駅伝の虎!!

陸上競技を中心に(主に駅伝)スポーツに関して持論を展開します!試合の観戦記と私の中で思ったことをランダムに掲載していきます。主に陸上競技がメインですが、その他スポーツについても書いていければと思います。もしよろしければリンクお願いします!

激戦の10枠! 第94回箱根駅伝予選会 過去4年間のデータによる通過ラインとは?

過去4年間の箱根駅伝予選会のデータをもとに通過ラインはどれくらいなのか考察してみました。気象条件などで変わってくる面もあるかと思いますが、予選会突破ラインが見えてきます。昨年度は3年間で考えましたが、今年は昨年の記録も加味して過去4年間のデータより、通過ラインを考えてみました。

 

2016年

(左から順位、大学名、タイム)

 

1位  大東文化大学     10時間08分07秒

2位  明治大学       10時間08分17秒

3位  創価大学       10時間10分09秒

4位  法政大学       10時間10分18秒

5位  神奈川大学      10時間11分47秒

6位  上武大学         10時間12分12秒

7位  拓殖大学    10時間12分36秒

8位  國學院大學      10時間14分09秒

9位  国士舘大学      10時間14分45秒

10位  日本大学          10時間16分17秒

11位  中央大学            10時間17分01秒

12位  城西大学         10時間19分10秒

13位  東京農業大学     10時間20分50秒

14位  専修大学            10時間25分00秒

15位  東京国際大学     10時間25分29秒

 

昨年の予選会は日差しも強く、非常に暑く感じました。条件的には良かったと言える条件ではなかったと思います。20kmを60分切った選手は10名(留学生5名)となり、60分切の選手がここ数年で最も少ない年となりました。ボーダーラインの10位は10名平均61分38秒で走ることが求められます。しかし、9位から1分30秒開いていることからも、実質のボーダーラインは61分29秒あたりと推測されます。

 

2015年

(左から順位、大学名、タイム)

 

1位 日本大学          10時間06分00秒

2位 帝京大学          10時間07分20秒

3位 日本体育大学   10時間07分37秒

4位 順天堂大学      10時間07分58秒

5位 神奈川大学      10時間08分01秒

6位 拓殖大学     10時間08分36秒

7位 法政大学          10時間11分03秒

8位 中央大学          10時間11分32秒

9位 東京国際大学   10時間11分41秒

10位  上武大学          10時間12分04秒

11位  国士舘大学         10時間12分14秒

12位  東京農業大学   10時間12分57秒

13位  國學院大學         10時間13分28秒

14位  創価大学            10時間14分13秒

15位  専修大学            10時間16分29秒

 

この大会は非常に涼しく、条件が良かった印象です。20km60分を切った選手は16名(うち留学生3名)です。10位のボーダーラインを見てみると10時間12分04秒で1人辺りに平均すると61分12秒で走ることが求められます。

 

2014年

(左から順位、大学名、タイム)

 

1位 神奈川大学      10時間07分11秒

2位 國學院大學      10時間07分18秒

3位 東海大学         10時間07分31秒

4位 山梨学院大学  10時間07分57秒

5位 中央学院大学  10時間09分17秒

6位 上武大学         10時間10分20秒

7位 中央大学         10時間11分37秒

8位 順天堂大学     10時間11分55秒

9位 城西大学        10時間12分09秒

10位  創価大学        10時間14分03秒

11位  東京農業大学   10時間14分52秒

12位  法政大学       10時間16分53秒

13位  東京国際大学  10時間18分24秒

14位  平成国際大学  10時間22分19秒

15位  国士舘大学    10時間25分28秒

 

この時は日差しがあり、体感の気温が高めで、条件的にはそれほど良くなかった印象です。20km60分を切った選手は10名(うち留学生2名)です。暑さもあってか、60分切の選手が少ない印象です。10位のボーダーラインを見てみると10時間14分03秒で1人辺りに平均すると61分24秒で走ることが求められます。

しかし、9位から2分開いていることからも、実質のボーダーラインは61分12秒あたりと推測されます。暑さのせいか10以降のタイムが一気に落ちています。

 

2013年

(左から順位、大学名、タイム)

 

1位 東京農業大学  10時間04分35秒

2位 山梨学院大学  10時間05分33秒

3位 東海大学           10時間06分36秒

4位 神奈川大学    10時間07分32秒

5位 國學院大學   10時間08分30秒

6位 大東大学    10時間09分51秒

7位 専修大学    10時間09分56秒

8位 日本大学    10時間11分39秒

9位 拓殖大学    10時間11分53秒

10位  城西大学    10時間12分29秒

11位  上武大学    10時間14分05秒

12位  中央大学    10時間14分12秒

13位  国士舘大学   10時間16分54秒

14位 亜細亜大学   10時間21分29秒

15位 流通経済大学  10時間22分40秒

 

この時は気象条件も良く、創価大学東京国際大学が、今ほど戦力が整っておらず、記念大会の増枠もあったため、余程の事がない限り、有力校は出場出来る状況でした。ですので、個人走をせずにガンガン走らせる大学もあったので、上位チームの総合タイムは高めです。20kmで60分を切ったのは19名(留学生4名)です。この時のボーダーラインは13位ですので10時間16分54秒です。1人辺りに平均すると61分42秒で走ることが求められます。しかし、10位の大学を見てみると10時間12分29秒ですので、やはり10番目の平均で61分12秒が求められます。

 

過去4大会の結果を見てみると気象条件に関わらず、10位のボーダーラインの平均はおおよそ、61分12秒が求められ、確実に通過することを考えたときに求められるタイムは平均して61分になるかなと思います。条件がかなり良くない場合に限り。61分25秒平均くらいで滑り込めるのかなと思います・

 

ちなみに20km60分切の学年の推移です(留学生は除く)

 

2016年(5名)

 

4年生 2名

3年生 2名

2年生 1名

1年生 0名

 

2015年(13名)

 

4年生 7名

3年生 3名

2年生 2名

1年生 1名

 

2014年(8名)

 

4年生 5名

3年生 2名

2年生 1名

1年生 0名

 

2013年(15名)

 

4年生 4名

3年生 7名

2年生 4名

1年生 0名

 

こうやってみると、やはり上級生の安定感が光ります。予選会など20kmを越えてくる大会で頼りになるのは、学年を重ねてしっかりと距離を踏んできた上級生ということになりそうです。

 

以上のデータから考えられることは、

 

確実に予選会を通過する為に求められる20kmの平均タイムは61分00秒。

 

一概には言えないが、距離を重ねてきた上級生が多くエントリーされているチームは、安定した走りが期待できる。

 

あくまで机上の空論ですので、予選会当日はどうなるかわかりませんが、参考になればと思います。

 

近づいてくる第94回箱根駅伝予選会! 改めて考える各大学の状況と注目選手!

いよいよ予選会が迫ってきました。オーダーなどを見ながら再度各大学の状況を考えてみました。個人的に注目している選手も書いてみましたので合わせてご覧ください。

最終的な順位予想は前日にしたいと思います。

 

ekidennotora.hatenablog.com

※順不同

 

大東文化大学

93回箱根予選  1位通過

49回全日本予選 4位通過

 

昨年の箱根駅伝予選会は下馬評を覆すトップ通過!さらに今年の全日本予選も下馬評は低いながらもしっかりと4位で通過するなど、予選会に関してのピーキングは素晴らしいものがあります。今年も昨年と同様の時期に10000mに出走して調子が良いところ見せているのと主力選手のエントリー漏れがないことからトップ通過有力でしょう。

 

注目選手:林日高選手

原選手、前田選手に隠れがちだが、長い距離では非常に面白い選手。日体大記録会でも終始先頭を引っ張る走りで大東文化を牽引しており、最終学年の今年は非常に面白い存在。

 

注目ルーキー:なし

 

帝京大学

49回全日本予選 6位通過

 

予選会で外すイメージがまったくなく、選手層から考えても通過は間違いなくしてくるでしょう。たたき上げの選手が多いため、大崩れする選手が少ないうえに昨年、箱根駅伝往路を沸かせた選手たちも更なる成長を遂げており、非常に面白いです。トップ通過争いを演じるのではないかと思います。

 

注目選手:平田幸四郎

昨年度はルーキーながら箱根駅伝9区に抜擢!堅実な走りを披露した。トラック以上にロードで力を発揮するタイプなので、2年目の今年は予選会からロードに平田ありを見せてもらいたい。帝京らしいコツコツ力をつけていくタイプなので今後に期待。

 

注目ルーキー:星岳

入学してからトラックの自己ベストを次々と更新!10000mは29分30秒まで力を伸ばした。長い距離は未知数だが、夏を越えて、20kmもしっかりと走れるようになっていると非常に面白い。

 

山梨学院大学

 

今年は昨年よりも選手層が薄い上に市谷選手、古賀選手など一部主力選手がエントリー漏れと厳しい状態。しかし、エースのニャイロ選手、上田選手、永戸選手は健在。よほどのことがない限り通過は間違いないでしょう。新戦力がこのプレッシャーのかかる舞台で何人好走するかが予選会突破と本戦での戦いに大きく影響しそうです。

 

注目選手:永戸聖

昨年、駅伝デビューを果たすとその勢いに乗り、しっかりと山梨学院の主力選手へと成長しました。山梨学院の日本人選手は上田選手が一番注目されていると思いますが、チーム日本人トップは永戸選手が来る気がします。

 

注目ルーキー:なし

 

明治大学

93回箱根予選  2位通過

49回全日本予選 7位通過

 

戦力的には通過間違いないのでしょうが、ピーキングにやや問題ありか。昨年は4年生がチームを引っ張っていましたが、今年は4年生不在ということでチーム力という点に置いては少し不安を感じさせます。ただ、戦力的には間違いなく通過ラインにいると思うので大丈夫でしょう。ただし、坂口選手など貯金を作れる選手が故障などで外れると一気に厳しくなる可能性もあります。

 

注目選手:坂口裕之

血液の病気を乗り越えて、今年の全日本予選では最終組で見事に日本人トップの快走!箱根予選にも期待がかかります。4年生が不在ということもありますので、坂口選手を中心にどうチームがまとまるかも鍵となりそう。

 

注目ルーキー:前田瞬平

倉敷高校初優勝を決定づけた、全国高校駅伝4区での快走はまだ記憶に新しいところ。入学してからまだ大きな結果を出してはいませんが、ロードに強い選手ですので、予選会で快走して、一躍脚光を浴びる可能性もあり。

 

國學院大學

93回箱根予選  8位通過

49回全日本予選 3位通過

 

戦力的には通過は間違いないと思いますが、ここ2年間は予選会との相性があまり良くありません。抜群の安定感を誇る熊耳選手がエントリー漏れと少し不安が残りますが、残りのエントリー選手が万全の状況なら面白い。向選手が予選会時期に調子が合わないことが多いので、今年は日本人トップ争いをしてもらいたいところです。

 

注目選手:浦野雄平

前期、國學院でも最も目立った選手でしょう。積極的な走りでトラックレースでは自己ベストを連発!チームを鼓舞しました。トラックの勢いそのままにロードでも強さを発揮してもらいたい。

 

注目ルーキー:なし

 

城西大学

93回箱根予選  12位落選

49回全日本予選  9位通過

 

昨年はまさかの予選落ちをしてしまいましたが、今年は戦力を見る限り通過はしてくると思います。ただ、全日本予選もギリギリの9位通過と予選会関係は少し苦手としているイメージです。ただ、本戦に出場すると予選の結果以上の走りを見せることが多い城西大学ですので、なんとか予選会を通過したいところ

 

注目選手:菅真大

1年目から長い距離で頭角を現し、城西大学を引っ張ってきた選手。気づけばもう4年生。最終学年として懸ける想いは違うでしょうから得意のロードでの快走を期待したい!

 

注目ルーキー:なし

 

創価大学

93回箱根予選   3位通過

49回全日本予選 11位落選

 

通過は堅いかと思っていましたが、米満選手、江藤選手、吉留選手が外れているのは不安材料の一つ。ムイル選手と大山選手が貯金を作り、あとは集団走で戦えば下位ではしっかりと通過することが出来るのではないかと思います。昨年の予選会はしっかりと戦術がハマり、今年の全日本予選も故障者続出の中で何とか合わせて、通過まで惜しいところまで行っていますのでピーキングは上手い方だと思います。

 

注目選手:大山憲明

インターハイチャンピオンもついに最終学年の4年生。長い距離はややムラがありますが、潜在能力はかなり高い。4年目の今年は主将としてチームを引っ張る立場となり、懸ける想いは違うと思うので、能力の爆発に期待したい!

 

注目ルーキーなし

 

拓殖大学

93回箱根予選   7位通過

49回全日本予選  15位落選

 

苅田選手のエントリー漏れはありますが、デレセ選手、西選手、馬場選手、戸部選手が揃っていますので問題はないかと思います。他にも長い距離でしつこく走る選手が多いので、余程の事がない限り、通過は出来るかなと思います。ただ、最近、予選会との相性がよくないのが気になるところです。

 

注目選手:馬場祐輔

1年目、彗星のごとく現れた馬場選手ですが、2年目以降は少し足踏みが続いている状況。潜在能力は岡田監督のお墨付きで、非常に面白い選手。2年前に脚光を浴びた予選会で再び脚光を浴びたい!

 

注目ルーキー:清水崚汰

前期は全日本予選に起用されるなど期待されているルーキー。高校時代の実績はあまりないが、ロードに強く、すでにハーフマラソンの経験もあり。地獄の夏合宿を上手く乗り越えていれば予選会での快走もあるか!?

 

上武大学

93回箱根予選   6位通過

49回全日本予選 19位落選

 

昨年は下馬評が低く、予選落ちが囁かれていましたが、見事に通過!予選会への戦術とピーキングの上手さを見せてくれました。今年も記録会などを見ると調子は良さそうで、エース格の井上選手、坂本選手も良さそう。当日の気象条件などもありますが、条件が悪くなればなるほど上武大学通過の確立が上がりそうです。

 

注目選手:大森樹

高校時代は3000mSC中心の選手でしたが、現在はチームの中心選手。井上選手、坂本選手が抜ける来年は太田黒選手とチームを引っ張っていく存在になることは間違いないでしょう。今年の記録会などを見ていると調子が上がっており、予選会で化ける可能性あり。

 

注目ルーキー:なし

 

中央大学

93回箱根予選   10位落選

49回全日本予選  12位落選

 

今年はある程度戦力が充実してきている。舟津選手も長い距離へ対応出来そうな目処が立っており、3年生の中山選手の成長が頼もしい。通過のポイントは中間層と1年生になるかと思います。確実に計算できそうな選手は堀尾選手、苗村選手、中山選手、舟津選手か。昨年次点で落ちているだけに今年は対策を十分に練ってくるでしょうから期待できると思います。

 

注目選手:中山顕

今年もっとも伸びた選手と言えると思います。そして何より安定感抜群!一般入試組から這い上がってきただけのことはあり、自分の立ち位置を作るべく必死で頑張ってきた成果が今の中山選手を作ってきた気がします。予選会で堀尾選手、舟津選手を差し置いて脚光を浴びる可能性あり。

 

注目ルーキー:畝拓夢

倉敷高校の全国高校駅伝初優勝メンバー。高校時代から実績があり、走りを見ている限り長い距離にも難なく対応出来そう。中大復活のキーマンとなりそうです。

 

東京国際大学

93回箱根予選   15位落選

49回全日本予選  14位落選

 

戦力的には上位通過はなくとも下位通過は可能だと思います。ただ、ピーキングの問題ややはり、一部戦力が欠けていることからギリギリのラインかなと思います。昨年の失敗や今年の全日本予選を見ていると予想するには難しいところです。

 

注目選手:伊藤達彦

前期に10000m28分台を出し、注目を浴びました。1年生であった昨年の予選会も無難に走っており、走力のついた2年目は10000mの持ちタイムに負けないような走りが期待されます。通過するには伊藤選手の快走は必須!

 

注目ルーキー:渡邊和也

実業団から入学したオールドルーキー。過去の実績は素晴らしいものがありますが果たしてどうか。日体大記録会の走りを見た感じ、外れると思っていただけに驚き。新人ながらベテランの調整力をどう見せてくれるのか。

 

国士舘大学

93回箱根予選   9位通過

49回全日本予選 13位落選

 

正直、戦力的に読みづらい印象です。総合力的にはボーダーラインギリギリと言ったところでしょうか。ポイントは留学生のギトンガ選手。生活環境に慣れていないのかトラックレースで結果は残していませんが、ロードはどうか?

 

注目選手:住吉秀昭

1年目からチームを牽引してきた住吉選手も3年生。今年もチームのエースとしてチームを引っ張ります。年々、走力もついてきて今年は日本人トップ争いを演じてもらいたい。チーム通過にも住吉選手の走りが大きな鍵となりそうです。

 

注目ルーキー:ポール・ギトンガ

未知数の一言ですが、予選会で突然快走する可能性もあり、留学生の中でダークホース的な存在です。

 

日本大学

93回箱根予選  10位通過

49回全日本予選 16位落選

 

なんだかんだ言われながら通過してきた全日本予選会も今年はついに落選。荻野選手、石川選手に続く日本人エースも出てこず、チームは岐路に立たされています。日体大記録会を見る限り仕上がりはまずまずですが、誰も失敗が許される状況ではありません。そのプレッシャーに耐えることが出来るのか。通過ギリギリの闘いになる事は間違いないと思います。

 

注目選手:川口賢人

今年の箱根駅伝5区で快走を見せてくれた川口選手。ロード適性があり、後半アップダウンのある予選会のコースも適性がありそう。卒業した石川選手の穴を埋めるくらいに成長していれば突破が見えてくる。

 

注目ルーキー:武田悠太郎

前期は1年生ながら関東インカレでハーフマラソンに出場するなど期待の選手。夏を越えて成長していれば前期のハーフマラソンの経験が活きてきそう。もともと期待されて入学してきた選手ですので、予選会でブレークしてチームの通過に貢献したい。

 

以上、出場を争うであろう13校について書かせていただきました。予選会もいよいよ近づいてきてドキドキですね!

絶対王者青山学院を破り、出雲駅伝は東海大学が制する!! 

ほぼ、予想通りの2強争いとなりましたが、出雲駅伝を制したのは東海大学でした!以下関東の大学のみ簡単にコメントです。

 

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優勝 東海大学

 

予想通り強かったです!1区阪口選手が積極的な走りを見せ1位でタスキを繋ぐと舘澤選手が勢いを加速!3区で松尾選手が順位を落としますがしっかりと粘り4区へ。ここからの3区間が非常に強かった。鬼塚選手が後続を引き離す区間賞の走りを見せると続く5区の三上選手も区間賞!さらに6区の關選手も落ち着いた走りで唯一30分を切る走りで3区間連続区間賞を達成!見事に優勝を果たしました。

 

2位 青山学院大学

 

終盤まで優勝争いを繰り広げていたのですが、4区と5区で離されてしまったのが、非常に痛かった。6区の橋詰選手はオーバーペース気味で突っ込んで入り、後半は失速してしまいましたが、絶対に優勝する!という強い気持ちが伝わってきました。

タラればですが、1区の梶谷選手がもう少し粘れていたら2区の田村選手が良かっただけに3区の下田選手で少し貯金を作ることが出来たかもしれません。

 

3位 日本体育大学

 

これぞ駅伝という走りを見せてくれました。1区~6区まで取りこぼしのない素晴らしい駅伝でした。1区の吉田選手が6位で滑り出すと6位前後でしっかりとレースを進めて、5区の富安選手と6区の辻野選手の4年生コンビが3位まで順位をあげました。全日本大学駅伝に出場できないのは残念ですが、しっかりと存在感を示しました。

 

4位 順天堂大学

 

1区と2区の1年生コンビが大きく出遅れましたが、3区の塩尻選手が区間賞の走りで一気にチームの流れを引き寄せると、4区栃木選手、5区野田選手がその流れを加速し、6区の橋本選手が会心の走り!スタートで15位だった順位はいつの間にか4位にスターターを誰にするのかという課題は残りましたが、大エースの存在感と流れに乗った時の順大の強さが光りました。

 

5位 東洋大学

 

1区の西山選手が5位で滑り出すと2区の相澤選手がしっかりつなぎ3区の山本選手が総合2位まで順位を上げる快走!しかし東洋大学にとってここまでは想定内のはず。4区~6区の選手がどれだけ走るかを試したかったはず。4区の吉川選手こそ好走しましたが、5区と6区は課題の残る走りに。

 

6位 神奈川大学

 

1区から4区まで非常に見せ場を作ってくれました。鈴木健吾選手抜きでこれだけ見せ場を作れるので、エースが戻ってきたらさらに面白い展開となりそうです。3区の鈴木祐選手は少しオーバーペース気味。6区の大塚選手は脱水症状ともう少し頑張れた部分もあったかもしれませんが、鈴木健吾選手が戻ってくるであろう全日本に期待したいです。

 

7位 駒澤大学

 

1区で大きく出遅れましたが、2区以降はある程度安定した走りを見せていました。工藤選手、片西選手はユニバーシアード以降調子が上がっていない様で、今後の復調に期待。堀合選手、小原選手がしっかりと走れたことは大きな収穫だったと思います。また、今年は駅伝で下選手がブレイクするかもしれません。

 

8位 中央学院大学

 

1区で大森選手が3位で滑りだすと4区まで非常に見せ場を作ってくれました。3区の高砂選手がまだ万全ではない様で、あそこでもう少し頑張れればもう少し面白かったかもしれません。廣選手の成長や1年生の高橋選手がしっかりと走れたなど収穫もあった反面、6区福岡選手の大ブレーキなど課題は残ります。

 

9位 早稲田大学

 

1区は太田選手が7位と無難に切り抜けたのですが、3区の永山選手と4区の新迫選手が今一つでした。4年生がしっかりと走れていたのは収穫で、永山選手と新迫選手が復調すればしっかりと戦えそうです。特にの全日本での頑張りに期待したい。

 

棄権 法政大学

 

1区の坂東選手が出遅れるも3区の青木選手が区間4位の快走で追い上げ、ここから勝負というところで4区の強矢選手がまさかの棄権…青木選手が主要区間で使えそうな目処が立ったことが収穫でしたが、チームとしては残念な結果となりました。

 

総括

 

今年は例年より暑くなったことにより脱水症状などになった選手が多くいたようです。過度な緊張なども脱水を促進させた要因の一つだったかもしれません。そんな条件下の中、安定した力を全員が発揮した東海大学はやはり強かったです。青山学院大学も敗れはしましたが、今回は神林選手の起用や6区に橋詰選手を使うなど勝つ以上に先を見据えているオーダーでしたので、この先は侮れません。やはり全日本大学駅伝もこの2強が有力大学になるかなと思います。

また、要注意チームとしては全日本までには鈴木健吾選手が戻ってくるであろう神奈川大学で、エースが入ることによりチームはガラッと変わってくると思います。

第29回出雲駅伝オーダー発表!! 青学の連覇か!?東海大の優勝か!?

区間オーダーが発表されました!オーダー発表に伴い、簡単に順位を予想してみたいと思います!それにしても今年は大激戦の予感。
 
 
4年
下田裕太、田村和希、吉永竜聖
3年
小野田勇次、梶谷瑠哉、橋詰大慧、森田歩希、
2年
竹石 尚人
1年
林勇太、𐮷田圭太
 
区間オーダー
梶谷・田村・下田・小野田・神林・橋詰

予想とは違いましたが十分、優勝狙えるだけの力はあります。ポイントは4区までにリードを取れるかと神林選手と伸び盛りの橋詰選手がどこまで走るか

 
3年
小笹椋 、中村拳梧 、山本修二
2年
相澤晃、今西駿介、小室翼、中村駆、渡邉奏太
1年
西山和弥、吉川洋
 
区間オーダー
西山・相澤・山本・吉川・今西・渡邉

前半区間に主力を並べて後半は試すオーダー。西山選手が流れれば3区終了時でトップに立つ可能性もあり!4区〜6区の選手がどこまで走れるか。
 
 
4年
石田康幸、藤原滋記、光延誠、安井雄一
3年
清水歓太、永山博基
2年
太田智樹 、新迫志希
1年
宍倉健浩、吉田匠
 
区間オーダー
太田・光延・永山・新迫・藤原・安井

現状チームではベストオーダーか。取りこぼしがなければいつの間にか上位に入る可能性あり。

 
4年
栃木渡、花澤賢人
3年
塩尻和也
2年
野田一輝、橋本龍一、難波皓平、藤曲寛人
1年
清水颯大、多久和能広、野口雄大
 
区間オーダー
清水・野口・塩尻・栃木・野田・橋本

新戦力を試すオーダー編成。1区の清水選手がどれだけ走れるかが鍵となるか。このオーダーで上位に来たら箱根駅伝はダークホースの一角となりそう。

 
4年
大川一成、大塚倭、鈴木祐希
3年
多和田涼介、山藤篤司
2年
安藤駿、荻野太成、越川堅太、宗直輝、安田共貴
 
区間オーダー
山藤・荻野・鈴木・越川・宗・大塚

勢いのある選手が適材適所に配置されている印象。鈴木健吾選手がいなくても最終区まで優勝争いに絡んで欲しい。

 
4年
大森澪
3年
廣佳樹、市山翼、福岡海統、實政瑛久
2年
高砂大地、藤田大智、横川巧、有馬圭哉
1年
高橋翔也
 
区間オーダー
大森・横川・高砂・廣・高橋・福岡

今年の箱根駅伝を占うかのような区間配置。
東洋大学と同様に前半に流れを作り、後半区間を試す形に。高橋選手と福岡選手がどれだけ走れるか。

 
4年
小町昌矢、重松尚志、辻野恭哉、富安央、𐮷田亮壱
3年
酒匂郁海、三原卓巳、室伏穂高
2年
廻谷賢、山口和也
 
区間オーダー
吉田・山口・小町・三原・富安・辻野

層が厚く穴のないオーダーに。誰も崩れることがなければ知らぬ間に上位に顔を出しそうです。全日本がない分、インパクトを残したいところ。
 
法政大学
 
4年
細川翔太郎
3年
坂東悠汰、東福龍太郎、矢嶋謙悟、本多寛幸、福田兼士
2年
青木涼、強矢涼太、増田蒼馬、佐々木虎一朗
 
区間オーダー
坂東・福田・青木・強矢・佐々木・矢嶋

1区の坂東選手で流れを作り、あとは試す形のオーダーに短い距離が得意な福田選手や強矢選手に活躍してもらいたい。坂東選手の区間賞争いにも注目。
 
 
4年
工藤有生、高本真樹、中西亮貴
3年
伊勢翔吾、片西景、下史典、堀合大輔
2年
大坪桂一郎
1年
小原拓未、加藤淳

区間オーダー
加藤・下・工藤・堀合・小原・片西

主力選手をポイントに置きながら試すオーダーに。ポイントは1区の加藤選手がどれくらいで持ってくるか。堀合選手、小原選手がどれだけ走れるかにも注目。

 
4年
川端千都、國行麗生
3年
三上嵩斗
2年
鬼塚翔太、郡司陽大、阪口竜平、關颯人、館澤亨次、松尾淳之介
1年
塩澤 稀夕
 
区間オーダー
阪口・館澤・松尾・鬼塚・三上・關

予想とは違ったオーダーでしたが間違いなく優勝候補。アンカーに關選手がいることが安心ですし、4区の鬼塚選手が不気味です。ハマったら4区から独走で優勝するかも。


上記のオーダーから考えて順位予想は下記のように考えさせてもらいました。(3位まで)
 

最後まで競り合って東海大が優勝すると予想。3位は総合力で穴のなさそうな神奈川大が入るのではないかなと思います。
そして3区終了時までは東洋大中央学院大がレースを荒らしてくれそうな予感!

明日のレースが待ち遠しいです!

箱根駅伝よりも世界へ目を向ける! 東海大学の最新トレーニング

東海大の記事を読みましたが非常に興味深いとともに大学でやるレベルを超えているなと感じました。記事を読んで感じたことを書いていきたいと思います。

 

ちなみに先に結論を書いてしまうと東海大学の選手たちは卒業しても両角監督に指導して欲しいなと思っています。そっちの方が世界が近い気がして....

※前提として両角監督は佐久長聖時代から尊敬している監督です。

 

sportiva.shueisha.co.jp

 

高地トレーニング

 

※以下記事より抜粋

 

昨年に引き続き、今年も高地トレーニングは東海大の夏合宿の柱になっている。高地で練習すると赤血球やヘモグロビンの量が増加し、酸素運搬能力が上がるので、呼吸や心肺機能が高まり、競技パフォーマンスを向上させてくれるのだ。

高地トレーニングは、陸上をはじめサッカーや水泳など、多くの競技で早くから注目され、実践されてきた。世界の長距離界のトップランナー、とりわけアフリカのエチオピア勢、ケニア勢の多くは高地の生まれであり、今も主に高地でトレーニングをしている。

東海大は昨年と異なり、8月のほぼ丸1カ月間、高地で連続した合宿を実践した。低酸素、低気圧での生活を徹底させるべく、合宿に低酸素テントを持ち込み、今回の3次合宿では館澤ら4名の選手がそのテントの中で睡眠をとっていた。その間、動脈酸素飽和度を測る。こうした取り組みによって駅伝シーズン、選手がラストスパートを含めどんな走りを見せてくれるのか、非常に興味深い。

 

感想

 

確かに高地トレーニングはトレーニング効果が大きいとは思いますが、寝るときまで低酸素テントで寝るとは…まず、徹底ぶりに驚かせられます。

正直、そこまでやるのかというのが率直な感想ですが、強くなる為に必要なことを取り入れていくのはアスリートにとっては当たり前のことなのかもしれません。ただ、彼らは学生です。この先もずっと東海大学でトレーニングをしていくのであれば、問題はないのでしょうけど、将来、実業団に行ったときに同じ環境が整えられるとは限りません。低酸素テントも高額な物でしょうし、ほぼ丸1ヶ月間も高地トレーニングを行える状況を作ることが出来るのかが心配になってしまいました。

 

 

海外合宿

 

關選手、鬼塚選手、阪口選手ら3名はアメリカ・フラッグスタッフにある北アリゾナ大を拠点とした2週間の高地合宿を行ったとのことです。

 

感想

 

海外合宿や海外のレースを経験することは非常に競技者としてプラスになると思います。しかし、やはり大学でやるには規模が大きいのかなと感じてしまいます。海外で合宿やレースを体験できることはすばらしいことであると思いますが、それが当たり前になってしまわないかが心配です。世界と戦うという意味では取り入れていく必要性は高いと思いますが、一大学としてではなく、陸連などに呼び掛けて大学のトップ選手を選抜して海外合宿、レースを増やす方向に持って行くことのほうが将来には繋がるのかなと思います。

まぁ〜安藤財閥からの支援というのもあるんですけどね。

 

 

両角監督

 

「世界に通じる選手を育成する」これが両角監督の指導哲学です。素晴らしいと思いますし、佐久長聖時代の選手たちの活躍を見ても、両角監督の指導に期待してしまいます。さらに東海大学は近年、高校のトップレベルの選手たちが入学して来ており、「世界に通じる選手の育成」をするには素晴らしい素材が揃っていると思います。

しかし、大学生はあくまで大学生であり、4年間という期限が設けられてしまっています。スポルティーバの記事を読んでもやっていることのレベルが高く、大学4年間では上手く消化しきれないのではないかなと感じてしまいます。同じ考えで同じような環境を整えられる実業団チーム、監督が数多くあれば、卒業後も継続して両角イズムを継承して行けるでしょうが、そうはいかないと思います。

ですので、「世界に通じる選手を育成する」という指導哲学を貫くのであれば、実業団などのステージに移る必要があるのではないかなと思います。

実際、上武大学からGMOの監督になった花田監督も世界と戦うマラソンランナーの育成の為に移ったと思います。

 

個人的な考えですが、もしかしたら箱根駅伝東海大学が初優勝したら両角監督は新たなステージへ行くのかな?なんて思っています。

本当に勝手な記事ですが、東海大学は良い選手が集まっていますし、結果を出てきていますので、今後の大きな飛躍に期待したいです。

 

東海大学箱根駅伝を制し、両角監督が実業団に移り、さらに東海大の教え子を実業団で教える。そんな未来もあるかも!?

 

 

ekidennotora.hatenablog.com

ついにエントリー発表! 第29回出雲駅伝の区間配置を予想!

10月3日にようやく出雲駅伝のエントリーが発表となりました。今回は三大駅伝の初戦ということで、無理せずに主力選手をエントリーしていない大学も見受けられますが、現状での区間予想をしたいと思います。(自分の中でこうしたいというのもかなり強いかも)

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

青山学院大学

 

4年

下田裕太、田村和希、吉永竜聖

3年

小野田勇次、梶谷瑠哉、橋詰大慧、森田歩希、

2年

竹石 尚人

1年

林勇太、𠮷田圭太

 

区間予想

橋詰-田村-森田-梶谷-小野田-下田

 

新戦力を試してくるのかどうかが悩みどころ。橋詰選手は必ず使ってくると思いますし、予想から外していますが、主将の吉永選手の出走もあるかもしれない。個人的には3年生の橋詰選手と森田選手に注目しています。

 

東洋大学

 

3年

小笹椋 、中村拳梧 、山本修二

2年

相澤晃、今西駿介、小室翼、中村駆、渡邉奏太

1年

西山和弥、吉川洋

 

区間予想

西山-中村(駆)-山本-渡邊-吉川-相澤

 

西山選手、山本選手、相澤選手をポイントに置いて、育成も念頭に入れつつ、上位進出を目指したい。大学初駅伝となる大物ルーキー西山選手の走りに期待大。

 

早稲田大学

 

4年

石田康幸、藤原滋記、光延誠、安井雄一

3年

清水歓太、永山博基

2年

太田智樹 、新迫志希

1年

宍倉健浩、吉田匠

 

区間予想

光延-吉田-永山-新迫-太田-安井

 

鬼門の1区をどう乗り越えるかが鍵となるか。正直、レースなどもあまり出てきていない為、オーダー予想が難しいです。日本インカレ欠場の永山選手、新迫選手は外れる可能性あり。

 

順天堂大学

 

4年

栃木渡、花澤賢人

3年

塩尻和也

2年

野田一輝、橋本龍一、難波皓平、藤曲寛人

1年

清水颯大、多久和能広、野口雄大

 

区間予想

清水-橋本-塩尻-多久和-野田-栃木

 

清水選手の起用はあると思いますが、思い切って1区起用を考えてみました。先を見据えると今年の順大は1区を誰にするかが重要となってくるので、積極的に試していくのではないかと予想。もし前半、出遅れた場合は塩尻選手が後半の出遅れは栃木選手がカバーすればそれなりの順位ではゴールできそうです。また、個人的考えですが、地元の平田高校出身の多久和選手を4区で使って粋なところを見せてもらいたい。多久和選手の調子も良さそうですからね。

 

神奈川大学

 

4年

大川一成、大塚倭、鈴木祐希

3年

多和田涼介、山藤篤司

2年

安藤駿、荻野太成、越川堅太、宗直輝、安田共貴

 

区間予想

山藤-荻野-鈴木祐-越川-宗-大塚

 

鈴木健吾選手のエントリー漏れこそあったものの、戦力が充実しています。上記のオーダーであれば、1区さえ流れたら穴がないオーダーになると思います。大エース抜きでどこまで優勝争いに絡むことが出来るのか注目です。

 

中央学院大学

 

4年

大森澪

3年

廣佳樹、市山翼、福岡海統、實政瑛久

2年

高砂大地、藤田大智、横川巧、有馬圭哉

1年

高橋翔也

 

区間予想

大森-横川-高砂-福岡-廣-高橋

 

このオーダーなら3区終了時までに面白い位置につくことが出来そう。ルーキーの高橋選手の起用はあると思いますが、中央学院らしく奇抜に6区起用があるかなと予想。狙ってくるオーダーは組んでこないと予想。

 

日本体育大学

 

4年

小町昌矢、重松尚志、辻野恭哉、富安央、𠮷田亮壱

3年

酒匂郁海、三原卓巳、室伏穂高

2年

廻谷賢、山口和也

 

区間予想

吉田-小町-富安-辻野-室伏-山口

 

前半は4年生に任せて流れを作り、最終区は伸び盛りの山口選手に任せるオーダーを考えてみました。前任の別府監督が勝負の年にするために獲得してきた選手がついに4年目。渡邊監督指導のもと4年生中心のオーダーでしっかり上位進出を目指したい。

 

法政大学

 

4年

細川翔太郎

3年

坂東悠汰、東福龍太郎、矢嶋謙悟、本多寛幸、福田兼士

2年

青木涼、強矢涼太、増田蒼馬、佐々木虎一朗

 

区間予想

坂東-青木-細川-矢嶋-増田-東福

 

坂東選手で始まり、東福選手で終わる箱根駅伝と同じ形にしてみました。1区が流れるとそこそこ面白い戦いが出来るのではないかと思います。坂東選手には区間賞争いを期待。

 

駒澤大学

 

4年

工藤有生、高本真樹、中西亮貴

3年

伊勢翔吾、片西景、下史典、堀合大輔

2年

大坪桂一郎

1年

小原拓未、加藤淳

 

区間予想

加藤-高本-工藤-下-伊勢-片西

 

優勝争いは厳しいとは思いますが、上位で戦う力は十分にあるはず。これから先の駒澤を担うであろうルーキー加藤選手に注目。ポイント区間に工藤選手、片西選手を置いて上位進出を狙いたい。

 

東海大学

 

4年

川端千都、國行麗生

3年

三上嵩斗

2年

鬼塚翔太、郡司陽大、阪口竜平、關颯人、館澤亨次、松尾淳之介

1年

塩澤 稀夕

 

区間予想

鬼塚-舘澤-關-阪口-三上-松尾

 

昨年、先頭に立った1区~3区をあえて変える必要はなく、優勝を考えるなら上記のオーダーかなと考えました。3区までに先頭に立ち、強力な4区、5区で勝負を決め、6区で逃げる。そんなオーダーを組んでくるのではないかなと予想します。

 

とりあえず個人的な希望も含めながら区間予想をしてみました。賛否両論あると思いますが、あくまで個人的な意見です(笑)

 今年の出雲駅伝は関東の大学に留学生がおらず、最終区での簡単な逆転などもないため、日本人同士の接戦が繰り広げられることが予想されます。各大学の力も拮抗していますので、今までの出雲駅伝の中でも史上まれにみる大混戦ということも考えられ、非常に楽しみです!

第94回箱根駅伝予選会エントリー発表! 大東文化が万全!2年連続トップ通過候補

箱根駅伝予選会のエントリーが発表されました。貯金が期待できるような選手の漏れはありませんが、万全の状況でエントリーされているのか、または怪我を抱えた状況でエントリーされているのかなどはわかりません。とりあえず簡単にエントリーの感想です。

 

メンバーはこちらを見てください↧↧↧

 

http://www.kgrr.org/event/2017/kgrr/94hakone-yosenkai/94_yosenkai_entry.pdf

 

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

帝京大学

 

期待のルーキー小野寺選手のエントリー漏れこそありましたが、上級生を中心に万全のエントリーと言えるでしょう。もともと予選会に合わせるのは上手いですし、気象条件にも左右されるチームではないのでエントリーを見る限りで落ちることはないでしょう。

 

創価大学

 

大舞台で強さを発揮することが出来る米満選手がエントリーから漏れたのは少し痛い。また、昨年の予選会で好走した吉留選手、箱根駅伝5区を走った江藤選手がエントリー漏れ。ムイル選手で貯金が見込めるとはいえ、少し予定よりは苦しい戦いになりそうです。

 

大東文化大学

 

エントリーを見る限りでは万全のエントリーです。日体大記録会の10000mを見ていても仕上がりも良さそうなので、昨年同様にトップ通過候補でしょう!

 

拓殖大学

 

昨年チーム予選会3番目の苅田選手がエントリー漏れしていますが、手堅い選手はしっかりとエントリーされています。西選手、馬場選手、戸部選手、デレセ選手がしっかりと走ることが出来れば問題ないかと思います。

 

上武大学

 

箱根駅伝を走った田中選手はエントリーから漏れていますが、現状ではベストメンバーが組めたのではないでしょうか。記録会を見ていても仕上がりは良さそうで、予選会に対する戦術もしっかりと立てられている大学ですので、昨年同様、通過にしっかりと絡んできそうです。

 

國學院大學

 

昨年から抜群の安定感を見せていた熊耳選手がエントリー漏れしたのは少し痛いです。昨年は向井選手がエントリーされるも当日走らないなど主力選手が当日外れるパターンがありますので、現状では何とも言えませんが、落ちる戦力ではありませんので、油断さえなければ大丈夫でしょう。

 

山梨学院大学

 

市谷選手、古賀選手、井上選手がエントリー漏れ。しかし、ニャイロ選手がおり、上田選手、永戸選手もいますので、予選落ちすることはまずないでしょう。ただ、昨年のチームと比べると戦力的にはやや落ちるか。

 

明治大学

 

末次選手を筆頭に4年生は誰もエントリーされず。3年生以下でも十分戦力は整っており、予選落ちすることはまずないと思います。ポイントはエースの坂口選手がしっかりと走れるかどうかですかね。

 

日本大学

 

町井選手、加藤選手、箱根駅伝を経験した石垣選手、期待のルーキーだった竹元選手がエントリー漏れしました。現状でしっかりと走れているメンバーは入っていますが、やや厳しいか。しっかりとした戦術を立てて、ニャイロ選手の貯金を活かすことが突破への道となるか。

 

国士舘大学

 

しっかりと走れそうなメンバーは外れておらず、現状ではまずまずだと思います。ポイントはエース住吉選手がどれだけ貯金を作れるかとギトンガ選手が未知数なところだと思います。

 

中央大学

 

二井選手、安永選手が外れていますが、距離適性などを考えても大きな痛手にはなっていないと思います。良いエントリーが出来ていると思いますので、4人エントリーされている1年生が鍵となるか。

 

城西大学

 

酒井選手がエントリーから外れていますが、日体大記録会でしっかりと走れている調子の良い選手がエントリーされた印象です。戦力的には落ちることはないはずなので、あとは油断しないことだと思います。

 

東京国際大学

 

荒井選手、佐藤選手、鈴木(正)選手がエントリー漏れ、留学生で貯金が見込めるとは思いますが、中堅クラスが少し厳しいか。昨年度は完全に調整があっていない感じがしたので、今年は万全で調整をしてくるはず。ボーダーにギリギリ食い込めるかという状況か。

 

エントリーだけを見た感じでのグループ分け

 

通過確実A

帝京大学

大東文化大学

 

通過確実B

明治大学

山梨学院大学

 

通過濃厚C

拓殖大学

國學院大學

城西大学

 

通過激戦D

創価大学

上武大学

日本大学

国士舘大学

中央大学

東京国際大学

 

戦力だけではなく、予選会へのピーキングなども考慮して、グループ分けさせてもらいました。通過確実が2つあるのは、A上位通過候補、B上位通過ではなくても通過は間違いないだろうという形で2つに分けています。

正直、当日の気象条件や現在のチーム状況などエントリーからでは読み取れないことばかりですが、勝手に書かせていただきました。

 

また、近くなったら順位予想を書かせていただきたいと思います。