駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

第49回全日本大学駅伝エントリー発表! 青山学院大学と東海大学の2強対決なるか!?

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ようやく全日本大学駅伝のエントリーが発表となりました!だいぶ遅くはなりましたが、エントリーに関しての関東15大学の感想です。今年は箱根駅伝と同じように当日エントリー変更が可能となるようなので、相手の出方を伺っての区間エントリーがありそうです。

 

エントリー一覧はこちら↧↧↧

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青山学院大学(前年度優勝)

 

鈴木塁人選手、中村選手が無事にエントリーされ、層が厚くなりました。出雲駅伝では後半区間東海大に引き離されましたが、今回は面白い戦いが出来そうです。ポイントとしては、出雲駅伝で起用されていない森田選手と鈴木選手、そして、出雲駅伝最終区に抜擢されるも追いつくために向かい風の中、果敢に突っ込んで本来の走りが出来なかった橋詰選手。このあたりがどう起用されるかと調子が上がっているかが大きなポイントとなりそうです。

 

早稲田大学(前年度2位)

 

出雲駅伝メンバーから大きなプラス材料はありませんが、マイナス材料も特にありません。近年は出雲駅伝が不調に終わることが多いですが、全日本駅伝から調子が上がってくるイメージなので、出雲駅伝とは違った駅伝を見せてくれそうです。ポイントは出雲駅伝で不調だった永山選手。流れを変えるだけの力を持っている選手ですので、永山選手の調子次第で、チームの流れも決まってきそうです。

 

山梨学院大学(前年度3位)

 

予選会メンバー漏れから市谷選手が戻ってきました。選手層の薄さはありますが、ポイント区間さえ押さえてしまえば、最終区にニャイロ選手がいるのでシード権獲得は堅いかもしれません。箱根駅伝を考えるのであれば、前半にニャイロ選手を投入して、常にシード圏内でレースを進めて新戦力に駅伝の流れを経験させたい。

 

駒澤大学(前年度4位)

 

物江選手がエントリーされてきました。出雲駅伝ではチーム全体が上手く機能していなかつた印象でしたが、全日本までにどれだけ立て直してきているか。今年の駒澤大学は、力はあると思うのですが、ピーキングがズレたらとことんダメなイメージがあります。ただ、全日本は三大駅伝で最も得意としていますので、しっかりと合わせてくると思います。ポイントはチームとしてのピーキングになると思います。

 

ちなみに今年の駒澤の流れはこんな感じ

 

立川ハーフ(無茶苦茶強い)⇒関東インカレ(立川程の力強さなし)⇒ユニバーシアード(ワンツーフィニッシュ!金銀獲得!)⇒出雲駅伝(中途半端な結果に)⇒全日本大学駅伝(どうなるか?)

順番的には全日本は走りそうです。

 

 

 

中央学院大学(前年度5位)

 

新井選手と細谷選手が戻ってきてチームは万全の状況に近づいて来ています。駅伝では面白い走りを見せる選手が多いので楽しみです。ポイントは箱根駅伝しか走っていませんが、2回走って区間3位の細谷選手と出雲では不調だった高砂選手。この2人の調子が上がっているようだと非常に面白い。ただ、出雲駅伝、全日本駅伝とチームは上がってくるのですが、常に育成を考えている部分もあるので、どういうオーダーになるか。シード権を狙える力は今年もありそうです。

 

東洋大学(前年度6位)

 

4年生が何名かエントリーされましたが、堀選手、野村選手、竹下選手のエントリーはなし。まだチームとして万全ではない状況です。距離の短い出雲駅伝では最終区まで優勝争いをするなど、力のあるところを見せてくれましたが、距離が延びる全日本ではどうか?育成を見据えながらシード権獲得を目指したいところ。ポイントは山本選手の起用法。流れを一気に変えることの出来る選手なので、どの区間で起用するかで駅伝の流れが変わってきそうです。

 

神奈川大学(予選会1位)

 

エースの鈴木健吾選手も戻ってきて、平成国際大記録会でも好記録を出す選手が出るなどチームとして上昇気流に乗っています。全日本大学駅伝でどれだけ戦えるかが箱根駅伝に直結しそうです。ポイントはやはり鈴木健吾選手になると思います。おそらく2区か4区起用になると思うのですが、そこで1度は首位に立ちたいところ。シード権を獲得できるだけの戦力は十分です。

 

東海大学(予選会2位)

 

ほぼ充当なエントリーで長い距離が得意な湊谷選手、中島選手がエントリーされました。高島平ロードレースでの川端選手、国行選手の走りや平成国際大記録会でのルーキー塩澤選手の走りを見ていると誰を外して誰を走らせるのか非常に迷いそうな気がします。ポイントは出雲駅伝に出走していない最上級生の川端選手とこちらも出雲駅伝未出走のルーキー塩澤選手。この2人がどう起用されるかがポイントとなりそうです。優勝を狙えるメンバーは揃っています。

 

國學院大學(予選会3位)

 

予選会に引き続き熊耳選手がエントリー漏れ。他はほぼ順当なエントリーとなっています。チームとしての総合力は高いと思うのですが、エース力がやや欠ける印象。ポイントは予選会で力から考えると少し中途半端な走りをしてしまった向選手と浦野選手が他大学のエースとしっかりと戦えるかになりそうです。

 

大東文化大学(予選会4位)

 

予選会で好調だったメンバーは順当にエントリーされています。昨年は1区でブレーキしてしまい駅伝にならなかったので、ポイントはやはり1区となりそうです。面白い選手は揃っているので、流れに乗ることが出来ればシード権獲得も充分、視野に入ってきます。ポイントとなるのはやはり予選会で59分台を出した林選手、原選手、川澄選手になるかと思います。

 

法政大学(予選会5位)

 

細川選手や東福選手のエントリー漏れはありますが、佐藤選手、土井選手などがエントリーされ、十分戦えるエントリーにはなっていると思います。やはり法政大学もポイントは1区となりそうです。坂東選手が出雲駅伝ではまさかのブレーキで流れに乗りきれませんでしたので、1区の流れが重要になると思います。

 

帝京大学(予選会6位)

 

予選会メンバーから1年生の日野原選手が外れていますが、万全のエントリーかと思います。予選会トップ通過から見ても総合力の高さがうかがえ、十分にシード権を狙えるだけのチーム力がありそうです。ポイントは予選会を走っていませんが、高島平ロードレースで20kmを59分台で走った小森選手。三重県のいなべ総合高校出身で後半区間を走れば地元を走ることになります。

 

明治大学(予選会7位)

 

4年生でエントリーされたのは末次選手のみ。体調不良で予選会を欠場した坂口選手。予選会で転倒して途中棄権した三輪選手の状況は気がかりです。残念ながら箱根駅伝はありませんので、今いる戦力で明治大学の意地を見せてもらいたいです。ここでの結果が今後の明治大学を左右しそうです。

 

順天堂大学(予選会8位)

 

主力はしっかりとエントリーされており、出雲駅伝に引き続き面白い戦いが出来そうです。ポイントは誰が1区を走るのか。出雲駅伝は距離が短かったので、塩尻選手がカバーすることが出来ましたが、距離が延びる全日本からはそうはいきません。誰が流れを作るのかが大きなポイントとなりそうです。また、高島平ロードレースで快走した難波選手の起用にも注目です。

 

城西大学(予選会9位)

 

故障上がりの選手などもいると思うのですが、現状ではベストメンバーではないでしょうか。駅伝ではハマれば面白い力を発揮するチームなので、上手く調整出来ていればある程度戦えそうです。ポイントは予選会では調子の上がり切らなかった中島選手。中島選手の爆発力が駅伝で発揮されれば流れを変えることが出来そうです。

 

 

以上、関東の15大学について簡単にエントリーの感想を書かせてもらいました。今年の全日本のポイントはやはり1区となりそうです。1区は全区間で最もアップダウンが多く、難しいコースとなっています。ここで良い順位にいない限りは大エースがいない大学は少し苦しくなると思います。また、今回の各大学を見ていると最終区にエース級を回せる大学は上位大学しかなく、1区~4区である程度の順位を確保して、5区~8区は耐えるパターンがシード権獲得大学のパターンになるかなと思います。

本当に2強対決? 出雲駅伝、箱根予選会を終えて箱根駅伝の構図を考える。

箱根駅伝予選会も終わり、第94回箱根駅伝への出場校がすべて出そろいました。出雲駅伝東海大学が制し、世間の注目は青山学院大学VS東海大学という構図が出来上がっています。果たしてこの2校に割って入る大学はないのでしょうか?少し考えてみました。

 

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優勝候補

 

青山学院大学

 

出雲駅伝では負けたとはいえ、優勝候補筆頭は間違いなく青山学院となるでしょう。今年の出雲駅伝は負けましたが、短い距離への準備はそこまでしていなかった印象で、全日本大学駅伝箱根駅伝だけを見据えているように感じました。もしかしたら箱根駅伝1本に照準を絞っているような気もします。全日本大学駅伝で負けるようなことがあっても箱根駅伝はしっかりと合わせてくると思います。

 

箱根駅伝のポイント

 

①エース田村選手、下田選手をどう使うか

田村選手は絶対的な走力がありますが、暑さにあまり強くない。下田選手は暑さに強く単独走が得意。この2人をどう起用するかがポイントとなりそうです。

田村選手をエース区間の2区に使うのがオーソドックスかもしれませんが、1区で逃げる奇襲作戦も面白い。下田選手も2区候補ですが、差がつきやすい復路の8区で起用出来ると復路で勝負出来て面白い。果たしてどう起用されるか

 

②3区は誰が起用されるか

青山学院は近年、この3区が大きなポイント区間となっています。秋山選手の3区で先頭に立つというのが勝ちパターンでした。その秋山選手が卒業して、誰がこの3区を任されるのかが、勝負を左右しそうです。個人的には鈴木塁人選手か橋詰選手あたりが攻撃的で下り基調のコースに向いているのではと思っています。

 

③5区は繋ぎか攻めるか?

昨年の5区は貞永選手が無難に走るスタイルでしたが、今年は勝負できる選手がいるのかどうか?6区が小野田選手でアドバンテージが作れることが予想されるので守りの5区ではなく、攻めの5区に変えることが出来ると面白い。

 

 

東海大学

 

出雲駅伝は勝つべくして勝った東海大学三大駅伝制覇を狙える唯一のチームです。高校時代から実績のある選手がほとんどで選手層は非常に厚く、こちらも優勝候補筆頭と言えるでしょう。全日本大学駅伝も優勝候補です。問題があるとすれば、箱根駅伝の距離と適材適所に区間配置することが出来るのかだと思います。ハマれば一気に行く可能性も秘めています。

 

箱根駅伝のポイント

 

①最上級生の走り

2年生ばかりが目立っていますが、昨年度も長い距離で頼もしかったのは4年生でした。今年も川端選手、春日選手、國行選手など力のある4年生がいます。この4年生たちがどのように起用されるがポイントとなりそうです。おそらく昨年と同様に後半区間が予想されます。川端選手、國行選手は高島平の20kmで60分を切っており、ますます最上級生へのウェイトが高まりそうです。

 

ジョーカー鬼塚選手の起用法

出雲駅伝で優勝を決定づけたのは4区鬼塚選手の快走でした。昨年は不動のスターターでしたが、阪口選手の成長により、鬼塚選手がどの区間でも行ける状況が出来ています。走り方などを見ていると3区が向いているような気がして、1区阪口、2区關、3区鬼塚と繋ぐことが出来れば3区終了時点でトップに立てる可能性は十分高いでしょう。また、往路に使わず復路に使うのも面白いかもしれません。

 

③5区を任せられる選手

昨年は舘澤選手が走りましたが、今年は違う選手が上りそうです。この区間に計算できる選手を置くことが出来るかどうかは箱根駅伝優勝を目指すには必須となります。走力の高い選手は非常に多いのですが、上りに抜群の適性を持った選手を起用することが出来るかも大きなポイントとなりそうです。

 

箱根駅伝は全区間が20kmを越え、なおかつ5区と6区という特殊区間がありますので、単純に持ちタイム=力とはなりません。しかし、世間が騒ぐように現状であれば、青山学院大学東海大学が頭一つ抜けている状況には変わりないと思います。ただ、この2校に割って入る可能性がある大学があるとすれば神奈川大学になると思います。

 

 

神奈川大学

 

前期からチームが波に乗り、エース抜きの出雲駅伝でも途中まで健闘を見せた。エースの鈴木健吾選手は強力で、エースが入ったチームは出雲駅伝の時とは比べ物にならないくらいに強くなりそうです。1区~3区で勢いに乗れれば2強にしっかり食らいついていける可能性を秘めています。

 

箱根駅伝のポイント

 

①3区と5区の選手は?

 昨年は1区の山藤選手、2区の鈴木健吾選手で一気に先頭を奪うことに成功しました。しかし、3区と5区がウィークポイントとなり、一気に順位を落としてしまいました。逆に考えると3区と5区に強力な選手を配置することが出来れば、往路優勝を狙えるということです。今年はかなり成長した選手たちがいますので、この区間にどの選手が配置されるかがポイントとなりそうです。

 

 

というわけで2強+1の構図が成り立つのではないかと考えています。しかし、正直なところ2強以外は紙一重で、どこがシードを獲得してもおかしくない状況です。

 全日本大学駅伝が終わったら再び、全出場大学について書きたいと思います。

 

名門復活なるか! 中央大学が箱根路に復帰! 箱根駅伝での逆襲はあるか!?

中央大学が見事3位で予選会突破を果たしました!当日の気象条件などを見ていて通過は固いかなと思っていましたが、下位通過を予想していただけに上位通過には驚きました!苦悩の1年の中で、監督、選手の中の意識改革が進んでいたのだと思います。

予選会突破の要因と本戦へ向けて少し書いてみました。

 

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エースの躍進

 

堀尾選手

まず、記録的にはトップである堀尾選手が頑張りました。堀尾選手は暑さや湿度にやや弱い印象ですが、この日は気象条件も良く見事に監督の期待に応える走りを見せました。前期は少し苦しんでいた印象でしたので、この大事なレースに合わせてきたのは流石です。

 

舟津選手

昨年は距離に苦戦していた舟津選手でしたが、今年はしっかり距離にも対応!日本インカレで1500mに出場し優勝した時、距離は大丈夫かな?と思ったのですが杞憂に終わりました。しっかりと距離にも対応し見事60分切を果たしています。

 

中山選手

なんといっても一般入試組の中山選手の躍進が光りました!ブレイクするのではないかと思っていましたが、日本人2位の快走で見事チームに貢献しました!まだまだ伸び代がありそうなので、今後が楽しみです。

 

この3人がエースとして藤原監督の期待に応えたことは非常に大きかったと思います。

 

1年生の快走

 

期待されて入学してきた1年生たちですが、その期待通り1年目から活躍することは容易なことではありません。しかし、中大の1年生たちは見事にそれをやってのけました。特に畝選手は快走を見せ、全体33位、全出場大学の1年生の中でトップとなる走りで期待に応えます!池田選手も74位。川崎選手も二ケタ順位とはなりませんでしたが、61分22秒で走り切っており、通過に貢献しています。この1年生たちの頑張りが先輩たちを刺激して、チームを底上げしたことは間違いないと思います。

 

ペース配分

 

今回の予選会はかなり涼しいコンディションで行われました。そのため、ペース配分をどうするかが難しくなりました。暑いコンディションならば前半抑えて後半勝負となりますが、涼しいからと言って速く行かせ過ぎても後半が怖い。そういった意味ではタイムを稼いだ上位3名以外は最初の5㎞を15分05秒前後で入っており、今回のコンディションでは絶妙なペース配分だったように感じます。同じようなペース配分をしていたのが国士舘大学で見事にハマっていました。逆に創価大学は設定ペースが遅すぎてレースの流れに乗り切れませんでした。

 

箱根駅伝に向けて

 

箱根駅伝予選会と箱根駅伝本戦は全くの別物です。舟津主将がシード権を必ず取ると言っていましたが、箱根駅伝はいかに適材適所に区間配置することが出来るか。1人でも自分の力を十分に発揮することが出来るのかが求められます。そういった意味では全日本大学駅伝に出場できなかったことは選手を試すという意味では少し痛かったかもしれません。

 

現状では考えられるオーダーは

 

1区 舟津選手

2区 中山選手

3区 堀尾選手

4区 畝選手

 

という形になるのではないでしょうか?3区までは確実にシード権内でレースを運ぶことが出来そうです。その他の区間はこれから適性を見極めながらということになりそうです。

 

舟津選手が何かと話題になりがちな中央大学ですが、チーム一丸となって頑張ってもらいたいですね。

 

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箱根駅伝予選 日本大学の武者監督「留学生が誤算」は本音が漏れただけ? 真意は!?

箱根駅伝予選会後の日本大学の武者監督の「留学生が誤算だった」という発言が各ネットで飛び交っており、叩かれていましたが、実際に留学生がいなかった場合、予選会の順位変動はどうなっていたのでしょうか。

 

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※タイムは留学生のタイムを除き、11番目の選手のタイムを加算しました。

 

1位  帝京大学   10時間04分58秒

2位  大東文化大学 10時間05分45秒

3位  中央大学   10時間06分03秒

4位  拓殖大学   10時間07分15秒

5位  國學院大学  10時間07分35秒

6位  国士舘大学  10時間07分47秒

7位  城西大学   10時間08分50秒

8位  上武大学   10時間09分42秒

9位  山梨学院大学 10時間11分24秒

10位 東京国際大学 10時間12分27秒

11位 明治大学   10時間13分05秒

12位 専修大学   10時間13分40秒

13位 日本大学   10時間15分17秒

14位 創価大学   10時間16分19秒

15位 麗澤大学   10時間18分46秒

 

結局、通過校は変わらないという結果となりました。しかし、山梨学院大学は順位を大きく下げ、ボーダーラインまで落ちてしまい、選手層の薄さが伺えます。

明治大学は別として、専修大学も予選突破に大きく近づく結果となります。

 

武者監督の「留学生が誤算だった」発言に関してはかなり厳しい意見が飛び交っていますが、留学生を起用している大学のほとんどは貯金を作ってくることを期待していることは間違いないと思います。そしてそれを計算に入れながら戦術を立てていると思います。

 思っていても発言しないだけであって、武者監督の発言が本当であってもそれは本音がこぼれてしまっただけの話であり、そこまで叩く必要性はないのではないかなと思います。日本人選手の頑張りが一歩及ばなかったことは事実であり、真摯に受け止めなければならないことかもしれませんが、留学生発言については多めに見てあげて欲しいと思います。

極論を言ってしまえば、留学生に期待することを辞めるのであれば、留学生を呼ぶという選択肢をなくせばいい話になってくると思うのですが…

世間では留学生が誤算とは何事か!日本人がしっかり走らないのが悪い!留学生に頼るな!ということなのでしょうけど。みんな本音は言いませんけど留学生のいるチームはかなり頼っていると思います。

 

明治大学も坂口選手が60分を切ることを計算に入れて、戦術を立てていた部分もあったと思いますが、「坂口が誤算だった」と監督が発言しなかっただけであり、本質はあまり変わらないと思います。

 

武者監督は本音と建て前を上手く分けて話すことが出来なかっただけだったと思うので、若い監督ですので、もう少し温かく見守ってあげて欲しいと思います。


青山学院大学の原監督も出雲駅伝終了後「1区が遅れて、それが誤算でしたが……でも、まぁそれも含めて駅伝なので……」と語っていたそうなので、武者監督が報道陣にどう話したかわかりませんが、「留学生が遅れて、それが誤算でしたが……でも、まぁそれも含めてチームなので……」といったら風向きが少しは変わったのかもしれません。


戦術はチームそれぞれです。稼ぐ選手も入れば耐える選手もいる。それも含めての総合力です。その戦術の中の一端を話したことによる誤解が今回の発言だったのではないかと思います。

第94回箱根駅伝予選会結果 帝京大学の総合力が光る!

コンディションが過去の予選会と比べても非常に良かったです。大方の見方通り、後半の落ち幅が少なくスピードレースとなりました。波乱も多くあった予選会を簡単に振り返ります。

 
やはり強かった!畔上選手の日本人トップには驚きましたが、3人が60分を切り、全体的に外す選手もおらず、総合力の高さを見せつけました!ただ、帝京大学は集団で走るレースでは強さを発揮しますが、駅伝となると少し苦手なイメージなので、どう駅伝に繋げていけるかに注目。
 
 
やはり林選手がブレイクしてきましたね!原選手、川澄選手も60分を切る走りで、チームとしても安定した走りを見せてくれました!新井選手が63分と少し心配ですが、チームとしての総合力は昨年よりも上だと思います。大東文化も駅伝はハマるときとハマらないときの差が激しい印象ですので、今年はどうなるか。
 
 
通過するかなとは考えていましたが、60分切りが3人出て3位で通過するとは思いませんでした。気象条件と作戦が全て噛み合った感じがします。そして中山選手がブレイクしてきましたね!畝選手も1年生トップの走り!あとは藤原監督の駅伝初采配に注目が集まります。
 
 
危なげなく4位で通過したイメージですが、ニャイロ選手がいなかったら結構、やばかった。上田選手や永戸選手など主力は走れているので、箱根駅伝までにチームの底上げが急務となりそうです。
 
 
デレセ選手がいまひとつでしたが、西選手、戸部選手、赤崎選手が60分を切るなど収穫の多い内容でした。涼しいコンディションは不利かと思いましたが、チーム力がかなり上がっている印象です。全日本がない分、さらに走り込み箱根駅伝はさらに上がってきそうです!
 
 
安定した走りで無難に通過してきましたが、エース向選手、浦野選手には60分切りで走って欲しかった。チームとしての底上げは出来ているので、駅伝を考えるとアクセントをつけられる選手の存在が欲しいところです。
 
 
エース住吉選手の快走と集団走が見事にハマりました!下馬評は決して高くなかったのですが、チームの底上げがしっかりと出来ており、集団走のペース配分も絶妙でした!添田監督恐るべし。
 
 
金子選手、菅選手が安定した走りで上位に来ると他も無難にまとめました。11位、12位の選手を見るとかなり失速しており、総合力という点では課題が残りそうです。ただ城西大学予選会は苦手ですが、本戦は得意なので、ここからどう仕上げてくるか。
 
 
条件が良すぎたのでスピードレースへの対応が危惧されましたが、しっかりと対応してきました。坂本選手、太田黒選手の60分切りはさすがです。上武大学に入学してくる選手は無名選手が大半を締めますが、その中で激戦と呼ばれる予選会を勝ち抜いているのは非常に凄いことだと思います。
 
 
なんとか滑り込みましたね。後半の粘りで一気に通過を引き寄せました。涼しいコンディションも選手たちを後押ししましたね。1度出場した本戦でも往路を沸かせていますので、本戦にしっかりと合わせてもらいたい。
 
 
アクシデントもあったようですが、基本的に力不足だったと思います。脱留学生の気持ちでやらなければこの先も厳しいかもしれませんね。
 
 
集団走のペース配分が少し遅かったような気がします。エントリー漏れの選手もいましたし、予選会に上手く合わせられなかった印象です。暑さには強いのですが、気象条件が良くなると対応できないので、今後、大きな課題となりそうです。
 
 
アクシデント続きで坂口選手が欠場。三輪選手が給水テーブルにぶつかって棄権。しかし、入学している選手の能力からしたら通過しなければならなかったと思います。ここから厳しい1年になると思いますが、力強くなって戻って来ることを期待したいです。
 
総括
 
今回の予選会は条件が良すぎました。条件が良いわりには留学生についていく選手もおらず、ペースも安定していたため、60分切の選手がたくさん出たと思います。集団走のペース配分が遅かった大学は流れに乗り遅れてしまい、逆に国士舘大学中央大学などは今回の気象条件にぴったりなペース配分で進んでおり、下馬評を覆す結果に繋がったような気がしました。
 
余談
 
後期に入ってから気象条件が良い日ばかりが続き、記録ばかりが先行している状況です。日体記録会では好記録が続出し、箱根予選会も好記録が続出しました。さらには高島平ロードレースも好記録が出て、学生が強くなっている印象を受けます。しかし、ここが大きな落とし穴となりそうです。
 
逆に暑くなった出雲駅伝では脱水症状や熱中症になる選手が続出しています。向かい風などの悪条件で実力をまったく発揮できない選手もいます。これは条件が悪くなったら走れない選手も多くいるということです。
記録ではない強さがなければ駅伝では戦えないということだと思います。
 
予選会通過校とシード校との差は紙一重です。ここからはどんな条件でも自分の力を発揮することができるタフな選手を作れるかが箱根駅伝の順位を大きく左右することとなりそうです。

10月14日号砲!第94回箱根駅伝予選会通過するのは!? 順位予想

いよいよ明日は箱根駅伝予選会が開催されます。この日の為に努力を重ねてきた選手の事を考えると全員走らせてあげたい気持ちですが、そこは勝負の世界!明日は悔いの残らないように選手たちには頑張ってもらいたいです。というわけで順位をざっくりと予想してみました。

 

エントリー一覧↧↧↧

http://www.kgrr.org/event/2017/kgrr/94hakone-yosenkai/94_yosenkai_entry.pdf

 

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1位  大東文化大学         

10時間08分10秒(±60秒)

 

昨年の日差しが強いコンディションでしっかりとトップ通過している経験は選手にとって自信でしょうし、昨年と同じパターンで行った10000mの記録会もしっかりと走れていることもやってきたことへの裏付けが出来ているような気がします。予選会への調整力もあり、どんなコンディションでも崩さず走ると思うので、トップ通過と予想しました。

 

2位  明治大学       

10時間08分20秒(±60秒)

 

昨年、1年生ながらプレッシャーのかかる予選会でしっかりと走った2年生とエース坂口選手は強力。坂口選手が当日走らないということがなければ、今年もトップ通過を争うのではないでしょうか。唯一経験だけが不足していましたが、昨年の調整を見ているとしっかりと予選会に合わせていけそうです。

 

3位  帝京大学       

10時間08分30秒(±60秒)

 

久しぶりの予選会となりますが、問題はないでしょう。総合力的にはトップ通過してもおかしくはないのですが、中野監督の事なので、確実に通過する戦術を取ってくると思います。叩き上げの選手も多く、どんなコンディションでも大崩することはないでしょう。

 

4位  山梨学院大学         

10時間09分10秒(±90秒)

 

留学生と日本人エースである程度貯金をつくることが見込まれ、あとは新戦力が無理せずにペース走をすれば、上位通過が出来ると思います。問題は主力選手に故障が発生して出走出来ないなどアクシデントが起きないことだけだと思います。

 

5位  國學院大學       

10時間11分10秒(±90秒)

 

総合力を考えると3位以内を狙ってもいいと思うのですが、近年、予選会にピークが合わない選手もいることからこの順位で予想。前田監督のことなので冒険せずにしっかりと戦術を立てて、確実に通過することを選択してくると思います。

 

6位  拓殖大学       

10時間11分20秒(±120秒)

 

主力選手にアクシデントが発生すると、ひとたびボーダー争いまで巻き込まれる可能性がありますが、現状では大丈夫だと見ています。長い距離になれば力を発揮するチームだけに真ん中ぐらいの順位で堅実に通過すると予想。

 

7位  創価大学       

10時間12分00秒(±60秒)

 

一部、主力選手がエントリーされていないのが不安ですが、戦術や留学生のアドバンテージなども考えてしっかりと通過してくると予想。暑くなってもしっかりと力を発揮できることが強みです。当日、日差しが出て暑くなるようだと面白い。

 

8位  上武大学       

10時間12分30秒(±60秒)

 

予選会を通過する為に前期から20kmをしっかりと意識してチームを作ってきた印象です。昨年のチームと変わらないくらいの戦力は整っていると思います。花田監督時代から引き継がれている予選会への調整力と戦術が今回の予選会でも発揮されると予想。

 

9位  城西大学       

10時間13分30秒(±150秒)

 

通過は濃厚と思っていたのですが、過去の結果なども加味してシュミレーションしてみたらこの順位に。爆発力がある反面、脆さもあるチームですので、通過ラインでの勝負になると予想。

 

10位 中央大学     

10時間13分50秒(±150秒)

 

昨年よりもチーム状況は良く、通過の可能性は高いのですが、シュミレーションしてみたらこの順位に。10000mまでなら読める選手が多いのですが、20kmになると確実に計算できる選手が少ない気がします。ただ、通過するだけの力は十分にあります。2年目の藤原監督の戦術と期待の1年生の走りに期待したい。

 

10位 国士舘大学            

10時間13分50秒(±120秒)

 

こちらも戦力が読みづらいのですが、住吉選手を中心にハマれば突破は十分に可能だと思います。添田監督になってからチーム戦では思わぬ力を発揮してきますので、通過ラインでの戦いが予想されます。

 

12位 東京国際大学         

10時間14分30秒(±180秒)

 

通過するだけの戦力はあるような気がするのですが、過去2年間の成績を見ていると非常に読みづらいです。ただ、今回は中間層の選手などを考えると少し厳しいかもしれないと思います。暑さにあまり強くないイメージなので、当日、条件が良くなるとハマる選手が多く出て面白いかもしれません。

 

13位 日本大学      

10時間15分00秒(±180秒)

 

チームとしての調子は良さそうなのですが、日本人選手で稼げる選手が見当たらず、パトリック選手に頼らないといけない状況は変わりません。もっとも大胆な戦術でも取ってくると通過の可能性が見えてくると思います。パトリック選手以外は全員で61分30秒のペース走を行い、全員が61分30秒~61分50秒でまとめ、パトリック選手が58分30秒で走ると間違いなく通過します。

 

 

順位予想は10位が2つになってしまいましたが、中大が優勢かなと思っています。上記の予想は気象条件を普通と考えて予想していますので、( )書きに±が書いてありますが、涼しい条件になると走れる大学はタイムを大きく短縮してくる可能性があります。ということで基本的には上記の予想で行きますが、当日の気象条件が天気予報通り、かなり涼しくて、雨が降るようなコンディションの場合も予想してみました。

 

1位  大東文化大学

2位  明治大学

3位  帝京大学

4位  國學院大學

5位  山梨学院大学

6位  城西大学

7位  創価大学

8位  中央大学

9位  拓殖大学

10位 日本大学

11位 上武大学

12位 東京国際大学

13位 国士舘大学

 

力のある上位チームの順位変動はなし。涼しくなると城西大学中央大学のスピードランナーの後半の失速が最小限に抑えられ、順位を上げてくると予想。逆に暑くても涼しくてもあまり変わらなそうなのが、走り込みで選手を鍛えている拓殖大学上武大学。この2校に関しては暑くなるコンディションのほうが有利となりそうなので、涼しいコンディションになると不利になる可能性あり。

 

2パターンの予想をさせて頂きましたが、スタートしてみないとどうなるかわからないのが予選会です。ただ、気象条件によって集団走のペース配分の変更など、指導者の当日の戦術にも注目したいところです。

 

ちなみに今のところ気温は15℃前後で小雨の予想。これは絶好のコンディションと言えそうです。日本人選手で60分切を果たす選手も15人~20人は出てくるのではないかと思います。涼しくなると後半の失速が少なくなると思いますので、留学生のアドバンテージの影響が少し弱くなるのかなと思います。

 

どのような結末が待ち受けているかはわかりませんが、選手たちの健闘を祈ります!

 

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

 

激戦の10枠! 第94回箱根駅伝予選会 過去4年間のデータによる通過ラインとは?

過去4年間の箱根駅伝予選会のデータをもとに通過ラインはどれくらいなのか考察してみました。気象条件などで変わってくる面もあるかと思いますが、予選会突破ラインが見えてきます。昨年度は3年間で考えましたが、今年は昨年の記録も加味して過去4年間のデータより、通過ラインを考えてみました。

 

2016年

(左から順位、大学名、タイム)

 

1位  大東文化大学     10時間08分07秒

2位  明治大学       10時間08分17秒

3位  創価大学       10時間10分09秒

4位  法政大学       10時間10分18秒

5位  神奈川大学      10時間11分47秒

6位  上武大学         10時間12分12秒

7位  拓殖大学    10時間12分36秒

8位  國學院大學      10時間14分09秒

9位  国士舘大学      10時間14分45秒

10位  日本大学          10時間16分17秒

11位  中央大学            10時間17分01秒

12位  城西大学         10時間19分10秒

13位  東京農業大学     10時間20分50秒

14位  専修大学            10時間25分00秒

15位  東京国際大学     10時間25分29秒

 

昨年の予選会は日差しも強く、非常に暑く感じました。条件的には良かったと言える条件ではなかったと思います。20kmを60分切った選手は10名(留学生5名)となり、60分切の選手がここ数年で最も少ない年となりました。ボーダーラインの10位は10名平均61分38秒で走ることが求められます。しかし、9位から1分30秒開いていることからも、実質のボーダーラインは61分29秒あたりと推測されます。

 

2015年

(左から順位、大学名、タイム)

 

1位 日本大学          10時間06分00秒

2位 帝京大学          10時間07分20秒

3位 日本体育大学   10時間07分37秒

4位 順天堂大学      10時間07分58秒

5位 神奈川大学      10時間08分01秒

6位 拓殖大学     10時間08分36秒

7位 法政大学          10時間11分03秒

8位 中央大学          10時間11分32秒

9位 東京国際大学   10時間11分41秒

10位  上武大学          10時間12分04秒

11位  国士舘大学         10時間12分14秒

12位  東京農業大学   10時間12分57秒

13位  國學院大學         10時間13分28秒

14位  創価大学            10時間14分13秒

15位  専修大学            10時間16分29秒

 

この大会は非常に涼しく、条件が良かった印象です。20km60分を切った選手は16名(うち留学生3名)です。10位のボーダーラインを見てみると10時間12分04秒で1人辺りに平均すると61分12秒で走ることが求められます。

 

2014年

(左から順位、大学名、タイム)

 

1位 神奈川大学      10時間07分11秒

2位 國學院大學      10時間07分18秒

3位 東海大学         10時間07分31秒

4位 山梨学院大学  10時間07分57秒

5位 中央学院大学  10時間09分17秒

6位 上武大学         10時間10分20秒

7位 中央大学         10時間11分37秒

8位 順天堂大学     10時間11分55秒

9位 城西大学        10時間12分09秒

10位  創価大学        10時間14分03秒

11位  東京農業大学   10時間14分52秒

12位  法政大学       10時間16分53秒

13位  東京国際大学  10時間18分24秒

14位  平成国際大学  10時間22分19秒

15位  国士舘大学    10時間25分28秒

 

この時は日差しがあり、体感の気温が高めで、条件的にはそれほど良くなかった印象です。20km60分を切った選手は10名(うち留学生2名)です。暑さもあってか、60分切の選手が少ない印象です。10位のボーダーラインを見てみると10時間14分03秒で1人辺りに平均すると61分24秒で走ることが求められます。

しかし、9位から2分開いていることからも、実質のボーダーラインは61分12秒あたりと推測されます。暑さのせいか10以降のタイムが一気に落ちています。

 

2013年

(左から順位、大学名、タイム)

 

1位 東京農業大学  10時間04分35秒

2位 山梨学院大学  10時間05分33秒

3位 東海大学           10時間06分36秒

4位 神奈川大学    10時間07分32秒

5位 國學院大學   10時間08分30秒

6位 大東大学    10時間09分51秒

7位 専修大学    10時間09分56秒

8位 日本大学    10時間11分39秒

9位 拓殖大学    10時間11分53秒

10位  城西大学    10時間12分29秒

11位  上武大学    10時間14分05秒

12位  中央大学    10時間14分12秒

13位  国士舘大学   10時間16分54秒

14位 亜細亜大学   10時間21分29秒

15位 流通経済大学  10時間22分40秒

 

この時は気象条件も良く、創価大学東京国際大学が、今ほど戦力が整っておらず、記念大会の増枠もあったため、余程の事がない限り、有力校は出場出来る状況でした。ですので、個人走をせずにガンガン走らせる大学もあったので、上位チームの総合タイムは高めです。20kmで60分を切ったのは19名(留学生4名)です。この時のボーダーラインは13位ですので10時間16分54秒です。1人辺りに平均すると61分42秒で走ることが求められます。しかし、10位の大学を見てみると10時間12分29秒ですので、やはり10番目の平均で61分12秒が求められます。

 

過去4大会の結果を見てみると気象条件に関わらず、10位のボーダーラインの平均はおおよそ、61分12秒が求められ、確実に通過することを考えたときに求められるタイムは平均して61分になるかなと思います。条件がかなり良くない場合に限り。61分25秒平均くらいで滑り込めるのかなと思います・

 

ちなみに20km60分切の学年の推移です(留学生は除く)

 

2016年(5名)

 

4年生 2名

3年生 2名

2年生 1名

1年生 0名

 

2015年(13名)

 

4年生 7名

3年生 3名

2年生 2名

1年生 1名

 

2014年(8名)

 

4年生 5名

3年生 2名

2年生 1名

1年生 0名

 

2013年(15名)

 

4年生 4名

3年生 7名

2年生 4名

1年生 0名

 

こうやってみると、やはり上級生の安定感が光ります。予選会など20kmを越えてくる大会で頼りになるのは、学年を重ねてしっかりと距離を踏んできた上級生ということになりそうです。

 

以上のデータから考えられることは、

 

確実に予選会を通過する為に求められる20kmの平均タイムは61分00秒。

 

一概には言えないが、距離を重ねてきた上級生が多くエントリーされているチームは、安定した走りが期待できる。

 

あくまで机上の空論ですので、予選会当日はどうなるかわかりませんが、参考になればと思います。