駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

箱根駅伝前に記録ラッシュ!! 大盛況! 10000m記録挑戦会

気象条件も良く、記録ラッシュとなった10000m記録挑戦会!また、同日に開催された八王子ロングディスタンスでも好記録が出ました!もう大学生は記録の面だけ見ると全く実業団と変わりません。全大学ではありませんが、28分台が出た大学、調子の良さそうな大学に少しコメントしました。

 

 フリーダムさんのブログは参考になります。すごい⇓⇓⇓タイムはこちらを参考に

blogs.yahoo.co.jp

青山学院大学

田村選手が全体のトップとなる28分18秒31と留学生をラスト引き離す素晴らしい走り!1年生の鈴木選手も28分31秒66と昨年度の塩尻選手(順天堂)が1年生の時にマークしたタイムとほぼ同じタイムで走ってきました!また、本調子でなさそうだった下田選手、安藤選手も28分台をマーク!梶谷選手も28分台をマークするなどチームとして上がってきました!昨年度、3区区間賞の秋山選手がまだ本調子ではないといえ、少しずつ復調しているイメージ。青山学院大学はここにはピークを合わせていないと思うので、故障さえなければ選手の調子は箱根駅伝まで上がっていきそうです。一色選手はペース走感覚で余裕の28分台でした。

 

駒澤大学

下選手が28分台をマーク!1年次から28分台の力はありましたが、ここにたどり着くまで少し時間がかかりました。これをきっかけに未来の駒澤大学のエースの道を辿って欲しい。全日本に出場した片西選手も自己ベスト!一番速い組で突っ込んで入っての記録なので安定した組だったらもう少し記録は出たかもしれませんが、駅伝を見据えるといい走りでした。

 

山梨学院大学

永戸選手、熊代選手が29分前半と好走しました。永戸選手は駅伝での安定感が光り、タイムもついてきたので、箱根駅伝では他大学が手薄になる区間に配置して貯金を作ることが出来そう。熊代選手も上尾シティハーフと立て続けに結果を残し、最初で最後の箱根駅伝出走へ向けて視界良好です。市谷選手が今一つでしたが、箱根駅伝までにはなんとかしてくれるでしょう。

 

中央学院大学

1年生の高砂選手が28分台をマーク!最初から先頭集団に食らいつき、後半も我慢しての結果だったので価値があります。安定したタイムで一定のペースで記録を出すよりも価値あるタイムです。逆に大森選手は30分オーバーと少し気になる走りでしたが、トラックレースではたまにあることなので、箱根駅伝に向けては問題ないかと思います。

 

大東文化大学

記録ラッシュだったのが大東文化大学!原選手が28分台で走ると思っていたのですが、前田選手が28分台をマークしました!5000m13分台、10000m28分台と一流選手の仲間入りです。問題はスタミナとのことですが、箱根駅伝はどうなるのか?原選手はあと一歩の29分08秒、期待の1年生の川澄選手、奈良選手も29分10秒台と力のあるところを見せてくれました!全体的に悪い選手がおらず、一番悪かった下尾選手でも29分38秒でまとめていますからチームとしては絶好調です。後期のレースは予選会、上尾シティハーフ、10000m記録挑戦会と一斉スタートのレースは絶好調です!駅伝でもこの力をしっかりと発揮することが出来るか!

 

明治大学

藪下選手、末次選手が28分台をマーク!全体的にも自己ベストラッシュで調子がいいことが伺えます。明治大学も予選会や10000m記録挑戦会と一斉レースには本当に強い!駅伝でも流れに乗れば面白そうです。

 

法政大学

こちらも記録ラッシュとなりました。予選会後、あまり試合に出場していなかったので、どこかで合わせてくると思いましたが、ここに合わせていましたね!坂東選手が28分台!土井選手、矢嶋選手、城越選手が29分10秒台の自己記録を出すなどチーム全体で自己記録ラッシュでした!足羽選手もトラックレースで久しぶりに粘り強い走りを見せており、箱根駅伝が非常に楽しみになってきましたね!

 

神奈川大学

こちらも記録ラッシュです!10000m記録挑戦会で28分台こそ出なかったものの、大川選手を中心に自己ベストラッシュ!出場者ほぼ全員が自己ベストとチームの状態が良いことが伺えます!さらに八王子ロングディスタンスでは山藤選手が28分30秒台と大幅な自己ベスト!他大学のエース級の走りを見せてくれました!神大エースの鈴木選手は海外ロードレースの参戦なので走っていませんが、青学の田村選手などと一緒に走っていたらと思うと…面白かっただろうな。

 

上武大学

坂本選手が29分一桁と調子を上げてきましたね。箱根駅伝では主要区間での好走に期待したいです!

 

拓殖大学

ワークナー選手が28分19秒と大幅な自己ベスト!日本人選手も宇田選手を中心に多くの選手が自己記録を更新しました。ロード型の選手が多いことからおそらくそれほどスピード練習を入れずに出場していると思うので、箱根駅伝にどう合わせてくるか期待したい。

 

國學院大学

28分台こそ出ませんでしたが、走った選手がしっかりと自己記録を出してきました。特に1年生の土方選手は同期の浦野選手に刺激を受けたのか29分15秒と大幅自己ベストの好走です!金太郎飴と言われがちな國學院大學ですが、かなりレベルの高い金太郎飴になってきました!これで蜂須賀選手が全盛期の力が戻ってくれば、非常に面白いのです。

 

国士舘大学

住吉選手が28分台出るかなと思ったのですが。29分15秒とまとめる走り。八巻選手、多喜端選手などがしっかりと自己記録更新してきたことが収穫か。石井選手の調子がまだ上がらないのが少し気になりますが、箱根駅伝に向けてしっかりと合わせて欲しい。

 

全大学ではないですが、簡単に記録挑戦会に出場していた箱根駅伝出場校(コメントしていない大学あり)に感想を書いてみました。八王子ロングディスタンスでも好記録が出ていますので、そちらも後日書ければと思います。

 

今回の記録をどう見るのか?

今の高校生、大学生は非常に記録がでます。この記録に関してはまた後日、持論を述べたいと思います。今のところ記録は記録で、こと箱根駅伝に関しては参考にしかならないのかなと思います。ちなみに15時くらいの組から記録挑戦会を観戦していたのですが、箱根駅伝に出場する大学生スパイクを履いて出場していた選手も見受けられ、箱根駅伝のための記録挑戦会という位置づけではなく、名前の通り、記録を出すための記録挑戦会にしていた大学、選手もいたように感じました。ちなみに優勝候補青山学院大学は間違いなく、箱根駅伝のための記録挑戦会でしたね。

 

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11月26日開催! 10000m記録挑戦会!青学が再び記録ラッシュなるか?

昨年度は青山学院大学が同一組で28分台を8名出すという驚異的な走りを見せた学連記録挑戦会。今年も青山学院勢が大量エントリーされています。まだエントリーは確定ではありありませんが、エントリーされている選手は以下の通り。

※正式番編が出ましたね。

 ⇓⇓⇓

http://www.kgrr.org/event/2016/kgrr/10000m-kirokukai/hp/kyougi.html

 

※記事を書き終わったあとに番編が出て、棄権者が何名かいますね。各大学コメントは番編が出る前のものです。

 

青山学院大学大東文化大学明治大学、法政大学、国士舘大学、あたりは記録が狙えそう。条件とペース配分が良ければ28分台が何人出るかわかりません。

山梨学院大学中央学院大学は上尾シティハーフへの主力出場もあったことから、もし出場しても万全ではないと思います。上尾で結果が悪かったもの以外は不出場になるのかなと思います。

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

青山学院大学

昨年に引き続き何人が28分台で走るか楽しみ。青山学院大学でレギュラー選手になろうと思ったら5000mで13分台、10000mで28分台は当たり前。チーム全体にそういう雰囲気ができているのが、青山学院大学の強さの要因の一つでしょう!昨年度の記録挑戦会で出した28分台の数を越えて欲しい!

別記事で見てみるとどうやら世田谷246ハーフと、記録挑戦会の結果で16名のメンバーが決まるようなので、学内の争いも熾烈か!

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

大東文化大学

日体大記録会で北村選手が28分台。上尾シティハーフで林選手が1時間02分台とチームは記録の面では勢いに乗っています。全日本大学駅伝こそ振るいませんでしたが、一斉スタートは得意!原選手を中心に何人が28分台で走れるか?欲を言えば、奈良選手、川澄選手のどちらかにも28分台を狙ってもらいたい。4年生の下尾選手、2年生の新井選手にも期待です!

 

明治大学

全日本大学駅伝では1区で出遅れてしまい本来の力が発揮できませんでしたが、高校時代の実績、能力を考えると記録挑戦会で一気に記録を伸ばしてくる可能性あり。藪下選手を中心に1年生も28分台で走る可能性大です。

 

法政大学

予選会終了後、記録会などにあまり積極的に参加していない法政大学がここにきてエントリー。足羽選手、坂東選手など28分台の力はあると思うので、ここで記録を出して箱根駅伝へ向けて勢いに乗りたい!その他選手も記録が出そうな予感です。

 

国士舘大学

住吉選手、石井選手を中心にどれだけの選手が記録を伸ばすのか楽しみです。まずは数字負けしないだけの記録を作って箱根駅伝に乗り込みたい!住吉選手、石井選手は十分28分台が出せるので、しっかりと他大学のエースと戦ってほしい。

 

山梨学院大学

主力がエントリーされていますが、走るのか?上尾シティハーフの後なので追試組のみの出走かもしれません。上村選手などもエントリーされていますので、状態が気になるところ。

 

東海大学

上尾シティハーフで記録ラッシュだった東海大学ですが、記録挑戦会には全日本出走組の林選手、國行選手、舘沢選手らがエントリー。28分台に期待がかかります。他1年生の中島選手などにも期待したい。

 

中央学院大学

主力はエントリーされていますが、上尾シティハーフを走った選手は走るのか?走っていない大森選手、高砂選手は走りそうなので、28分台に期待。その他、海老澤選手や新井選手など出走はあるのか?

 

拓殖大学

主力選手をエントリー。馬場選手、宇田選手は28分台の力が十分にあります。ここで記録を出して、ロードだけでなく、トラックでも他大学と戦えることを証明して、自信をもって箱根駅伝に望みたい!

 

國學院大學

上尾シティハーフ組と記録挑戦会組に分けた印象。蜂須賀選手には久しぶりの28分台を!細森選手にも28分台を期待したい。日体大記録会で1年生の浦野選手が29分17秒と好記録で走っていることからチームとしては状態が良さそうです。

 

とりあえず、気になる大学に軽くコメントして見ました。

10000m記録挑戦会も各大学にとっては箱根駅伝前の重要な試合となりますから、各大学の仕上がりがどうなっているのか非常に楽しみですね!

 

また、同日に開催される八王子ロングディスタンスにも大学のエース級の選手が出場しており、そちらも楽しみですね。

⇓⇓⇓

http://www.konicaminolta.jp/athlete/longdistance/

 

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青学の箱根駅伝3連覇は早稲田大学が阻む? 上尾ハーフで見えた総合力!

上尾シティハーフマラソンでもっとも収穫があったのは早稲田大学でしたね。以前、こんな記事を書かせていただきました。

ekidennotora.hatenablog.com

どうやら箱根駅伝で打倒青山学院大学1番手は早稲田大学になりそうです!

 

以下上尾ハーフ結果(1時間05分以内)

 

4年 武田凛太郎 1時間01分59秒(優勝)
4年 平 和真    1時間02分14秒(6位)

4年 鈴木洋平    1時間02分16秒(7位)

1年 太田智樹    1時間02分48秒
4年 佐藤 淳    1時間03分01秒 

2年 清水歓太    1時間03分08秒 

4年 井戸浩貴    1時間03分25秒 

3年 藤原滋記    1時間03分38秒
3年 光延 誠    1時間03分44秒 

4年 今井開智    1時間04分44秒 

3年 河合祐哉    1時間04分53秒 

 

条件が良かったとはいえ、結果だけ見ると素晴らしい成績です。東海大学はルーキーがチームを引っ張っていますが、早稲田大学は逆に上級生がチームを引っ張っています。上記の記録を見ても上級生の安定感が光ります。

 

各学年ごとにコメント

 

4年生

武田選手、平選手、そしてなんといっても今年から飛躍的に伸びている鈴木選手の走りが素晴らしいです。また、今季は駅伝にまだ未出場の佐藤選手も状態が上がってきており、不調だった井戸選手も調子が上向いて来ています。

最上級生がこれだけの結果を残してくれるとチームとして非常に頼もしいです。

BSのTVで平選手が関東インカレ後のインタビューでこう答えていました。「今年の早稲田は他大学から弱いと思われていると思うが、しっかりと夏を越えれば最後は勝てると思っている。」まさに勝てるチームになってきました。

 

3年生

藤原選手と光延選手がそれぞれ1時間03分台でしっかりとまとめてきました。光延選手は出雲駅伝、藤原選手は全日本大学駅伝をそれぞれ走っています。この2人も本来はレギュラーなのですが、今のチーム状況を見ていると最後の最後まで箱根駅伝の出走はどうなるかわかりません。また、もう一人3年生の主力である安井選手が未出走なところを見ると山登りか?

 

2年生

この学年は正直、永山選手しか目立っていなかったのですが、清水選手が1時間03分08秒と力のあるところを見せてくれました。清水選手は群馬県の中央大中等高校出身で、あの学生オリンピックランナーである塩尻選手と群馬県でしのぎを削っていた選手です。ようやく潜在能力が開花されてきました。2年生を引っ張って行ってもらいたい!

 

1年生

太田選手が1時間02分台とルーキーらしからぬ快走!!しかしこの太田選手のタイムよりも速い1年生が他大学に3人いるのですから今年のルーキーは恐ろしい!海外ロードレースに参加している新迫選手と共にこの学年の柱としてチームを今後引っ張ってもらいたいです。

 

こうやって学年ごとに見ていくと最上級生がしっかりしており、勢いのある1年生もいる。そして2年、3年生にも核となる選手が存在しており、非常にバランスが取れています。このままチームが順調に箱根駅伝を迎えることが出来れば、青山学院大学との勝負が非常に面白くなりそうです。

 

箱根駅伝優勝へのポイント(対青山学院)

 

・距離の伸びる4区を誰が走るのか?

・2区に武田選手を配置した場合、1区は誰が走るのか?

・5区、安井選手で有利な展開に持ち込めるか?(安井選手と仮定)

・6区で青山学院と対等に走れる選手はいるのか?

 

というところになるでしょうか。正直、往路で互角な戦いを演じても青山学院は6区が非常に強いです。小野田選手、村井選手と対等に走れる選手がいなければ6区で流れを持って行かれる展開になるでしょう。そのためにも往路で少しでも貯金を作る。もしくは6区で、58分台で走れる選手がいると非常に面白いですね。(新迫選手が下れないかな?)

 

とにかく早稲田大学はこれから伝統の「集中練習」に入ると思います。そこでもう一段階パワーアップした早稲田大学箱根駅伝に望んで欲しいですね!!

 

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各大学のルーキーが躍動!! 上尾シティハーフマラソン!

今年の上尾シティハーフマラソンは条件が良かったこともあり、好記録が続出しましたね!集団でのレース展開ということもあり、直接、箱根駅伝に繋がるかどうかは別として、今の大学生は記録の面では非常に凄いことになっています。

 

結果は、各大学に箱根駅伝フリーダムさんが非常にわかりやすくまとめているのでこちらをどうぞ。⇓⇓⇓

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いずれ時間があればまとめたいと思います。早稲田大学東海大学日本体育大学がチームとして非常に好調ですね!

 

それにしても各大学のルーキーが凄いことになっています。

 

以下ルーキーの結果

 

3位 鬼塚翔太(東海大)   1時間02分03秒

5位 相澤晃(東洋大)    1時間02分05秒

8位 松尾淳之介(東海大)  1時間02分17秒

11位 太田智樹(早稲田大) 1時間02分48秒

17位 高田凜太郎(東海大) 1時間03分03秒

20位 中川翔太(日体大)  1時間03分04秒

22位 横川巧(中央学院大) 1時間03分05秒

32位 西嶋雄伸(城西大)  1時間03分27秒

36位 郡司陽大(東海大)  1時間03分34秒

64位 藤田大智(中央学院大)1時間04分00秒

 

とりあえず1時間04分00秒以内を記載させていただきました。

 

ルーキーについて上記の大学に少しだけコメント

 

東海大学

それにしても東海大学のルーキーたちの勢いがまったくと言っていいほど衰えません。1500m~ハーフマラソンまでこなしてしまうとは本当に恐ろしいです。このメンバーの他にも關選手、舘澤選手、中島選手などが控えていますのでこの先の東海大学はどうなってしまうのでしょうか?今のままの勢いだと将来箱根駅伝の連覇まで見据えて、93回の箱根駅伝の半数以上が1年生なんてこともあるかもしれません。本当に強い!!

 

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東洋大学

ここまで駅伝で本来の力を発揮できていない東洋大学ですが、ルーキーが勢いを与えてくれそうです。相澤選手が主力の4年生櫻岡選手よりも速く、1時間02分台で5位入賞!この快走で東洋大学の目が覚めそうです。上級生も走れていたことから箱根駅伝は楽しみです。

 

早稲田大学

太田選手が素晴らしいタイムで走りました。好調早稲田にとっては、20m㎞でしっかりと計算できるルーキーが出てきたことは嬉しいです。シード争いの大学であればエース区間も狙える記録なのですが、早稲田大学の上級生がさらに素晴らしいタイムで走っていますので、箱根駅伝は繋ぎの区間でデビューとなりそうです。早稲田大学東海大学とはチーム事情が真逆のイメージですね。(4年生が好調)

 

日本体育大学

中川選手が好走を見せました。小松選手を中心に1時間02分台~1時間03分台が多数出て、チームとして力のあるところをアピール。中川選手もその流れに乗ってきましたね!これだけのタイムを出しても箱根駅伝出場がまだ、確定にならないところも日体大に層の厚さを感じます。

 

中央学院大学

横川選手が長い距離にもしっかりと対応してきましたね!しかし、記録以上にスケールの大きい走りを見せてくれたことが、将来に期待を抱かせます。1年生でスタートから飛び出して10㎞まで独走で、一人で走るなどなかなかできることではありません。箱根駅伝までにまだまだ化けそうな予感です。また、藤田選手もしっかりとまとめる走りを見せてくれましたし、出場していない高砂選手がいますから、中央学院大学のルーキーたちも非常に面白いです。

 

城西大学

西嶋選手が1時間03分台の素晴らしい走りです!残念ながら箱根駅伝にチームは出場することが出来ませんが、4年の松村選手、菊池選手が卒業しますから、来期はエースとしてチームを引っ張ってもらいたい!

 

以上簡単にルーキーが活躍したチームについてコメントしてみました。とりあえず、各大学の今年のルーキーたちは非常に強い印象ですこのまま大学4年間、伸び続けて東京オリンピックの時に今の1年生が何人か出場していることを期待してしまいます!

 

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11月20日開催! 箱根駅伝前哨戦 上尾シティハーフマラソン! 

11月20日に上尾シティハーフマラソンが開催されます。毎年、箱根駅伝出場校が大量に出場してきます。メンバー選考を兼ねている大学もあれば、長い距離へ対応することが出来るか確認の意味で出場して来る大学など様々ですが、箱根駅伝出場校が大量に出場することからも、箱根前の前哨戦と言ってもいいでしょう!

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

上尾シティハーフ過去3年間の上位選手の記録

 

2013年

 

市田孝(大東大)  1時間02分36秒

西池和人(法大)  1時間02分36秒

高田康暉(早大)  1時間02分38秒

矢野圭吾(日体大) 1時間02分38秒

前野貴行(明大)  1時間02分45秒

油布郁人(駒大)  1時間02分51秒

田口大貴(早大)  1時間02分53秒

田中鴻佑(早大)  1時間02分53秒

西山雄介(駒大)  1時間02分54秒

服部弾馬(東洋大) 1時間02分54秒

 

2014年

 

高田康暉(早大)  1時間02分02秒

市田孝(大東大)  1時間02分03秒

工藤有生(駒大)  1時間02分18秒

中村信一郎(早大) 1時間02分30秒

服部弾馬(東洋大) 1時間02分31秒

猪浦瞬(駒大)   1時間02分32秒

大塚祥平(駒大)  1時間02分32秒

佐藤淳(早大)   1時間02分49秒

櫻岡駿(東洋大)  1時間02分53秒

奥野翔弥(日体大) 1時間02分54秒

 

2015年

 

其田健也(駒大)  1時間02分48秒

西山雄介(駒大)  1時間02分52秒

湊谷春紀(東海)  1時間02分54秒

町澤大雅(中大)  1時間02分57秒

井戸浩貴(早大)  1時間03分12秒

武田凜太郎(駒大) 1時間03分12秒

宮上翔太(東海大) 1時間03分21秒

藤原滋記(早大)  1時間03分23秒

中舎優也(城西大) 1時間03分28秒

口町亮(東洋大)  1時間03分29秒

 

こうやって過去3年間の上位記録を見てみるとかなりハイレベルなレースが展開されています。昨年度は条件にあまり恵まれなかったので、1時間02分台こそ少ないですが、レベルは高いです。特に早稲田大学駒澤大学東洋大学に関しては上位入賞率が非常に高く、メンバー選考もかねて上尾シティハーフマラソンに合わせてきているのがわかります。

※毎年の上尾シティハーフの結果だけ見ていると早稲田、駒澤、東洋はかなり強いです。

 

おそらく、箱根駅伝前にある程度、調整して出場するハーフマラソンはこれで最後となると思うので、今回のレース結果で、各大学の戦力や区間配置などが見えてくるかもしれませんね。

 

当日の天候は晴れで最低気温11度、最高気温は22度と少しコンディション的に恵まれず、2014年度ほどの高速レースにはならないかもしれませんが、当日は白熱したハイレベルなレースが展開されることでしょう!

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箱根駅伝はやっぱり青山学院大学が優勢か? 世田谷246ハーフで見る選手層の厚さ

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11月13日に世田谷246ハーフマラソンが開催されました。青山学院大学の一部主力選手と駒澤大学の一部主力選手が出場していましたが、青山学院大学の20kmという距離での強さを改めて感じる結果となりました。

 

結果⇓⇓⇓

第11回世田谷246ハーフマラソン|公益財団法人 世田谷区スポーツ振興財団

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

以下 青山学院大学の結果

 

1年 鈴木塁人 62分55秒

3年 吉永竜聖 63分36秒 

2年 林 奎介   63分52秒

4年 池田生成 63分53秒

1年 吉田祐也 63分55秒

2年 山田滉介 64分04秒 

4年 秋山雄飛 64分50秒

3年 近藤修一郎 65分03秒

2年 富田浩之 65分19秒 

2年 橋詰太慧 65分37秒

4年 茂木亮太 65分49秒 

4年 田村健人 65分54秒 

3年 小田俊平 66分32秒 

2年 橋間貴弥 66分51秒

 

1年生の鈴木選手が日本人トップとなる1時間02分55秒という素晴らしいタイムで走り切りました。出雲駅伝では1区を任されましたが、全日本大学駅伝では補欠。今回は箱根駅伝へ向けて良いアピールとなったでしょう。全日本大学駅伝後、1週間しかなかったとはいえ、駒澤大学の主力である西山選手に勝ったことも大きいでしょう。その他にも1時間04分切が4名と選手層の厚さを感じます。前回3区区間賞の秋山選手が今一つですが、秋山選手が不在でも十分に箱根駅伝は戦えそうです。

※全日本メンバーは吉永選手以外はペース走で参加。

 

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今回の世田谷246ハーフの結果を見ても、出雲駅伝全日本大学駅伝と制覇していますが、青山学院大学の最大の目標は箱根駅伝であり、20㎞を確実に走れる練習をしていることが伺えます。(もしかしらた先を見据えてマラソン練習に取り組んでいる選手もいるかもしれません。)恐らく20㎞を走る練習の流れの中で、出雲駅伝全日本大学駅伝を制覇し、尚且つ、練習の一環として5000mに出場し、13分台ランナーを量産しているイメージです。

 

他の大学でも10000mを28分台、5000mを13分台で走る選手などが多く出てきていますが、おそらく10000mを走る練習、5000mを走る練習をして出場してきている選手がほとんどだと思います。(予選会で20kmを63分以上かかるのに5000mを13分台で走る選手がいるなど昔ではあまり考えられないです。)

 

それに比べて青山学院大学は20㎞以上の距離で戦うことをメインで考えて練習を積んでおり、その流れの中で、10000mで28分台、5000mで13分台を出しているような気がします。(トラック練習はしていない)つまりは持ちタイムなども良く、スピードがあるようなイメージの青山学院大学ですが、チームの力を最大限には発揮するとこが出来るのは20km以上の距離であり、出雲駅伝全日本大学駅伝以上に箱根駅伝では有利になるのではないかと思います。

 

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昔のマラソンランナーはマラソン練習を主に考えながら流れで出場した10000mで27分台や28分台を出していました。今考えるとその時代が日本のマラソン界が輝いていた時代だと思います。

 

今はトラックで結果を残すにはトラック練習をメインに考えますから、青山学院大学の考え方は、昔の強かった時代のマラソンランナーに通じるところがあるのかもしれませんね。

 

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中央大学の藤原監督 箱根駅伝の関東学連選抜でも大改革!! 賛否両論!!

例年であれば、予選会のタイムが良かった1位~10位までの選手が、関東学連選抜として箱根駅伝を走るのですが、今年はどうやらもう一度選考が行われ、現状で選ばれている16名全員にチャンスを与えるという方針に変えるようです。

 

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なぜ中大の藤原監督が方針を決められるか?

 

関東学連選抜の監督は規定上、箱根駅伝予選会で惜しくも落選した大学の最上位の大学から監督を選出します。ですので、今年は予選会突破の枠は10校ですから、11校目であった中央大学の監督が学連選抜の監督となるのです。

 

なぜ暗黙のルールを破ったか?

 

藤原監督曰く「予選会は母校の本戦出場のために走ったレースであり、連合チームとして箱根を走るための選考レースは別にあるべきだと考えた」とのことです。確かに11位~16位の選手は補欠にこそ名前はあるけど余程のことがない限り、出場出来ないのはかわいそうだと思います。しかし、予選会で頑張って選抜の1位~10位に入った選手ももう一度、選考はかわいそう。難しいところです。

 

なぜ賛否が分かれるのか?

 

当然、1位~10位に入っている選手は例年であれば、走ることが決まっているのに急遽もう一度選考をしなければならないわけですから納得出来ません。逆に11位~16位の選手からしたらワンチャンスあるわけですから大歓迎となるでしょう。

 

選考レースがあまりに不透明

 

賛否が分かれるもう一つの理由として、選考レースが2つあると言うことです。「学連記録挑戦会」と「八王子ロングディスタンス」の10000mで選考するということなのですが、どちらに出場してもいいという非常に曖昧なルール。期日こそ11月26日と同時開催かもしれませんが、「学連記録挑戦会」はペースメーカーのつかない学生たちがあくまで記録に挑戦していく記録会です。逆に「八王子ロングディスタンス」は各組にペースメーカーがつき、記録を狙っていく大会です。開催する大会の主旨が違う上に気象条件も変わってきます。箱根駅伝予選会は全員が同じ条件のもと同時スタートで開催されるので、文句のつけようがありませんが、今回のルールで行くと平等とはいえないでしょう。

 

藤原監督もまさか関東学連選抜まで新しい改革を起こしてくるとは思いませんでした「この選考方法のほうが強いチームになると思うとのことですが…

しかし、本当に平等に全選手にチャンスを与えようと考えているのであれば、選考レースを統一すべきだと思います。(同じレースで同じ組)

 

今回はトラックレースでの選考となっていますが、ロードレースが得意でトラックレースが苦手な選手もいますし、その逆もいると思います。

 

「この選考方法のほうが強いチームになると思う」とのことですが、箱根駅伝で戦える選手を学連選抜で選考しようという気持ちがあるのであれば、20kmをしっかり走れる選手を選考すべきであって、どうせ選考レースをやるのであれば、全員一斉スタートで「上尾ハーフ」などで選考したほうがいいのではないかなと思います。

 

とここまで好き勝手に書かせて頂きました。私個人としては、予選会の結果でポイントを与え、選考レースの結果でもポイントを与えて、合算したポイントで選手を選考したらまだ、平等になるのかなと思いました。

 

どうしてもトラック型の選手が優勢になりそうな選考で、ロード型の選手がかわいそうに感じてしまいます。

 

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