが、結構、消極的なコメントが多かったです。ちなみに天気予報では雨のようで高速レースが予想されるのではないかとのことです。
北島寿典選手
どうやら左アキレス腱を痛めているようで、「痛みは落ち着いてきているが万全ではない」と弱気なコメント。せっかく代表に選ばれているにも関わらず、足を痛めていたとは...残念でなりません。
女子マラソンに出場した福士選手、200mに出場した福島選手、5000mに出場した鈴木選手も足が万全ではない状況で惨敗。
オリンピックという舞台で不安を隠しながら走ることは難しいのではないかなと思います。ハイペースな展開になった場合は「行けるところまで行きたい」と積極的な発言。足が万全であればと思ってしまいます。
石川末広選手
「参加でするだけではなく、勝負をしに来ている。一つでも上の順位を目指す」とのことで、強気のコメント。ペースに関しては「その日の集団のペースを見て考える」と慎重な様子でした。天候次第でペースが大きく変わりそうな気はしますが、明らかなハイペースでない限りは先頭集団でレースを進めてもらいたいところ。年齢的にも最後のオリンピックになりそうなので、悔いの残らないように走ってもらいたいです。
佐々木悟選手
「しっかり考えて42.195キロで力を出し切りたい」とこちらも当たり障りのないコメント。ハイペースになった場合は自重してあくまでも自分のペースで走るようです。佐々木選手には日差しを遮る帽子についてもコメントをしており、「熱がこもる感じがするので着けたことがない」とのこと。もし暑くなった場合、対策は取れているんでしょうか?準備が出来ていればいいのですが、少し気になるコメントでした。
以上がマラソン3名の選手村でのコメントでした。
正直、私がこの3名の中で一番、期待していたのが北島選手だっただけに左アキレス腱痛とは残念です。あの粘り強さが出れば入賞争いまで絡めるかもと思っていたんですけどね...
女子の惨敗を受けて男子マラソン代表はどういった気持ちでいるのかわかりませんが、せめて次世代を担う選手たちに希望の光を見せてもらいたいです。
少しでも戦える姿を見せることが、今後の長距離界に与える影響は大きいと思います。