箱根駅伝を目指す大学の留年問題について 過去記事②
※昨年、書いていたブログ引用です。偉そうな意見ですいません。
学生の本分は学業である。箱根駅伝を目指す選手やその他スポーツ推薦で入学した学生にとっては建前かもしれませんが。学業が本分とはいえスポーツをやる為に入学している者がほとんどなのだからそう考えても仕方がないでしょう。
しかし、卒業ぐらいはしっかりとしてもらいたです。というか留年した時点で競技を続けるにしても個人で続けて欲しいと思っています。
チームに残り再び目標に向かって頑張るというのは少し違うのかなと。
浪人して入学して4年間頑張るならわかりますが、今年ダメだから翌年もと残る選手がいたら後輩のポジションを奪うことにもなりかねません。
ましてや、競技と勉強の両立が出来ずに留年しているわけですから、学業に専念すべきだと考えています。
なぜ、このようなことを言うかというとやはり学生スポーツは期限があるからこそ盛り上がるし、感動が生まれてくると思うのです。
甲子園などは規定があり、留年生は出場できません。もし留年生の出場が可能で、エースで4番が卒業のはずなのに翌年も出場していたら見ている観客はドン引きすると思います。
やはり、留年生は出場出来ないような規則を設けたほうがよいのではないでしょうか?
「箱根駅伝は入学してからの在学4年間のみ出場することが出来る」といシンプルな規則があれば一番わかりやすいと思います。浪人生も入学してから4年間、現役の学生も入学してから4年間とするのが、不公平感がなくていいと思います。
箱根駅伝を目標に入学して4年間で走ることが出来なければ、それが人生だと思います。現に走れずに卒業していく選手のほうが多いのですから。
走ることが出来なかった選手は、走ることが出来なかったことを糧に社会人として、新たな第一歩を踏み出すことこそ人生において意味があると思います。
留年して箱根を再び目指す選手を見るたびに、留年した選手を残している大学に問いたい。それは教育なのでしょうか?
という偉そうなことを書いていた時期がありました。お恥ずかしい限りです。しかし、いまだに留年してまで目標を目指すということに関しては疑問を抱いています。
毎年、卒業生と新入生の入れ替わりがあり、まったく違う顔のチームになる。その新しいチームで試行錯誤しながら目標に向かっていく姿こそ本来の学生スポーツではないでしょうか?
あくまで私の持論ですが、このブログを見た方だけでも考えていただければと思います。