関東学連選抜 選考レースで波乱!箱根駅伝へ向けて天国と地獄
11月26日に開催された10000m記録挑戦会と八王子ロングディスタンスで、関東学連選抜の選考レースが行われました。おそらく、予定通り記録の良かった上位10名の選手が箱根駅伝出走となりそうです。賛否が多く分かれ、他の方々のブログには今回の選考方法に関して、かなり過激な批判コメントが書かれるなど多くの駅伝ファンを巻き込む形となりました。
以下結果
1位 丸山竜也(専修大)
28分32秒03 予選会1番手→記録1位(±0)
2位 堀尾謙介(中央大)
28分34秒54 予選会9番手→記録2位(↑8)
3位 平賀喜裕(駿河大)
28分53秒52 予選会2番手→記録3位(↓1)
4位 照井明人(東京国際大)
29分06秒85 予選会5番手→記録4位(↑1)
5位 小山直城(東京農大)
29分09秒16 予選会6番手→記録5位(↓1)
6位 加藤風磨(亜細亜大)
29分16秒84 予選会3番手→記録6位(↓3)
7位 廣瀬 岳(関東学院大)
29分18秒11 予選会7番手→記録7位(±0)
8位 福留大樹(流通経済大)
29分27秒45 予選会16番手→記録8位(↑8)
9位 藤井亮矢(武蔵野学院大)
29分30秒31 予選会8番手→記録9位(↓1)
10位 桜庭宏暢(日本薬科大)
29分31秒79 予選会11番手→記録10位(↑1)
11位 金子元気(城西大)
29分33秒35 予選会4番手→記録11位(↓7)
12位 近藤秀一(東京大)
29分50秒42 予選会10番手→記録12位(↓2)
13位 東山知弘(平成国際大)
30分15秒40 予選会15番手→記録13位(↑2)
14位 国川恭朗(麗澤大)
30分21秒44 予選会14番手→記録14位(±0)
15位 宮岡盛治(明治学院大)
30分47秒44 予選会12番手→記録15位(↓3)
DNS 金丸逸樹(筑波大) 予選13番手
結論から言うと城西大学の金子選手と東京大学の近藤選手が、今回のシステムによって、箱根駅伝のメンバー外となりました。逆に流通経済大学の福留選手と日本薬科大学の桜庭選手がこのシステムによって、箱根駅伝のメンバー入りとなりました。
この結果に対してなんと言ったらいいのかわかりませんが、予選会で頑張った選手がトラックレースによって決められてしまうのは本質から外れている気がします。他のブログで今回のシステムに賛成の方のコメントとして、「青山学院大学も10000mの結果でメンバーを選んでいるからおかしくない」と言う方もいらっしゃいましたが、青山学院大学は世田谷246ハーフと記録挑戦会の両方を見て決めているので、決して10000mの結果だけでメンバーを決めているわけではありません。そう考えても予選会と記録挑戦会の両方の結果を見て決めて欲しかったなと思います。
とは言え、色々と言ったところで今回の選考で選ばれたメンバーが変わるわけでもないので、選ばれたメンバーには頑張ってもらいたいです。
選ばれたメンバーは故障していても出場しようとすると思うので、最終練習のようなものを箱根駅伝1週間前などに設けて(レースペースで5kmや10kmのペース走)選手の足の状態や体調なども見極めて藤原監督には最終的な判断をしてもらいたいですね。
(本当に強い学連選抜チームを作る気なのであれば)