駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

第52回全日本大学駅伝 上位進出へ順天堂大学! 意地を見せろ!中央学院大学!

衝撃の箱根駅伝予選会から間もなく2週間。

早くも全日本大学駅伝が開催されようとしています。

各大学を細かく分析したり、順位を予想したりするブログやTwitterを見ながら楽しませていただいています。

 

私も久しぶりに色々と書こうかと思いましたが、時間がなく(言い訳)

 

生粋の千葉県民として、順天堂大学中央学院大学について書きたいと思います。

 

特に中央学院大学はまさかの箱根駅伝予選会で敗退。4年生最後の駅伝となりますから頑張ってもらいたいです。

 

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戦力充実の順天堂大学伊勢路で圧倒的な存在感を!

 

強い順大が帰ってきました!持ちタイムなどは年々上がっていましたが、駅伝では今一つ力を発揮することができていなかった印象ですが、箱根駅伝予選会では抜群の調整力と圧倒的な力を見せつけて後続を大きく突き放してのトップ通過!全日本と箱根駅伝本戦へ弾みを付けました。

塩尻和也選手(現富士通)という大エースが抜けてからチームに一人一人に自分たちがという思いが生まれ、徐々に実力を積み上げてきたチームに強力なルーキー三浦龍司選手(洛南出身)、石井一希(八千代松陰出身)らが加入し起爆剤となり、チーム力が一気に上がりました。

全日本大学駅伝では予選会での力を発揮することができればシード権はおろか上位で来る可能性も秘めています。

 

個人的なポイントとなる選手はルーキーの三浦選手と成長著しい2年生の野村選手。三浦選手は抜群のスピードを持っており、前半区間を走ることが濃厚。勝負強さも兼ね備えているので、各大学のエースとどれだけの走りを見せるか注目。そして野村選手は予選会で61分51秒と好走している選手。さらに長い距離を淡々と走れそうなので後半の7区、8区であれば他大学のエースクラスの選手と同等の走りができるのではないかと注目しています。

他の選手も力は拮抗しているので、選手を選ぶことに長門監督が迷いそう。

いずれにせよ長門監督就任以来、一番の戦力を誇ることは間違いないと思うので、伊勢路での活躍に期待したい!

 

予選会での失敗を糧に全日本でフラッシュイエロー旋風を!

 

箱根駅伝予選会敗退で一番のサプライズは間違いなく、中央学院大学だったでしょう。戦力もある程度整っていただけに落選の衝撃は大きかったです。しかし、下を向いてばかりもいられません。全日本大学駅伝では意地のシード権獲得を目指してほしいです。

中央学院といえばサプライズの多い大学(良いも悪いも)

そして全日本といえば中央学院大学は初出場初シードという全日本史上初めての快挙を成し遂げている大学でもあるので、今回も予選会敗退からの上位進出というサプライズに期待したい。

 

個人的に注目する選手は4年生の髙橋選手、畝選手、戸口選手です。

予選会では低体温によるまさかの失速をした髙橋選手。自分が予定通り走れればという気持ちは主将として人一倍大きいはず、箱根予選会の鬱憤を晴らす走りを期待したい。当日は日差しがありそうなので、さらに強みを後押ししてくれるのではないかと思います。

そして4年間コツコツと積み上げて主力へ成長した畝選手。長い距離は得意で箱根では山登りもそつなくこなすなど安定感があります。予選会ではペースメーカーという役割だったようなので、最後の駅伝で伸び伸びと走ってもらいたいです。

最後に戸口選手。予選会では不調ということで外されましたが、全日本には合わせてしっかりと走ってくれるはず。報知新聞でも競技継続が書いていなかったので陸上人生集大成の走りを見せてもらいたい!

4年生最後の大学駅伝となるので集大成を見せてもらいたい!

 

出場する大学はどこも強いチームばかりですが、順大の勢いある走りと中央学院大学の意地の走りを期待しています!

第97回箱根駅伝予選会を見て感じた時代の変化。

ブログは最近、ほとんど書いていなくて久しぶりとなるのですが、予選会TVで見て衝撃を受けたので、少しだけ書きたいと思います。


①時代はカーボンシューズ


駅伝ではないので出場選手全てのシューズを把握する事は難しいですが、今年の箱根駅伝同様、ナイキのヴェイパーフライネクスト4%を履いている選手がほとんどでした。アルファフライは使いこなしが難しいためか履いている選手もいましたが、ヴェイパーフライネクスト4%に比べると少なかったように思います。

気象条件などもあったかもしれませんが、シューズの力を改めて思い知った結果でした。

 


ハーフマラソンなら約1分は速くなる

 


これは感覚ですが、カーボンシューズ(ナイキ以外も含めて)20kmの距離であれば1分〜1分30秒は非カーボンシューズよりも伸びる可能性があると考えています。推進力や後半の足の残り方が違うという話を良く聞き、実際に自分も着用したところ後半も足が楽に動きました。なのでカーボンシューズが普及する前と後では1分くらい記録差があると思います。

現実問題、箱根駅伝全日本大学駅伝もカーボンシューズ普及後と前では大きな記録の差が出ています。


③高速化の波に乗れたかどうか


通過した大学としなかった大学の差はシューズの進化も含めて高速化の流れに十分に乗ることが出来たかどうかだと思います。

正直、カーボン普及前の練習メニューとカーボンシューズ普及後の練習メニューが一緒であると時代に乗り遅れると思います。

それくらいシューズが後押ししてくれる部分もあるので練習の質を上げて行く必要があると思います。そこに上手く対応できたかどうかというところは大きかったのではないかと思います。


④今後どうなるか?


昔は1km3分ペースが基本と言われていましたが、学生の力もあがり、シューズの進化も著しく1km3分ペースから1km2分55秒ペースで押して行く時代が到来したと思います。

駅伝、ロードレースに関してもこれから区間新や大会新が続出することは間違いないでしょう。

箱根駅伝の往路は最初の10kmは28分台で入ることは当たり前になり、スピード化がどんどんと進んで行く事は間違いないと思います。

 

以上が予選会を見て感じた感想です。

 

これから時代は高速化に入ってくると思います。学生記録や日本記録の更新もたくさんあると思います。ただ、海外の選手もシューズは平等であり、高記録が続出すると思います。

 

海外勢の背中が近くなるのかそれとも遠くなるのかで色々なものが見えてくると思います。

 

2019年陸上長距離界の気になるニュース 日清食品の陸上部縮小や駒澤大学大八木監督の去就など

2019年、ニューイヤー駅伝旭化成の3連覇に終わり、箱根駅伝青山学院大学の5連覇を東海大学が阻み、見事初優勝!となりました。その他にも2019年気になるニュースが盛りだくさんということで、個人的に気になるニュースをピックアップして個人的な見解を書きました。

 

①実業団の移籍問題

 

今までは実業団に所属して移籍する場合は、円満退社で所属企業から承諾を貰わなければ移籍することはおろか、大会にも出場することが出来ませんでした。しかし、この規定に公正取引委員会よりテコ入れが入り、移籍自由化の流れとなっていきそうです。これによって、環境が合わず上手く行かなかった選手が移籍して、新たな環境で再スタートを切るという大きなメリットが生まれそうです。

 

個人的意見

移籍の自由化は喜ばしいことなのですが、メリットだけではありません。それは金銭による選手の奪い合いが発生する可能性がある事です。

金銭がいいからという理由で移籍する選手や金銭提示により、強い選手を獲得する企業が出てくる可能性もゼロではありません。たとえば「うちは年収1000万円出すから移籍しないか?」なんてことが近い将来起きるかもしれません。強い企業と弱い企業の差は企業の体力ということにもなってくるかもしれません。

 

日清食品グループの陸上部縮小

 

業績好調の日清食品グループ陸上競技部が大幅縮小を決めました。佐藤選手と村澤選手以外はすべて契約解除となりました。陸上ファンからは批判が殺到していますが、これが実業団の本来の姿なのかなと思います。走ることを仕事として、それに見合った宣伝効果がなければ部を存続させる意味がないと企業側が判断したのでしょう。確かに箱根駅伝に比べると実業団の世界は、トップ選手になりメディア露出してくれない限り宣伝効果は薄いと思います。しかし、2名以外契約解除とはかなり急で驚きました。

 

個人的意見

今回の日清食品の縮小の流れを受けて、2020東京オリンピックを機に陸上部を縮小するチームが出てくるのではないかと予想します。さらには正社員で選手を雇用するチームが減っていくのではないかと思います。理由は上記の移籍の自由化。移籍が自由になるということは、いつ選手がいなくなるかわからない状態であり、いついなくなっても大丈夫なように契約社員という形で雇用するチームが増えていくのではないかなと思います。正社員採用を基本としていたための、移籍制限の規定だったように思います。

これから実業団のプロ化が進んで行く流れになるのではないでしょうか。

 

駒澤大学大八木監督はどうなる?

 

大八木監督が学長から辞職勧告のパワハラを受けたとして大学内部監査室の告発。しかし、大八木監督も金銭問題が発覚。スポンサー企業から監督の個人口座に年間1千万の報酬が振り込まれていて問題となった。(大学に届け出なしに個人口座にお金を入れるということは職務規定違反にあたるようです)

 

個人的意見

もう一度、箱根駅伝を優勝する大八木監督率いる駒澤大学が見たい!というのが個人的な意見なのですが、金銭的問題が発生していますからそこをしっかり説明することが必要になると思います。いくら実績を出しているとはいえ、大学職員ですからね。その辺はもらったお金をどうしたか説明責任は発生するのかなと思います。

真実はわかりませんが、大学側としても金銭問題が公になるとイメージが悪くなるため、それは公にしないから辞職しろと言った形がパワハラと訴えられている為、お互い引かないことが予想されます。残されている選手。これから入学して来る選手の為にも早く問題解決してもらいたいですね。

 

とういわけで個人的に気になることに関してコメントを書いてみました。あくまで個人的な意見です。

 

昨年は箱根駅伝前にブログを更新することもなく、ニューイヤー駅伝箱根駅伝が終わってもとくにブログを更新することなく、過ごしてきました。

環境も変わり、これからもブログ更新が難しいかもしれませんが、シーズンになると過去の記事とかを見てくれる方も多いので、思ったことがあるときは書いていきたいと思います。

 

いつも気になり見てくれる方々ありがとうございます。

こんなの書いてくれとかリクエストがあったら書きます。

 

今年もよろしくお願いします。

第95回箱根駅伝エントリー発表! 箱根駅伝の勝負の鍵は中継車! 注目選手は有利になる?

箱根駅伝のエントリーが発表となりました。最近、まったくブログを更新していません。仕事と子育ての両立って難しいね。

というわけで言い訳はここまでにして、一部の方からブログ書かないの?と何度か聞かれたので、エントリーの所見ではなく、違った切り口で思ったことを書いてみました。

※最後にほんの少しだけ各大学の所見です。

 

エントリーはこちら↓↓↓

http://www.kgrr.org/event/2018/kgrr/95hakone-ekiden/95team_entry.pdf

 

中継車の力

 

昨年は青山学院が6区小野田選手の快走と7区林選手の区間新となる快走で一気に2位東洋大学との差を広げ、勝負を決めてしまいました。また、その後の区間も青山学院は安定した走りを見せ、危なげなく優勝のゴールテープを切ったことは記憶に新しいと思います。

あまり考えたことはないと思うのですが、安定した走りは青山学院の選手の走力はもちろんですが、そこには中継車の力が働いていると考えています。

 

向かい風の復路

 

近年の箱根駅伝は、「往路は追風」「復路は向かい風」の展開が多いです。往路に関してはレース展開と選手の走力が重要となってきます。

一方、復路は1人で走る力と向かい風に対する体幹力が重要となってきます。青山学院は「青トレ」によって体幹も強化されていますが、それ以上に復路を先頭で走ることによって、中継車によって風の影響を受けにくいというのが一番の強みになっているような気がします。

 

ちなみに昨年は

 

7区 林選手(青山学院) 区間賞   1時間02分16秒

7区 住田選手(日体大) 区間2位 1時間04分50秒

 

8区 下田選手(青山学院)区間賞   1時間04分46秒

8区 舘沢選手(東海大) 区間2位 1時間06分17秒

 

区間2位と大差がついています。すべての区間とは言いませんが、復路を先頭で走るというのはかなりのアドバンテージになることは間違いないと思います。(林選手は強すぎましたが)

 

注目選手も中継車が

 

ほとんどの注目選手は往路に投入されるケースが多いですが、注目選手にも中継車が付きやすい傾向にあります。復路にメディアがどうしても映したい選手がいるのであれば、向かい風のコンディションであれば有利に働くでしょう。

ありえない話ですが、順天堂の塩尻選手が復路を走れば、必ず放送すべく、中継車が塩尻選手をマークすることは容易に想像できます。

また、シード権争いのチームなども中継車がつきやすく、向かい風のコンディションなら有利に働きます。

 

とうことで、中継車について書いてきましたが、青山学院大学の優勝を止めるには7区までにリードする。もしくは並走まで持ち込まなければ、厳しい状況になるのではないかと思います。7区までにリードされてしまい、向かい風のコンディションであれば、そのまま青山学院大学が逃げ切ることは間違いないと思います。

 

以下エントリーに関して簡単な所見です。

 

青山学院大学 

万全のエントリー。止める大学は出てくるのか?5区、6区で区間新の可能性も。コメントの必要がないくらいの充実度。

 

東洋大学

渡邊選手のエントリー漏れは痛いが吉川選手の復帰は嬉しい。7区まで並走出来れば駅伝はわからない。まずは往路優勝の再現から。

 

早稲田大学

太田選手、永山選手のエントリーは朗報。どこまで回復しているのか。下級生のエントリーが多いが、果たしてどうか。

 

日本体育大学

現状ではほぼ万全のエントリー。渡邊体制時は抜群の調整力を誇っていたが、学生主体でどうなるか。

 

東海大学

三上選手がエントリー漏れするも戦力は充実。打倒青学1番手。スター選手に隠れがちな湯澤選手、郡司選手、小松選手に期待したい。

 

法政大学

東福選手らが外れるも戦力は充実。5区、6区に頼らない展開に持ち込めばサプライズの上位入賞の可能性あり。1区~4区まで組み方に注目。

 

城西大学

万全のエントリー。荻窪選手、金子選手を中心に台風の目となりそう。5区の服部選手も健在で往路を言意味で掻き回すか。

 

拓殖大学

昨年の9区7位の中井選手が外れるも充実のエントリー。ポイントの選手はしっかりといるので台風の目となるか。

 

帝京大学

万全のエントリー。ルーキー遠藤選手の使い方に注目。上手くハマれば上位入賞は間違いない。ポイントは5区か。

 

中央学院大学

横川選手、藤田選手が外れるも高砂選手エントリーのサプライズ。しかし、何より川村選手、市山選手の復帰が一番の収穫。川崎マジック始動の予感。

 

日本大学

今年は予選会もパスしていい練習が積めているということで、本番に期待したい。4年生加藤選手の最後の箱根に注目。

 

駒澤大学

物江選手がエントリーから外れるくらいの充実度。5区と6区がいれば非常に面白い。平成の常勝軍団が青学の連覇を止めるか。

 

順天堂大学

ほぼ万全のエントリー。塩尻選手、山田選手がいる往路は強力。1区を誰が務めるのか、またブレーキを出さないことが躍進の鍵か。

 

神奈川大学

順当なエントリー。昨年度とチームカラーは違うが、全体的な底上げは出来ている。昨年の全日本大学駅伝のようなサプライズがあるか。

 

國學院大學

浦野選手、土方選手、青木選手の3本柱を中心に順当なエントリー。この3人に1年生の藤木選手と非常に楽しみ。久々のシード権獲得なるか。

 

明治大学

坂口選手もエントリーされ、ほぼ順当なエントリー。高校時代の実績は抜群の選手が多いので、ハマれば強いはず。阿部選手をどう使ってくるかと山本監督は初采配に注目。

 

東京国際大学

ほぼ順当なエントリー。伊藤選手、タイタス選手を中心に初のシード権へ挑む。中間層の底上げも進んでいるので、流れに乗れば面白い。

 

大東文化大学

順当なエントリー。エース川澄選手、奈良選手を軸に流れに乗りたい。ポイントは4年生の新井選手、大久保選手の走りになるのかな。

 

中央大学

二井選手、安永選手など外れましたが、順当なエントリー。堀尾選手、中山選手は強力でこの2人をどこに配置するのかで駅伝の流れが変わりそう。

 

国士舘大学

まさかの留学生が2名エントリー。大きなエントリー漏れもありませんが、個人的にはもう一枠日本人選手にチャンスを上げて欲しかった。住吉選手と留学生で流れを作りたい。

 

山梨学院大学

主力選手が数名外れ、少し心配なエントリー。永戸選手、ニャイロ選手でしっかりと流れを摑みたい。

 

上武大学

上級生を中心のほぼ、順当なエントリー。信頼されている太田黒選手、大森選手を中心にしつこく粘り強い走りに期待したい。

 

以上です。今年の箱根はサプライズがある予感がします。とくにここまで注目されず、元気がない大学が上がってきそうな予感がします。

10月13日号砲! 第95回箱根駅伝予選会 通過する大学はどこか!? 順位予想

いよいよ明日は予選会となります。近年、強化する大学が増え、記念大会で増枠があろうとも激戦が予想される予選会。

今年からハーフマラソンとなり、より最後までスリリングな戦いが予想されます。激戦必須の予選会。どの大学が出場枠の11を獲得するのか!?(本来は12枠だが、関東インカレ成績枠で日大の出場が決定している)

とりあえず個人的に順位を予想してみました。

 

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1位 駒澤大学

 

戦力は充実!過去出場した予選会でも緻密な戦術でトップ通過していますので、今回も問題ないでしょう。出雲駅伝の出場がない分、予選会を0.5冠と考えて全日本、箱根と制して2.5冠を目指すそうなので、万全の調整で臨んでくるでしょう。2年生軍団の走りにも注目したい。

 

2位 順天堂大学

 

エース塩尻選手は強力。脇を固める上級生も安定感があり、普通にやれば上位通過は間違いないだろう。予選会はかなり苦手としているが、それを加味しても戦力的には上位通過するはず。やや安定感に欠ける難波選手、清水選手が本来の力を発揮するとトップ通過も。

 

3位 國學院大學

 

エースの力と中間層の力がとても安定している。毎年しっかりと戦術も立てていますので、予選会は通過点。確実に通過する戦い方をしてくるでしょう。全員が上手くハマると駒澤の背中も見えるか。また、土方選手、浦野選手の日本人トップ争いにも注目。

 

4位 大東文化大学

 

予選会にピークを合わせるのが非常に上手く、今年も出場した日体大記録会でも安定した走りを披露。戦力的にも稼げる選手、安定した選手とバランスが取れている。当日のコンディションが涼しい予報なので、新井選手が爆発力を見せる可能性もあり。そうなると3位以内で通過できるか。

 

5位 神奈川大学

 

予選会の戦い方は熟知しているので、しっかりとした戦術を立て、無難に通過してくると予想。おそらく緊張感は持ちつつも通過点のような形で堅実な戦いをしてくるはず。

山藤選手ら貯金を作れる選手もいるので、アクシデントがない限りは大丈夫か。

 

6位 中央大学

 

一部中間層の選手が抜けているのが気になるが、3本柱がしっかり走れば問題ないだろう。気象条件も涼しそうなので、コンディション的にもスピード型の多い、中大の後押しにもなるだろう。1年生の三浦選手がチーム4番目ぐらいで走る予感。

 

7位 明治大学

 

昨年はまさかがあったが、今年はさすがにないだろう。心配な点があるとすれば、選手層と経験だけだろう。山本駅伝監督も予選会の戦術や難しさを知ったと思うので、しっかりと修正してくることだろう。コンディションも涼しく、明治大学の選手を後押ししてくれそうだ。1年生の鈴木選手の走りにも注目したい。

 

8位 山梨学院

 

ニャイロ選手と永戸選手がしっかりと走れば、あとは上手くグループを作っての集団走をすれば通過は濃厚かなと思います。全日本予選を見ていてもチーム力は昨年より向上しているはず。あとはエース級の選手故障がなければ問題ないでしょう。

 

9位 国士舘大学

 

激戦の予選会を勝ち抜いてきた経験者が多く残るのは心強い。毎年、戦術も見事にハマりますので、今年も通過は堅いかと思います。ただ、毎年下位通過となるので、本戦を見据えてもう一ランク上での通過を目指したい。

 

11位 ~12位 上武大学

 

一部中間層の選手がいないのが気になりますが、今年もしっかりとチームを作ってきている印象。コンディションが涼しいということで、粘りの上武からしたら少し不利な感じもしますが、どんな条件下でも戦う戦術を持っているのが上武の強みです。ボーダーライン上の争いに巻き込まれるかもしれませんが、しつこく連続出場を伸ばしたい。

 

11位~12位  東京国際大学

 

暑いコンディションの予選会は苦手だが、涼しいコンディションの予選会は得意としている。通過するだけの戦力は整っているのだが、中間層がどれくらいまとめられるかが少し読みづらい。ボーダー上での争いとなるか。

 

11位~12位  専修大学

 

長谷川監督が就任してから練習方法が変わり、長い距離への適性が徐々に出来てきたイメージ。今年はコンディションも涼しくなりそうで、スピードのある専修大学には有利に働くと予想。底上げはしっかりできてきていると思うので、エース長谷川選手を中心に復活の狼煙を上げたい。

 

11位〜15位 創価大学

 

ムイル選手不在はかなり痛手だが、思い出して欲しい。初出場は日本人選手だけ突破した事を!昨年は戦術のミスもあったが、今年は同じ事はないだろう。一致団結して突破を目指したい。

 

11位〜15位 東京農業大学

 

どこまで仕上がっているかはわからないが、上手くハマればボーダーラインにしっかりと上がってくる予感。関東大学女子駅伝を優勝に導いた長田監督の手腕に期待したい。

 

11位〜15位 麗澤大学

 

気象条件が暑くなり、他大学が崩れれば面白いと思ったが、涼しいコンディションだと少し厳しいか。ただ、夏を越えて戦力が上がっていれば、サプライズはあるかもしれない。しつこく粘り走りで初出場を目指したい。

 

以上が個人的に勝手に考えた予選会の通過順位です。正直、下位は全く差がない状況になるのかなと思います。気象条件も涼しくなりそうなだけに波乱が起きることは少ない予選会になるのではないでしょうか?

いずれにせよ、激戦であることには変わりありません。

当日が待ち遠しいです!

 

以下は参考までにどうぞ

 

気象条件

 

天気予報によると条件は非常に良く、曇りで16℃北東の風ということで、好記録が続出する可能性は高いです。涼しい条件になるとスピード型の選手が有利となり、前半ある程度速いペースで行っても後半の落ち幅が少なくてそのまま押し切るレース展開が可能となります。そう考えるとスピード型のチームは今回の予選会は有利に働くのかなと思います。

 

そうなってくると不利になるのは持久型の選手やチーム。上手く戦術を立てなければ、前半抑えて入って、後半にかけてペースを上げて行こうとしても前半突っ込んだ選手が落ちてこず、そのままレース終了という形になりかねません。

昨年の創価大学は前半のペースを抑え過ぎてしまい、後半追い切れなかったとのことなので、気象条件を加味してのレースプランが非常に大切になってくると思います。

 

戦術について

 

ちなみに戦術としてはエース級の選手はフリー走行で、他は2グループぐらいで力を分けた集団走を取る大学が多いです。昨年は最初の5kmが(15分15秒~15分25秒以内)くらいで集団走をしていたチームは東京国際大学日本大学創価大学でボーダーラインを争った大学です明治大学は例外)専修大学麗澤大学なども集団走は同じくらいのペースを刻んでいます。

 そう考えると今回の予選会は涼しいコンディションが見込まれますので、前半からある程度のペースで行く大学のほうが有利に働くと思います。最初の5kmは15分05秒~15分15以内では集団走は通過したいところか)

 

距離が長くなる分、前半抑えるという選択肢もあると思いますが、涼しいコンディションの今回は、距離が伸びても攻める方が有利になるのではないかと思います。

 

 以上予選会を見るうえで参考になればと思います。

第95回箱根駅伝予選会、ニューヒーローは現れるか?注目選手を紹介。

予選会が近づいてきました。昨年も個人的に注目選手をピックアップしてみたのですが、意外と注目した選手が頑張ってくれていた印象です。(皆さんも注目していたと思いますけど)ということで、今年も個人的に注目したい選手をピックアップしてみました。

 

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順天堂大学

 

注目選手:清水颯大2年(洛南・京都)

 

高校時代の実績は十分。大学でもしっかりと記録を残すなど将来が期待される。しかし、今年の箱根駅伝7区でブレーキを起こすと全日本大学駅伝予選でも3組27位と本来の力は発揮できていない。潜在能力は高い選手なので、この予選会をきっかけに順大を引っ張る選手へ成長してもらいたい。

 

注目の大エース:塩尻和也4年(伊勢崎清明・群馬)

 

説明が必要ないくらいの実績を誇り、今年のアジア選手権でも3000mSCでメダルを獲得。常に進化し続けている。予選会からのスタートで、出雲駅伝で見られないのは残念だが、今年からハーフマラソンとなる予選会で、しばらく日本人選手が更新できないような大記録に期待したい。

 

駒澤大学

 

注目選手①:加藤敦2年(西脇工業・兵庫

 

駒澤ファンからは「やっと戻ってきた」と声が聞こえそう。悩まされていた故障も回復して、9月の日体大記録会は果敢に前を引っ張り、後半は一人飛び出し、29分17秒で走破!見ている誰もが強い!そう感じたレースだった。もともと長い距離に適正のある選手だと思うので、この予選会をきっかけに大きくブレイクする予感がする。

 

注目選手②:小島海斗2年(市立船橋・千葉)

 

世田谷記録会で学生トップの5000m13分52秒で走破!長い距離の適性は未知数だが、間違いなく、加藤選手と共に今、勢いのある選手。長い距離も走れるようだと今年の駒澤は面白い。

 

神奈川大学

 

注目選手:荻野太成3年(加藤学園・静岡)

 

今年の箱根駅伝5区でまさかの大ブレーキ。それだけにこの予選会に懸ける想いは他の選手よりも強いだろう。実績のある選手で走力は十分。強い想いで臨むことになると思う予選会。どんな力強い走りを見せてくれるのか期待したい。

 

注目ルーキー:安田響1年(益田清風・岐阜)

 

実は高校時代、福岡クロカン4kmの部で愛三工業のケモイ選手の次にゴールして、にわかに注目を集めていた選手(自分だけかもしれないが)その後も高校で順調に記録を伸ばし、神大へ入学。入学1年目からメンバーに選ばれるとは思いませんでした。堅実な上級生が揃う神大で1年目からメンバーですので、期待大です。

 

國學院大學

 

注目選手:青木祐人3年(愛知・愛知)

 

國學院3年生トリオの1人ですが、浦野選手、土方選手に比べるとやや劣るイメージ。しかし。潜在能力は2人に決して引けを取らないはず!この予選会で一気に浦野選手、土方選手に肩を並べてもらいたい!

 

注目ルーキー:藤木宏太1年(北海道栄・北海道)

 

高校時代、大きな実績はないが、9月の国士舘記録会で中央大学の堀尾選手の作るペースについていき、29分台をマーク!一躍、期待のルーキーに。安定感のある上級生を押しのけてのエントリーなので、これは長い距離も期待が高まる。

 

中央大学

 

注目選手:関口康平4年(幕張総合・千葉)

 

決して目立った選手ではないが、コツコツと努力を積み重ね、今年から伝統ある中央大学の主将に。しかし、全日本大学駅伝では1組目で脱水症状により棄権。それだけに予選会への想いは強いはず。有力な高校生が近年入学している中大ですが、関口選手のような選手の頑張りが伝統校を押し上げる原動力になるはず。

 

注目ルーキー:三浦拓郎1年(西脇工業・兵庫)

 

高校時代は5000mで13分台で走るなど実績は十分。大学でもしっかりと適応しており、10000mのタイムもすでに29分22秒をマークしている。距離適性もありそうで、全体でも1年生トップ争いが出来る力はありそうです。昨年の畝選手の再現を期待したい!

 

大東文化大学

 

注目選手:大久保陸人4年(東北・宮城)

 

入学から期待され続けてきたが、上手く行かない日々が続いてきた。しかし、最終学年になり、ようやく軌道に乗り始めている。もともとロードには強い選手。この予選会でブレイクして、最終学年は苦労した分、花開いてほしい!

 

注目ルーキー:服部奏斗1年(武蔵越生・埼玉)

 

高校時代は5000mでインターハイに出場するなど地元埼玉県から入部してきた期待のルーキー。9月の日体大記録会ではギリギリ29分台ではあったが、調子は上向いている。ルーキーとして思い切った走りで大東文化の起爆剤となってもらいたい。

 

東京国際大学

 

注目選手:伊藤達彦3年(浜松商業・静岡)

 

今年の前期は体調不良などもあり、やや足踏み。28分台を出した時ほど勢いを感じないが、日本人エースは間違いなく伊藤選手。この予選会をきっかけに再び上昇気流に乗って行きたいところだ。

 

注目選手②:渡邊和也(報徳⇒山特⇒四電⇒日清・兵庫)

 

オールドルーキーも2年目のシーズンに突入。今年の箱根駅伝ではベテランらしい堅実な走りを披露してくれた。大学生活にも慣れ、自身の実業団の経験と大学での経験を上手く活かして、チームを引っ張ってもらいたい。

 

山梨学院大学

 

注目選手:永戸聖(盛岡工業・岩手)

 

山梨学院の日本人エース。安定感は抜群で外すイメージはない。主将として望む予選会は並々ならぬ想いがあるはずだ。全日本予選で敗退した悔しさもぶつけてもらいたい。日本人トップ争いを出来るだけの力はあるので、今活躍しているOBの井上選手(MHPS)のような走りに期待したい。

 

注目選手②:清水鐘平(富士学苑・山梨)

 

全日本予選では期待もあったのか最終組を任されるも撃沈。持ち前のスピードを活かす持久力が足りなかった。予選会メンバーに入るということは夏しっかりとトレーニングを積めたということ。持ち前のスピードに持久力が加わって、大化けしていることに期待したい。

 

国士舘大学

 

注目選手:住吉秀昭4年(田村・福島)

 

やはり国士舘大学と言ったら住吉選手でしょう。チームの顔であり不動のエース。今年は最終学年ということもあり思い入れは違うはず。日本インカレでも入賞して他大学のエース級とも戦えることを証明。今度は予選会で日本人トップ争いを演じてもらいたい!

 

注目の留学生:ライトモイヴィンセント1年(ケニア

 

正直、未知数です。日本人トップ争いくらいで走るのか?それとも留学生と共に走り大記録を打ち立てるのか?それとも凡走か?キーマンであることは間違いない。

 

上武大学

 

注目選手:大森樹4年(久御山・京都)

 

今年の関東インカレのハーフマラソン2部で、有力選手が集まる中、入賞したのは圧巻だった。高校時代は3000mSCを得意としていたが、コツコツと積み上げ、上武大学に欠かせない選手へと成長。太田黒選手と共に上武大学のエースとしてチームを牽引してもらいたい。

 

注目ルーキー:西村喗1年(草津東・滋賀)

 

叩き上げの上武大学で1年生、唯一のエントリー。全国高校駅伝では主力区間を任されるなど近年入学してくる上武大学のルーキーの中では実績十分だ。今回、エントリーされているということは夏に十分な練習が積めたという証。大きく成長して上武大学の救世主になることを期待したい。

 

創価大学

 

注目選手①:作田将希4年(坂戸西・埼玉)

 

高校時代はまったく目立った活躍はなかったが、コツコツと積み重ね、5000m13分台、10000m28分台の選手へ成長。創価大学の象徴のような選手だ。この作田選手がチームを引っ張らないことに始まらない。欠場のムイルの分も熱い走りに期待したい!

 

注目選手②:松本直樹2年(桂・京都)

 

1年目から期待されていたが、故障で上手くいかず。2年目の今季、ついに予選会エントリー。高校時代は順大の清水選手(元洛南)の好敵手として活躍していました。高校3年次の京都駅伝1区29分24秒で走った実力を予選会でも発揮してもらいたい。順調に成長しているなら秘密兵器の可能性も。

 

明治大学

 

注目選手:阿部弘輝(学法石川・福島)

 

前期は関東インカレ1部5000m3位 全日本駅伝の最終組で日本人トップなど敵なしの強さを誇っていた。今の明治大学は阿部選手がけん引しなくては始まらない。前期と変わらない爆発力で日本人トップを目指して爆走して欲しい。

 

注目ルーキー:鈴木聖人(水城・茨城)

 

高校時代に5000m13分台の茨城県高校記録を更新した大物ルーキー。入学後も順調に成長しており、調整の一環で出場した9月の日体大記録も余力を残した状態で、29分台で走破した。それだけに期待は高まる。一部主力が欠けている明治大学に勢いを与えてもらいたい!また、1年生の予選会トップ候補だろう。

 

専修大学

 

注目選手①:長谷川柊3年(八海・新潟

 

前期はトラックレースで躍動!チームをしっかりと引っ張り、今年の専修大学は予選会を通過するかもと期待を抱かせる希望を与えてくれました。その勢いのままにロードでもトラック同様の力を発揮し、チームを牽引してもらいたい。長い距離も昨年の予選会でしっかりと走れているので、夏を越えて大化けしていることに期待したい。

 

注目選手②:和田照也4年(鳥栖工業・佐賀)

 

10000mのタイムは28分台を誇り、トラックだけなら長谷川選手と2枚看板となる。しかし、タイム先行で実績が伴わない感じが続く。タイムが出せるということは、能力が高いという証。この予選会で潜在能力の殻を破って一気にブレイクしてもらいたい。

 

麗澤大学

 

注目選手:国川恭朗3年(美方・福井)

 

非常に暑くなった学生ハーフマラソンでの好走は記憶に新しい。長い距離に強さを発揮するタイプ。夏合宿を乗り越え、一段と力強さが増しているはずだ。学生ハーフ好走の経験値を予選会に活かして、初出場の原動力となってもらいたい。

 

東京農業大学

 

注目選手:小山直城(松山・埼玉)

 

農大といえば小山選手。絶対的なエースとして農大を引っ張る。最終学年の今季は相当強い想いで臨んでくるはずだ。日本人トップを目指して頑張ってもらいたい。

 

とりあえず、前回エントリー発表時にコメントを書かせていただいた大学の注目選手をピックアップしてみました。本音を言えば出場選手全員が注目選手なわけで、いきなり活躍してヒーローになる選手が出てくるのが、予選会の面白いところかなと思います。夏を越えると本当に化ける選手が出てきますからね。

第30回出雲駅伝オーダー発表!!優勝はどの大学に!?

いよいよ、出雲駅伝のオーダーが発表となりました。とりあえず、各大学についてコメントしました。やはり3強争いとなるのでしょうか?

 

オーダー↓↓↓

http://www.izumo-ekiden.jp/runner/orderlist.pdf

 

青山学院大学


1区 橋詰 
2区 鈴木 

3区 森田 

4区 吉田

5区 生方

6区竹石

 

前半に勝負を賭けてきた感じがしますね。1区〜3区は強力!ポイントはやはり4区〜6区の選手がどのような走りを見せるのか。特に6区の竹石選手はリードがあれば守りきれるが、前を追ってガンガン行くイメージはないので、アンカーまでにリードが欲しいところ。吉田選手、生方選手がしっかりと走るとこの後の駅伝も面白い。

 

 

東洋大学

 

1区 相澤

2区 西山

3区 山本

4区 小笹

5区 今西

6区 吉川

 

青学同様に前半に主力を投入。これまた1区〜3区は強力です。やはりポイントは4区〜6区の選手がどう走るか。アンカーの吉川選手は安定感がある走りが魅力だが、箱根の時のような爆発力のある走りまでは仕上がっていないイメージ。青学同様にリードを持ってアンカーへ繋ぎたい。

 

 

早稲田大学

 

1区 半澤

2区 小澤

3区 中谷

4区 新迫

5区 太田

6区 清水

 

半澤選手が1区、中谷選手が2区と1年生を主要区間に抜擢!5区の太田選手も1年生。さらに復活の小澤選手が2区。1区〜3区がどう流れを作るかで順位が大きく変わりそう。6区清水選手は安定感があるので安心できる。1区〜3区で上位にいるようだと今年の早稲田は脅威になるかもしれない。

 

 

日本体育大学

 

1区 池田

2区 宮崎

3区 山口

4区 廻谷

5区 岩室

6区 林田

 

1区の池田選手がどのような走りを見せるのか。上手く流れれば3区山口選手で良い位置まであげられるかも。監督交代などのバタバタがあり、少し読めない部分が多いですが、どのような戦いを見せるか期待。

 

東海大学

 

1区 西川

2区 舘澤

3区 中島

4区 関

5区 郡司

6区 湯澤

 

本来主要区間に入る選手が外れたり、繋ぎの区間に入っていますが、力があるチームなので、安定した戦いが見れそうです。1区〜3区の流れを関選手が加速させ、5区、6区で流れに乗る形になるでしょうか。青学、東洋の前半型オーダーに3区終了時点でどこまで戦えているかがポイントとなりそう。

 

法政大学

 

1区 坂東

2区 岡原

3区 大畑

4区 土井

5区 坪井

6区 増田

 

これから先を見据えたオーダーのような気がします。坂東選手で流れを作り、その流れのなかでどこまでしっかりと上位の流れで戦えるのか。このオーダーでしっかりと戦えると佐藤選手、青木選手が加わったときかなり強いチームになる予感。

 

 城西大

 

1区 荻久保

2区 西嶋

3区 鈴木

4区 中島

5区 山本

6区 服部

 

結構、いいオーダーが組めていると思います。ポイントは伸び盛りの鈴木選手が3区でどれだけ走れるか。5区ルーキーの山本選手どのような走りを見せるのか。

日体大記録会、世田谷記録会でスピードがあるところを見せているだけにどんなに悪くても初入賞果たしたい。

 

拓殖大学

 

1区 馬場

2区 硴野

3区 デレセ

4区 戸部

5区 吉原

6区 赤崎

 

面白いオーダー組めてます。3区終了時点でどこの順位にいるかがポイントとなりそう。4区の戸部選手も不気味な存在です。出足さえ良ければ十分戦えそうです。

実は出雲駅伝とは相性が良いので、今回もしっかりと入賞したいところだ。

 

帝京大学

 

1区 遠藤

2区 横井

3区 岩佐

4区 谷村

5区 星

6区 島貫

 

なんと言っても注目は1区の遠藤選手。1区でいい位置で来ると3区終了時は上位にいる可能性は高い。1区〜3区でしっかりと流れを作り、4区、5区は経験を積ませ、6区の島貫選手が順位をキープという思惑か。

 

中央学院大学

 

1区 川村 
2区 栗原 
3区 高橋 
4区 吉田 
5区 青柳 
6区 石綿 

 

勢いのある選手と1年生を織り交ぜたオーダーを組んできましたね。注目はやはり日体大記録会での快走が記憶に新しい川村選手。1区でどれだけの走りが出来るか期待したいです。
あとは1年生が3人というのがフレッシュで面白い。入賞する年もしない年も出雲駅伝では必ず爪痕を残すチームですから今後に繋がる走りに期待です。

 

オーダーを見ての感想は、優勝争い青山学院と東洋大学に絞られるかなと思います。そして、3位〜10位はどこがどうなってもおかしくないのかなのと考えます。ミスをしたところから脱落して行く形になり、良ければ3位。悪ければ10位以下という形になる気がします

 

ちなみに出雲駅伝に相性がいいのは青山学院、東海大学。毎年、安定して、上位争いしているイメージ。以外にも長い距離に強いイメージの拓殖大学も出場年は必ず入賞しており、相性は良さそう。

逆に相性が悪いのが、帝京大学城西大学、法政大学あたりは10位前後が多く、城西大学は入賞経験なし。帝京大学は過去7回で入賞は1回。法政も最高順位は7位と戦力が整っている年でも下位入賞にとどまっている。
近年は早稲田大学も3大駅伝でもっとも苦手としているイメージです。

 

そういった出雲駅伝との相性も考えながら見ると面白いかもしれませんね。