駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

箱根駅伝よりも世界へ目を向ける! 東海大学の最新トレーニング

東海大の記事を読みましたが非常に興味深いとともに大学でやるレベルを超えているなと感じました。記事を読んで感じたことを書いていきたいと思います。

 

ちなみに先に結論を書いてしまうと東海大学の選手たちは卒業しても両角監督に指導して欲しいなと思っています。そっちの方が世界が近い気がして....

※前提として両角監督は佐久長聖時代から尊敬している監督です。

 

sportiva.shueisha.co.jp

 

高地トレーニング

 

※以下記事より抜粋

 

昨年に引き続き、今年も高地トレーニングは東海大の夏合宿の柱になっている。高地で練習すると赤血球やヘモグロビンの量が増加し、酸素運搬能力が上がるので、呼吸や心肺機能が高まり、競技パフォーマンスを向上させてくれるのだ。

高地トレーニングは、陸上をはじめサッカーや水泳など、多くの競技で早くから注目され、実践されてきた。世界の長距離界のトップランナー、とりわけアフリカのエチオピア勢、ケニア勢の多くは高地の生まれであり、今も主に高地でトレーニングをしている。

東海大は昨年と異なり、8月のほぼ丸1カ月間、高地で連続した合宿を実践した。低酸素、低気圧での生活を徹底させるべく、合宿に低酸素テントを持ち込み、今回の3次合宿では館澤ら4名の選手がそのテントの中で睡眠をとっていた。その間、動脈酸素飽和度を測る。こうした取り組みによって駅伝シーズン、選手がラストスパートを含めどんな走りを見せてくれるのか、非常に興味深い。

 

感想

 

確かに高地トレーニングはトレーニング効果が大きいとは思いますが、寝るときまで低酸素テントで寝るとは…まず、徹底ぶりに驚かせられます。

正直、そこまでやるのかというのが率直な感想ですが、強くなる為に必要なことを取り入れていくのはアスリートにとっては当たり前のことなのかもしれません。ただ、彼らは学生です。この先もずっと東海大学でトレーニングをしていくのであれば、問題はないのでしょうけど、将来、実業団に行ったときに同じ環境が整えられるとは限りません。低酸素テントも高額な物でしょうし、ほぼ丸1ヶ月間も高地トレーニングを行える状況を作ることが出来るのかが心配になってしまいました。

 

 

海外合宿

 

關選手、鬼塚選手、阪口選手ら3名はアメリカ・フラッグスタッフにある北アリゾナ大を拠点とした2週間の高地合宿を行ったとのことです。

 

感想

 

海外合宿や海外のレースを経験することは非常に競技者としてプラスになると思います。しかし、やはり大学でやるには規模が大きいのかなと感じてしまいます。海外で合宿やレースを体験できることはすばらしいことであると思いますが、それが当たり前になってしまわないかが心配です。世界と戦うという意味では取り入れていく必要性は高いと思いますが、一大学としてではなく、陸連などに呼び掛けて大学のトップ選手を選抜して海外合宿、レースを増やす方向に持って行くことのほうが将来には繋がるのかなと思います。

まぁ〜安藤財閥からの支援というのもあるんですけどね。

 

 

両角監督

 

「世界に通じる選手を育成する」これが両角監督の指導哲学です。素晴らしいと思いますし、佐久長聖時代の選手たちの活躍を見ても、両角監督の指導に期待してしまいます。さらに東海大学は近年、高校のトップレベルの選手たちが入学して来ており、「世界に通じる選手の育成」をするには素晴らしい素材が揃っていると思います。

しかし、大学生はあくまで大学生であり、4年間という期限が設けられてしまっています。スポルティーバの記事を読んでもやっていることのレベルが高く、大学4年間では上手く消化しきれないのではないかなと感じてしまいます。同じ考えで同じような環境を整えられる実業団チーム、監督が数多くあれば、卒業後も継続して両角イズムを継承して行けるでしょうが、そうはいかないと思います。

ですので、「世界に通じる選手を育成する」という指導哲学を貫くのであれば、実業団などのステージに移る必要があるのではないかなと思います。

実際、上武大学からGMOの監督になった花田監督も世界と戦うマラソンランナーの育成の為に移ったと思います。

 

個人的な考えですが、もしかしたら箱根駅伝東海大学が初優勝したら両角監督は新たなステージへ行くのかな?なんて思っています。

本当に勝手な記事ですが、東海大学は良い選手が集まっていますし、結果を出てきていますので、今後の大きな飛躍に期待したいです。

 

東海大学箱根駅伝を制し、両角監督が実業団に移り、さらに東海大の教え子を実業団で教える。そんな未来もあるかも!?

 

 

ekidennotora.hatenablog.com